VACANCY (柳ジョージのアルバム)

『VACANCY』（ヴェイカンシィ）は、日本のロックミュージシャンである柳ジョージが、1983年6月29日にワーナー・パイオニア / Atlantic Recordからリリースした2枚目のオリジナル・アルバムである。

解説[編集]

キャッチコピーは『どの曲を聴いても、あいつの「優しい、男の目」が浮かんでくる。マイッタな、こりゃ。』^{[注釈 1]}。

1982年に発売された『GEORGE』以来約1年ぶりとなるオリジナル・アルバム。

2017年にSHM-CD仕様で再発売され、ボーナス・トラックとして、先行シングルである「ランナウェイ (悲しき街角)」のシングルバージョンが収録されている^[1]。

収録曲[編集]

LPレコード盤[編集]

CD盤[編集]

2017年盤[編集]

楽曲解説[編集]

1. ランナウェイ (悲しき街角)
   • 先行シングル。今作は、デル・シャノンが発表したオリジナルヴァージョンで歌唱されている。
2. 遥かなる夢
3. さらばマイ・ユースフル・タウン
4. ムーンライト・アップ・ザ・ナイト
   • 柳ジョージ&レイニーウッドが1978年に発表したアルバム『Weeping In The Rain』^[3]に収録されている楽曲「When The Moonlight Up The Night」のセルフカバー。
5. リトル・チャイルド
6. ヴェイカンシィ (空部屋)
7. キャッシュ・オン・デリバリー (C.O.D.)
8. 俺はD.T.'S
   • タイトルの「D.T.'S」は、Delirium Tremensの略称で^[4]、ライナーノーツにも同様の脚注が記載されている。
9. クロスアイド・ウーマン
   • シングル「ランナウェイ (悲しき街角)」のカップリング曲。
   • 柳ジョージ&レイニーウッドが1978年に発表したアルバム『Time in Changes』^[5]に収録されている楽曲のセルフカバー。
10. ネバダ

ボーナス・トラック[編集]

11. ランナウェイ (悲しき街角)〈シングル・日本語ヴァージョン〉
    • 先行シングル。
    • MBS系-シリーズ水曜の女『擬装結婚』^[6]主題歌

参加ミュージシャン[編集]

THE BAND OF NITE FAMILY[編集]

• Vocal & Acoustic Gutar : 柳ジョージ
• Drums : 野口明彦
• Acoustic & Electric Guitars : 知久光康 (J-WALK)
• Electric & Side Guitars : 近藤敬三 (J-WALK)
• Bass Guitars : 長島進 (J-WALK)
• Synthesizer Emulator & Hammond Organ : 杉田裕 (J-WALK)
• Drums : 田切純一 (J-WALK)
• Backing Vocal : 中村耕一 (J-WALK), 山根麻衣, J-WALK

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

• ワーナーミュージック・ジャパンによる紹介ページ
  • VACANCY（SHM-CD）

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