土黒村

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ひじくろちょう
土黒町
廃止日 1956年9月1日
廃止理由 新設合併
多比良町土黒村国見町
現在の自治体 雲仙市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,244
国勢調査、1955年)
隣接自治体 島原市、雲仙市多比良町千々石町神代村西郷村
土黒町役場
所在地 長崎県雲仙市土黒町乙
座標 北緯32度52分28秒 東経130度18分08秒 / 北緯32.87436度 東経130.30233度 / 32.87436; 130.30233座標: 北緯32度52分28秒 東経130度18分08秒 / 北緯32.87436度 東経130.30233度 / 32.87436; 130.30233
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土黒村(ひじくろむら)は、長崎県島原半島にかつて存在した南高来郡の村。1956年(昭和31年)に東隣[1]多比良町と合併し、国見町となった。

現在の雲仙市国見町の中部、土黒地区にあたる。

地理[編集]

島原半島の北部に位置する。「土黒」の地名は、地内の土壌が黒色を帯びている事による[2]

  • 山:九千部岳、鳥甲山
  • 河川:土黒川(浜の田川)、土黒西川(西ノ川)、倉地川

沿革[編集]

地名[編集]

を行政区域とする。土黒村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。
なお、土黒村では名の名称を十干に置き換えて表記する。

  • 甲 / 下原名(しもばる)[3]
  • 乙 / 川原田名(かわらだ、かわんた)
  • 丙 / 尾茂名
  • 丁 / 今出名(いまいで)
  • 戊 / 篠原名
  • 己 / 宮田名(みやだ)
  • 庚 / 八斗木名(はっとぎ)

交通[編集]

鉄道[編集]

村域を島原鉄道線が通るが、駅は設置されていない。

名所・旧跡[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1956年6月1日
  2. ^ 角川日本地名大辞典42 長崎県「土黒」
  3. ^ 『長崎県南高来郡町村要覧.上編』のうち「土黒村」の頁では、北下原名・南下原名の2名に分けて記載されている。
  4. ^ 土黒川のオキチモズク発生地 長崎県の文化財

関連項目[編集]