ベル・アイル・パーク市街地コース

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アメリカ合衆国の旗ベル・アイル・パーク市街地コース
概要
所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ミシガン州ベル・アイル・パーク
座標 北緯42度20分10秒 西経82度59分44秒 / 北緯42.33611度 西経82.99556度 / 42.33611; -82.99556
営業期間 1992年-
主なイベント インディカー・シリーズ
IMSA スポーツカー選手権
CART, ALMS, グランダム
グランプリコース(2013-)
使用期間 1998-2001年, 2013年-
コース長 3.798km (2.36マイル)
コーナー数 14
ラップレコード 1:14.2062 (2017年
アメリカ合衆国の旗ジョセフ・ニューガーデン
チーム・ペンスキーインディカー
グランプリコース(-2012)
使用期間 1992-1997年, 2007-2012年
コース長 3.379km
コーナー数 14
ラップレコード 1:11.461 (1997年
スコットランドの旗ダリオ・フランキッティ
ホーガン・レーシングCART
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ベル・アイル・パーク市街地コースRaceway at Belle Isle)は、アメリカ合衆国ミシガン州ベル・アイル・パークにある市街地コース

1992年から2001年まではCARTが、2007年から(2009年から2011年を除く)インディカー・シリーズによってデトロイト・グランプリが開催された。

概要[編集]

1991年までデトロイト市街地コースCARTが開催された。その後1992年から経済的な理由でベル・アイル・パークに仮設される市街地コースに移った。その後CARTは、観客のアクセスが悪く、パドックのスペースが限られており、ルートが狭すぎるため、このコースは持続不可能であるとみなした為、2001年限りで終了した。

ロジャー・ペンスキーが、2007年からのインディーカー・シリーズと、アメリカン・ル・マン・シリーズの開催に尽力しこの年からの開催が実現した。その後2009年~2011年の中止はあったが[1]、2012年から2022年までベル・アイル・パークでのレースが続けられた[2]

コースレイアウト[編集]

コースはスタートとフィニッシュラインのあるフロントストレッチに始まり、この場所はイン側からオーバーテイクするのに恰好のポイントである。橋を越えて第2ターンを抜けた後、180マイルを超えるスピードに至るストレートを駆け抜ける。そしてシャープな第3ターンに入る前にハードなブレーキングをし、サーキットで最もテクニカルなターンを通過する。ここは路面がアスファルトからコンクリートに変わる部分で、とても滑りやすい[3]

続いての緩やかな右カーブを描く第4ターンを抜け、そこからシャープな左コーナーである第5ターンを通過して、グランドスタンド前に出る。それから速く滑りやすい右カーブの第6ターンを通過する。

デトロイト川に沿った2100フィートのバックストレッチで、車は170マイル以上のスピードに達する。このバックストレッチの終わりは、もう一つのオーバーテイクゾーンで、それから第7ターンを通過し、壁にギリギリにまで近づくラインを取りながら馬蹄形のカーブを描く第8、第9、第10の複合ターンを通過する。

シャープな右カーブを描く第11ターンに入り、トリッキーで注意を要する第12ターンに入る。そして第13ターンで軽くブレーキをかけながら通過し、フロントストレッチでの勢いを維持する[3]

脚注[編集]

  1. ^ “Detroit IndyCar race no-go for 2009”. indystar.com. (2008年12月18日). オリジナルの2013年1月4日時点におけるアーカイブ。. https://archive.today/20130104102202/http://www.indystar.com/article/20081218/SPORTS0107/81218065 2008年12月18日閲覧。 
  2. ^ “City Council OKs Detroit Grand Prix request”. espn.com. (2011年9月20日). http://espn.go.com/racing/story/_/id/6998042/city-council-oks-detroit-grand-prix-request 2011年9月20日閲覧。 
  3. ^ a b INDYCAR 第6戦】ベル・アイル・パーク市街地コースのバーチャル・ラップ”. レスポンス. 2013年5月30日閲覧。

外部リンク[編集]