+Lhaca
開発元 | 村山富男 |
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最新版 | |
対応OS | Windows |
種別 | アーカイバ |
ライセンス | フリーウェア |
公式サイト | +Lhaca |
+Lhaca(ラカ)とはMicrosoft Windowsで動作するLhasa系の圧縮解凍ソフトウェアである。
DLLが不要であり解凍だけでなく圧縮もドラッグ&ドロップ操作で可能となっているため、インストールや使用時の操作が簡素である。また多くのパソコン関連雑誌、書籍の付録CD-ROMにも収録された実績もある。
バリエーション[編集]
+Lhacaにはいくつかのバリエーションがある。
- +Lhaca 0.7x系
- LHAとZIPに機能を特化した、シンプルでバイナリも小さいもの。
- +Lhaca 0.9x系(機能拡張版)
- 0.7x系に自己解凍形式の生成、パスワード付きZIPなどに対応したもの。
- +Lhaca 1.2x系(デラックス版)
- 0.9x系にCAB、GZ、Z、BZ2、TAR、TGZ、TAZ、TBZ、JAR、ARJ、RARの解凍、CAB、TGZ、TBZ、TARの圧縮などを追加したもの。
バッファオーバーフロー問題[編集]
+Lhaca 1.20にバッファオーバーフローによる脆弱性が発見された[1]。これを利用してアタックするLHAファイルの実在も確認されている。その後、これを対策した1.23が2007年7月13日にリリースされた。翌日、2007年7月14日に0.7系や0.9系に同様の問題に対策されたバージョン0.76と0.97がリリースされた。+Lhaca公式サイトにて配布されている全ての+Lhacaはバッファオーバーフローの脆弱性の問題に対策済みとの発表がされている。
なおLhaplusにも同様と思われるバッファオーバーフローが存在した[2]が、2007年11月21日にリリースされた1.56ですでに対策されている。