アルファ (エイジアのアルバム)

アルファ
エイジアスタジオ・アルバム
リリース
録音 1983年2月-5月
ジャンル プログレッシブ・ロックポップ・ロック
時間
レーベル ゲフィン・レコード
プロデュース マイク・ストーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 6位(米国・ビルボードチャート
  • 5位(英国・オフィシャルチャート)
  • 4位(日本・オリコンチャート
  • ゴールドディスク
  • 100万枚(米国・RIAA
  • エイジア アルバム 年表
    詠時感〜時へのロマン
    (1982年)
    アルファ
    (1983年)
    アストラ
    (1985年)
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    アルファ』(Alpha)は、1983年に発表されたエイジアのセカンド・アルバム。前作『詠時感〜時へのロマン』(1982年)による全米第1位の大ヒットに続き、本作もヒットを記録したが、前作ほどの巨大なセールスをあげることはできなかった。

    概要[編集]

    ミュージックテープカセット)のアルバムの方がLPレコードより1曲(「Daylight」)多く収録されている。これは前作でLPを録音した海賊版があまりに出回ったためと説明されている。1980年代のアメリカではレコードよりミュージック・テープの方がよく売れていた。レコードでこの曲を聴くためには「ドント・クライ」のシングル(B面に収録)を買うしかなかった。

    メンバーはデビュー時と変わらず、音楽性も前作の成功を踏襲している。よりポップでキャッチーな作風が展開され、ほとんどプログレッシブ・ロックの面影はない。シングルでは「ドント・クライ」と「偽りの微笑み」がヒットした。スティーブ・ハウの曲が採用されず、ギターの音が前作に比べて控えめになっている。

    しかし、エイジアにとっては本作が最後のヒットになり、その後はメンバー・チェンジなどが激しくなり、バンドは不安定な状態に入る。

    収録曲[編集]

    All tracks are written by John Wetton and Geoff Downes(特記を除く)

    サイド1:Alpha[編集]

    1. ドント・クライ - "Don't Cry"
    2. 偽りの微笑み - "The Smile Has Left Your Eyes" (Wetton)
    3. ネヴァー・イン・ア・ミリオン・イヤーズ - "Never In A Million Years"
    4. マイ・オウン・タイム - "My Own Time"
    5. ザ・ヒート・ゴーズ・オン - "The Heat Goes On"

    サイド2:Beta[編集]

    1. 悲しみの瞳 - "Eye To Eye"
    2. 時の旅人 - "The Last To Know"
    3. トゥルー・カラーズ - "True Colors"
    4. ミッドナイト・サン - "Midnight Sun"
    5. 永遠の輝き - "Open Your Eyes"

    カセット版 ボーナストラック(LP未収録)[編集]

    1. デイライト - "Daylight"

    2014年リマスター盤(UICY-40059)ボーナストラック[編集]

    1. デイライト - "Daylight"
    2. ライイング・トゥ・ユアセルフ - "Lying to Yourself" (Wetton , Howe)

    パーソネル[編集]

    エイジア[編集]

    技術スタッフ[編集]

    • マイク・ストーン (Mike Stone) – プロデュース、エンジニアリング、レコーディング、ミキシング
    • ポール・ノースフィールド (Paul Northfield) – エンジニアリング、レコーディング、ミキシング
    • ロジャー・ディーン (Roger Dean) – カヴァー・デザイン

    脚注[編集]

    出典[編集]