ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2005

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2005(ドイツ語: Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker 2005)は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による2005年ニューイヤー・コンサート。指揮者はロリン・マゼールが務めた(11回目 最後)。

概要[編集]

演奏曲目[編集]

第1部[編集]

  • インディゴ行進曲 Op.349(ヨハン・シュトラウス2世
  • ポルカ・マズルカ「上流社会」Op.155(ヨハン・シュトラウス2世)
  • ワルツ「楽しみを追う人たち」Op.91(ヨーゼフ・シュトラウス
  • ポルカ・フランセーズ「冬の愉しみ」Op.121(ヨーゼフ・シュトラウス)
  • ポルカ・マズルカ「モダンな女」Op.282(ヨーゼフ・シュトラウス)
  • ワルツ「千夜一夜物語」Op.346(ヨハン・シュトラウス2世)
  • ポルカ・シュネル「インドの舞姫」Op.351(ヨハン・シュトラウス2世)

第2部[編集]

アンコール[編集]

エピソード[編集]

  • 第2部冒頭の「美しきガラテア」序曲の演奏後に、ウィーン・フィル楽団長クレメンス・ヘルスベルクによるスマトラ島沖地震を悼むスピーチが行われ、ウィーン・フィルからペットボトルのミネラル・ウォーター500本を被災地に贈ることが発表された。
  • 指揮者ロリン・マゼールは第2部のピツィカート・ポルカと「ウィーンの森の物語」でヴァイオリン・ソロを披露している。

備考[編集]

  • コンサートの模様が完全収録されたCDおよびDVDが、2005年春にユニバーサルから発売された。なお、ロリン・マゼールは1980年以来、11回にわたってニューイヤー・コンサートに出演し、当日の演奏を収めたLPCDも8点が商品化されているが、映像については今回が唯一の商品化である。