Timing (曲)

Timing
ブラックビスケッツシングル
初出アルバム『LIFE
リリース
規格 8cmCD
ジャンル J-POP
時間
レーベル BMG JAPAN
作詞・作曲 詞:森浩美&ブラックビスケッツ
曲:中西圭三&小西貴雄
プロデュース ブラックビスケッツ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位(通算2週、オリコン
  • 1998年5月度月間3位(オリコン)
  • 1998年6月度月間5位(オリコン)
  • 1998年7月度月間11位(オリコン)
  • 1998年度年間4位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング88位
  • ブラックビスケッツ シングル 年表
    STAMINA
    1997年
    Timing
    1998年
    Relax
    (1998年)
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    『Timing』(タイミング)は、ブラックビスケッツの2枚目のシングル。

    1998年平成10年)4月22日BMG JAPAN[注釈 1]から発売。

    概要[編集]

    日本テレビ系『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』内で結成されたユニット・ブラックビスケッツ最大のヒット曲であり、番組内で企画されたシングルCDの中でも最大の売上を記録した。ウリナリで行われたポケットビスケッツとのシングル発売を賭けたガソリンすごろく対決に勝利して発売された作品である[注釈 2]ミュージック・ビデオアメリカ合衆国ニューヨークで撮影され、ロケ地の一つに、撮影から3年後の2001年に発生したアメリカ同時多発テロ事件で壊滅した ワールドトレードセンターの展望デッキも使用された。

    出荷枚数約200万枚、オリコンでの累計売上は約148万枚。2020年2月時点において歴代シングルランキング88位。メンバーのビビアン・スーの母国、台湾で「時機」というタイトルで販売、台湾の音楽ランキングで週間1位を記録。

    1998年(平成10年)12月31日、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ・スペシャルバントとして出場した『第49回NHK紅白歌合戦』では「POWER & Timing 大晦日MIX」の中で歌唱された。

    2011年(平成23年)2月、ビビアンが出演していた「スリムビューティハウス」のCMソングとして、ビビアンのソロ・ヴァージョンの当該曲が使用される。オリジナル・ヴァージョンと異なり、スローテンポのバラードに変えられた。

    2016年(平成28年)7月から放送されたアニメ「ReLIFE」第3話のエンディング・テーマにも起用された。

    2021年令和3年)末にカバーしたKlang Ruler版が、2022年(令和4年)4月頃よりTikTok上で流行し[1][2]、これが同年12月のブラックビスケッツ20年ぶりの復活のきっかけともなった。

    2022年(令和4年)12月3日、日本テレビ「日テレ系アーティストの祭典 ベストヒット歌謡際」で、ブラックビスケッツが約20年ぶりに復活。『Timing』を含むメドレーを披露[3]

    2022年(令和4年)12月11日、ビビアン・スーがゲスト出演した『おしゃれクリップ』では、メンバーの天山ひろゆきこと天野ひろゆきが歌詞について言及しており、作詞した森浩美との会話の中で南原清隆が「ビビアンは全然流れも関係無く急にボソッと何か一言言ってタイミング悪いんだけど、みんなを和ませて笑いになったりするんだよね」と発言したことが歌詞のヒントになっていると語った[4]

    2023年(令和5年)12月31日、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツとして25年ぶり2回目の出場となった第74回NHK紅白歌合戦では「YELLOW YELLOW HAPPY~Timing」の中で歌唱された[5]

    収録曲[編集]

    1. Timing
      作詞:森浩美&ブラックビスケッツ、作曲:中西圭三&小西貴雄、編曲:小西貴雄
      1stアルバム『LIFE』収録。
    2. Timing(オリジナル・カラオケ)

    収録曲(台湾盤)[編集]

    1. 時機
      中国語詞:VIVIAN HSU & A TEAM
      ビビアン・スーのアルバム『絶対収蔵徐若瑄』に収録。
    2. 時機(REMIX)
      Remix:佐藤雅彦
      1stアルバム『LIFE』に収録。
    3. 時機(オリジナル・カラオケ)

    カバー[編集]

    • 1998年、中西圭三 - アルバム『SONGS』に収録、セルフ・カバー。
    • 2009年、Dub Master X - アルバム『Dub Master X presents Dub Summer Pop』に収録。
    • 2011年、Y.O.Y - 長岡市ご当地アイドル。
    • 2011年、ビビアン・スー - 『Natural Beauty』に収録のセルフカバー。
    • 2012年、Pinkish - セカンドシングル『タイミング〜Timing』。
    • 2012年、アルマカミニイト - アルバム『ALMA COVERS』に収録されスペイン語詞にてカバー。
    • 2013年、jyA-Me - カバー・アルバム『With. Me -Duet Cover-』に中西圭三とのデュエットを収録。
    • 2014年、平井堅 - カバー・アルバム『Ken's Bar III』に収録。
    • 2018年、Meik - 配信シングルとしてリリース、ミニアルバム『Make Cheer』にも収録。
    • 2019年、フレンズ - 配信シングル。
    • 2021年、千秋 - YouTube「千秋の歌YouTube」にて。
    • 2021年、伊東健人 - カバー・アルバム『COVER~YOUTH~』に収録。
    • 2021年、Klang Ruler - 配信シングル[6]
    • 2022年、Merm4id - 音楽ゲームアプリ D4DJ Groovy mix。

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ 現・ソニー・ミュージックレーベルズ
    2. ^ 敗れたポケットビスケッツはシングル「My Diamond」を発売できなくなるも、翌年に両A面シングルとして発売。

    出典[編集]

    1. ^ 大ヒット曲「Timing」が再ブレイク!Klang Rulerがカバーした「タイミング ~Timing~」やEmetsound「Earth Defense Force」など、』(プレスリリース)AWA、2022年5月6日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001947.000022425.html2022年11月29日閲覧 
    2. ^ 大宮高史「「90年代ソング」TikTokでブームに? タイミング、ロマンスの神様...令和に人気再燃のワケ」『J-CASTニュース』、2022年4月17日。2022年11月29日閲覧。
    3. ^ 【ベストアーティスト】ブラックビスケッツ、再結成でハプニング ビビアンがイヤモニつけ忘れて歌唱「悔しい!」https://www.oricon.co.jp/news/2259193/full/
    4. ^ ビビアン・スー ブラビ名曲「Timing」知られざる秘話に驚き「何で誰も教えてくれなかったの?」」『Sponichi Annex』、2022年12月11日。2024年1月10日閲覧。
    5. ^ ~テレビ放送70年 特別企画 「テレビが届けた名曲たち」~ 歌唱曲が決定! https://www.nhk.or.jp/kouhaku/topics74/topics_231221-2.html
    6. ^ ブラックビスケッツ「タイミング」をKlang Rulerがカバー”. 音楽ナタリー (2021年12月24日). 2021年12月24日閲覧。

    関連項目[編集]

    「Timing」の調
    Aメロ1・Bメロ1 サビ1 Aメロ2・Bメロ2 サビ2
    ハ短調
    (Cm)
    変ホ短調
    (Em)
    ハ短調
    (Cm)
    変ホ短調
    (Em)

    Bメロ3 大サビ 後奏
    ハ短調
    (Cm)
    変ホ短調
    (Em)
    ハ短調
    (Cm)