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真理値(しんりち、英: truth value)は、命題論理などの命題の真偽を示す値である。英語のTrueとFalseから、真に対してT、偽に対してFという記号をあてることもある。論理値 (logical value) も同じ。排中律に則った古典論理(2値論理)では真か偽かの二値(バイナリー)をとることから真偽値ともいうが、非古典論理などで多値論理における「真らしさ」の値も(真と偽以外の値にもなる)真理値である。
コンピュータプログラミング言語などのデータ型では、真理値のような型として真理値型(真偽値型、ブーリアン型などとも)があるものがある[注釈 1]。関係演算子の結果などがブーリアン型であり、さらに論理演算子などで組み合わせることができ、それをif文などの制御構造や、条件演算子などで使用できる。
関連項目[編集]
- ^ 無いものもある。Rubyでは、
true
はTrueClass
、false
はFalseClass
だが、共通の直接の親クラスとなるBoolean
のようなクラスは無い。C言語では(C99では追加されたが)伝統的にはintで代用される。