義和団

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義和団
義和団の乱に参加
義和団の旗
活動期間 1890年1901年
活動目的 扶清滅洋
構成団体 中国人
指導者 曹福田張徳成など
本部 山東省
活動地域 中国
兵力 50,000人〜100,000人
上位組織 白蓮教
前身 大刀会
後継 抗日パルチザン[要出典]
関連勢力
敵対勢力 八カ国連合軍
戦闘 義和団の乱
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義和団(ぎわだん)は、中国清朝末期に山東省農民などが起こし、義和団の乱を引き起こした秘密結社である。

概要[編集]

義和団は白蓮教の流れを汲んでいたといわれている。義和拳という拳法によってにも傷つけられない神力を得ることができると説き、民衆や遊侠の人々に広がった。山東地方で外国人やキリスト教宣教師を襲撃しながら次第に大きな集団となり、ついに1900年には北京に集結して蜂起し、義和団の乱となった。背景には、当時の華北黄河流域で、たびたび洪水が起き、民衆生活に大きな犠牲が出ているにもかかわらず、清朝が無策であったことも挙げられる。

スローガンは「扶清滅洋」で「清朝を扶(たす)け、西洋人を撃滅する」という意味である。

注釈[編集]