磐船大神社(いわふねだいじんじゃ)は、大阪府南河内郡河南町平石にある神社。神木の栂(とが)にちなみ、栂の宮(とがのみや、「樛宮」とも書く)とも呼ばれる。境内には、舟の形をした岩が48個あるといわれており、磐船、浪石、燈明岩などの巨岩・奇岩を見ることができる。磐船神社ともいう。
- 旧事記天孫本記に「饒速日命(にぎはやひのみこと)十種のみたからを奉じ、天磐船に乗りて河内国河上の哮峰(たけるがみね)に天降り給う」とあり、これに由来すると思われ、古い時代は山を神体として崇めてきた。
- 江戸時代、高貴寺の慈雲が、葛城神道をひろめるにあたり、道場として社殿を建立した。
- 明治初年、神仏分離により、高貴寺と分離され、磐船大神社となった。
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