中江玉桂 ウィキペディアから無料の百科事典 中江 玉桂(なかえ ぎょっけい、生没年不詳)は明治時代の女性浮世絵師。 来歴[編集] 武内桂舟の門人。本名は中江とき。桂舟に師事し『読売新聞』において尾崎紅葉の作品のコマ絵を描いている。広告や記録においては玉桂の名が見られるが、直筆のサインは見られない。「日本女子百傑」の楠正行之母の口絵があったようであるが未見。 作品[編集] 「町医者」 口絵 村井弦斎作 春陽堂 明治31年 「桑の弓」 口絵 村井弦斎作 春陽堂 明治31年 参考文献[編集] 山田奈々子 『木版口絵総覧』 文生書院、2005年