ぼくの伯父さんの休暇

ぼくの伯父さんの休暇
Les Vacances de Monsieur Hulot
 ロケに使われた「サン・マルク・ホテル」
監督 ジャック・タチ
脚本 ジャック・タチ
出演者 ジャック・タチ
ナタリー・パスコーフランス語版
ルイ・ペロー
アンドレ・デュボワ
音楽 アラン・ロマンフランス語版
配給 日本の旗日本ヘラルド映画
公開 フランスの旗 1953年2月25日
日本の旗 1963年8月3日
上映時間 88分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
英語
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ぼくの伯父さんの休暇』(ぼくのおじさんのきゅうか、フランス語: Les Vacances de Monsieur Hulot, 英語: Monsieur Hulot's Holiday, Mr. Hulot's Holiday)は、1953年フランス映画

概要[編集]

コメディアンであり映画監督であるジャック・タチの当たり役「ユロさん英語版」を自作自演したシリーズ作。

海辺の避暑地にやって来てバカンスを楽しむユロ氏が、行く先々で珍妙な騒動を巻き起こす。ストーリーらしいストーリーは存在せず、いわゆる「スケッチ・コメディー」(ポートレイト・ムービー形式のコメディ)に仕立てている。フランス人らしいエスプリの効いたコメディ作品である。

なお、原題を直訳すると「ユロ氏の休暇」となり、伯父さんとの表現は出て来ない(本編中にもそのような言及は無い)。 邦題がこのようになったのは、この後に公開された監督出演長編3作目『ぼくの伯父さん』の方が日本では先に公開されたため。

受賞[編集]

ランキング[編集]

  • 1967年 「映画史上のコメディ・ベスト10」第4位(カナダオッタワの映画保存協会が世界40か国の批評家のアンケートにより選出。)[1]

小説版の訳書[編集]

  • 『ぼくの伯父さんの休暇』(1958年に小説化)
ジャン=クロード・カリエール文、ピエール・エテックス
日本語版は小柳帝訳で、1995年にリブロポート、2004年に中央出版、2008年に中公文庫で再版された。
ジャン=クロード・カリエール文、ピエール・エテックス 絵・小柳帝訳、中央出版 2022

脚注[編集]

  1. ^ 小林信彦「第四部 幼年期の終り 第二章 フリドニア讃歌」『世界の喜劇人』新潮社、2016年3月18日。 

外部リンク[編集]