WS007SH

ウィルコム W-ZERO3 [es] (WS007SH)
W-ZERO3 [es](WS007SH) 通常時
W-ZERO3 [es](WS007SH) キーボード引き出し時
キャリア ウィルコム
製造 シャープ
発売日 2006年7月27日
概要
OS Windows Mobile 5.0 for Pocket PC
CPU インテル PXA270 プロセッサ 416MHz
音声通信方式 W-SIMに依存
データ通信方式 W-SIMに依存
形状 スライド式
サイズ 135 × 56 × 21 mm
質量 175 g
連続通話時間 3.5時間
連続待受時間 500時間
充電時間 3.5時間
外部メモリ miniSD
日本語入力 Microsoft IME
ATOK+APOT
赤外線通信機能 なし
Bluetooth 拡張可能
ワンセグ 拡張可能
備考 USBホスト機能対応、パソコン用USB接続通信モデム機能対応
メインディスプレイ
方式 タッチパネルモバイルASV液晶
解像度 640×480(VGA)
サイズ 2.8インチ
表示色数 65536色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約131万画素CMOS
機能 マクロ撮影/QRコード対応
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ブラック
ホワイト
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

WS007SHシャープが開発し、ウィルコム向けに供給される携帯情報端末スマートフォン)、PHS。通称W-ZERO3 [es](ダブリュ・ゼロスリー・エス)。

概要[編集]

W-ZERO3シリーズの1つ。WS003SHに対する「大き過ぎる」「通話するのに違和感がある」などの意見を踏まえ、液晶のサイズを2.8インチに抑えると共に通話ダイヤル用テンキーを搭載し、スタイルもより"一般的な携帯電話"に近いモデルとして2006年7月27日に発売された。[es](エス)とは後にラテン語で「イド」と訳された心理学用語で「自我(本能的な欲求)」を意味し、「本能的にほしくなるもの」というメッセージを込めているという[1]

WS003SH/WS004SHで内蔵されていた無線LAN機能は省かれた一方、SDIOUSBホスト機能対応に対応しており、様々な拡張が可能となった。SDIOはminiSDタイプのBluetoothカードや無線LANカードなどに対応している。USBホスト機能を使って外部キーボードやリムーバブルディスクなどが使用できるほか、専用オプションのチューナーを接続することでワンセグの視聴も可能。また、通信中着信に対応したほか、非操作時の画面タップやボタン操作を無効化するキーロック機能が独立したスライドスイッチで行うように変更され、扱い易さが向上した。

ソフトウェアは、Adobe Flashに対応したOpera for W-ZERO3ATOK、シャープ製メーラー「W-ZERO3メール」などが新たにプリインストールされ、ダイヤルキーによる文字入力や予測変換などを使って、より携帯電話に近い操作が可能になっている。

2006年11月16日には名刺リーダ機能や、一般の携帯電話のような構成のメニューで操作できるホームメニューを追加したファームウェアがインストールされた“W-ZERO3 [es]” Premium version(WS007SHP)が発売された[2]。なお、従来のW-ZERO3 [es]用に、同等の機能を備えたファームウェアアップデートが公開されている。

2007年6月7日には後継機としてAdvanced/W-ZERO3 [es](WS011SH)が発表された。

沿革[編集]

  • 2006年7月4日 - W-ZERO3 [es]発表
  • 2006年7月27日 - W-ZERO3 [es]発売
  • 2006年11月1日 - “W-ZERO3 [es]” Premium version発表
  • 2006年11月16日 - “W-ZERO3 [es]” Premium version発売

脚注[編集]


関連項目[編集]

外部リンク[編集]