天秤 (ミシン)
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天秤(てんびん)は、ミシンの部品の一つである[1][2]。上糸を引き上げる働きをする部品となっている[1]。1872年にウィラー・ウィルソン社が発明した[2]。直線本縫いミシンでは、頭部の基本機構は「針棒」「かま」「天秤」「送り」から構成されている[2]。ミシンのセットのときには、針を上げることで、天秤に糸が掛けられるようになる[3]。ループが大きくなると、天秤を下に下げることで、上糸に余裕を持たせる働きが働く[1]。また、ループが内釜を抜けと、上糸が余るため、天秤を上げることで上糸が引き上げられる[1]。