PANT
『PANT』 | ||||
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斉藤由貴 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||
プロデュース | 長岡和弘 | |||
チャート最高順位 | ||||
斉藤由貴 アルバム 年表 | ||||
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『PANT』収録のシングル | ||||
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『PANT』(パント)は、斉藤由貴の通算6枚目のスタジオ・アルバム。1988年3月21日発売。発売元はポニーキャニオン。
概要[編集]
前作『ripple』(1987年9月21日発売)はア・カペラ録音の企画盤であったため、純粋なフル・アルバムとしては『風夢』から約1年ぶりの作品となる。『ripple』と本作のあいだには、斉藤自身が作詞した楽曲のみ(ヴォーカルがなく、インストゥルメンタル曲に自作の詩が添えられた楽曲も含む)で選曲されたコンピレーション・アルバム『YUKI'S BRAND』(1987年12月16日発売)もリリースされている。
先行シングル「さよなら」(1987年11月18日発売)を収録している。本アルバム発売日から1か月後には、映像集『PANT』(VHS&LD)もリリースされたほか、同年11月には「Christmas Night」がグリーティングカード付のクリスマス限定企画としてシングルカットされた。
タイトルの「PANT」は、″息を切らす″ ″ドキドキする″ ″熱望する″ などを意味する[2]。
2008年3月8日、9日に開催された東京・PARCO劇場における数年ぶりのライヴでは、本アルバムから「少女時代」と「ブルー・サブマリン」が披露された。
2009年10月21日に映像集『PANT』がDVD化され、ポニーキャニオンから発売された。2010年には監督した市川準の三回忌にちなんだイベント「市川準・集」において、9月10日、11日にイメージビデオ作品「漂流姫」とともに『PANT』からは「終わりの気配」が上映された[3]。
2016年7月20日のUHQCDのリリースに際し、「「さよなら」」のB面曲「あなたに会いたい」が追加収録された[4]。
収録曲[編集]
全作詞:斉藤由貴(特記以外)・全編曲:武部聡志(特記以外)
LP/CT[編集]
side A[編集]
- 終りの気配
- 作曲:山口美央子
- NEC「春のハローC&Cまつり」CMソング。
- 少女時代
- 作詞・作曲:原由子
- ブルー・サブマリン
- 後に谷山がセルフカバー。アルバム『Memories』(1997年9月19日発売)などに収録されている。
- かわいい あたし
- 作曲:MAYUMI
- Christmas Night
- 作曲:岡本朗
side B[編集]
- morn 〜透明な壁〜
- 作曲:武部聡志
- 振袖にピースサイン
- 作詞:田口俊 作曲:崎谷健次郎
- 成人式を舞台としたナンバー。
- 3年目
- 作曲:岡本朗
- 「さよなら」
- 作曲:原由子
- 東宝映画『「さよなら」の女たち』主題歌。
- Thanks!
- 作曲:MAYUMI 編曲:武部聡志・田代和夫
- オルゴールは三協精機(現在のニデックインスツルメンツ)に製作を依頼した。曲の途中で転調するため、2台作られた。
CD[編集]
- 終りの気配
- 少女時代
- ブルー・サブマリン
- かわいい あたし
- Christmas Night
- morn 〜透明な壁〜
- 振袖にピースサイン
- 3年目
- 「さよなら」
- Thanks!
UHQCD ボーナス・トラック[編集]
- あなたに会いたい
- 作詞・作曲:原由子 編曲:武部聡志
関連作品[編集]
- Yuki's MUSEUM M-2・7・8
- YUKI's BEST M-8
- MYこれ!クション 斉藤由貴BEST M-9
- 斉藤由貴 SINGLESコンプリート M-9
- 斉藤由貴 ヴィンテージ・ベスト M-2・3・5
- Myこれ!チョイス01 「ガラスの鼓動」 + シングルコレクション M-9