石山洋

ウィキペディアから無料の百科事典

石山 洋(いしやま ひろし、1927年7月21日 - 2016年1月16日)は、日本の図書館学者、地理学者、科学史家。

人物[編集]

東京府豊多摩郡(現中野区)出身。

1951年東京大学理学部地理学科卒、最高裁判所図書館勤務。1952年国立国会図書館上野図書館勤務、1959年国立国会図書館勤務。1982年丹羽賞学術賞受賞。

1953年に、朝倉治彦と共に上野図書館の木造倉庫で江戸時代の蘭書3600余冊を発見し、これが翌年の「蘭学資料研究会」の発足につながった[1]。 雑誌記事索引のオンラインデータベース化に尽力した[2]

2016年1月16日に死去したことが告知された[3]。88歳没。没後に日本政府から従四位に追叙[4]

共編著[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 蘭学資料研究会の思い出”. 国会図書館デジタル版(インターネット公開). 2020年6月21日閲覧。
  2. ^ 『現代日本人名録』
  3. ^ 【訃報】石山洋さん【1/26】 図書館情報学 橘会公式Facebook 2016年1月20日付
  4. ^ 官報』第6717号 11頁「叙位・叙勲」