DIABOLOS

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DIABOLOS
Gacktスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル 日本クラウン
プロデュース Gackt
チャート最高順位
Gackt アルバム 年表
Love Letter
(2005年)
DIABOLOS
(2005年)
12月のLove songs 〜COMPLETE BOX〜
(2006年)
『DIABOLOS』収録のシングル
  1. BLACK STONE
    リリース: 2005年4月27日
  2. Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜
    リリース: 2005年5月25日
  3. 届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…
    リリース: 2005年8月10日
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DIABOLOS』(ディアボロス)は、2005年9月21日に発表されたGacktの6枚目のフルアルバム

概要[編集]

Gacktのコンセプトアルバムとして4作目となるアルバムであり、舞台は中世の頃とされている。[1]

21stシングル「BLACK STONE」から、23rdシングル「届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…」までの5曲(22ndシングル以外のシングルのカップリング曲含む)と、他6曲を収録(1曲目の「Misty」はインストゥルメンタル)[2]

全曲が『Gackt Live Tour 2005 DIABOLOS ~哀婉の詩~』にて上演されており、この世界観を余す所なく表現している。

DIABOLOSとはラテン語悪魔を意味するがGacktは端的な悪魔ではなく人間の闇の部分(妬み、恨みなど負の感情)を悪魔と言う言葉で表現している(このアルバムのジャケットでは悪魔に扮したGacktが人間の仮面を外した画になっている)。

CDのアートワークでは、Gackt本人がそのアルバムに登場してくる様々な人物を演じている[3]

収録曲[編集]

CD
全作詞・作曲: Gackt.C、全編曲: Gackt.C・chachamaru
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Misty」Gackt.CGackt.C
2.「Farewell」Gackt.CGackt.C
3.NoesisGackt.CGackt.C
4.AshGackt.CGackt.C
5.MetamorphozeGackt.CGackt.C
6.「Dispar」Gackt.CGackt.C
7.「Future」Gackt.CGackt.C
8.Black StoneGackt.CGackt.C
9.「Storm」Gackt.CGackt.C
10.「Road」Gackt.CGackt.C
11.届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…Gackt.CGackt.C
合計時間:
  1. Misty
    インストゥルメンタル。なお、インスト曲で始まるのは、3rdアルバム『MOON』の「Noah」以来、2作品ぶりである。
  2. Farewell
    前曲とほんの僅かではあるが音が繋がっている。
  3. Noesis
    23rdシングル「届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…」のカップリング。ここからシングル曲が3曲続く。
  4. Ash
    21stシングル「BLACK STONE」のカップリング。
  5. Metamorphoze
    22ndシングルの表題曲。 サブタイトルである「〜メタモルフォーゼ〜」の表記が消されている。
  6. Dispar (3:27)
    後に、ベストアルバム『BEST OF THE BEST vol.1 -MILD-』にも収録された。
  7. Future
  8. Black Stone
    21stシングルの表題曲。本作に収録されているシングル曲の中で最も古い楽曲。最初の文字以外小文字表記されている。
  9. Storm
  10. Road
  11. 届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…
    23rdシングルの表題曲。

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 本人曰く「今までやってきたコンサート「上弦」「下弦」とか、「MOON CHILD」とか、小説の「レクイエム」とかはその物語の四章に渡る部分で、今回のアルバムの基軸となっているのは、ちょうど二章から三章の間、年代は1600年前後ぐらいが中心となっていて、そこから近代まで入っている。」とのこと。mint's 2005年vol.2号より
  2. ^ 今作のテーマの一つとして、「記憶」というキーワードがある。これは時代が変わってもその想いといったものは変わらないというような意味を持っており、それを表すため収録曲の中には1章や4章に近い時代を表した楽曲も存在している。
  3. ^ アートワークでは中世の頃が中心とされている。また「闇の住人」や「使途」といったキーワードや3rdアルバム『MOON』や4thアルバム『Crescent』で出ていた「ヴァンパイア」の発祥の経緯も僅かながら知ることが出来る。