R.530 (ミサイル)

R.530
種類 短射程空対空ミサイル
製造国 フランスの旗 フランス
設計 マトラ
性能諸元
ミサイル直径 260mm
ミサイル全長 3.3m
ミサイル全幅 1.1m
ミサイル重量 193kg
弾頭 27kg HE
射程 18km
推進方式 固体燃料ロケット
誘導方式 SARHまたはIRH
飛翔速度 M3
テンプレートを表示

R.530は、フランスマトラ社製の短射程空対空ミサイル

概要[編集]

1957年より開発が開始され、フランス空軍ミラージュIIIおよびミラージュF1フランス海軍F-8E(FN)短射程空対空ミサイルとして使用された。ただし、当時としてはヨーロッパ初の中射程ミサイルであったとされている。

短射程空対空ミサイルではあるが、セミアクティブ・レーダー・ホーミング(SARH)と赤外線ホーミング(IRH)の2種類の誘導方式で生産され、双方を組み合わせて使用された。

フランス戦闘機の売り込みと合わせて各国に売り込まれ、4,000発以上が生産された。パキスタンイスラエルイラクにより実戦で使用され、成果を上げている。

1970年代末まで使用され、発展型として開発されたシュペル530によって更新された。

運用国[編集]