LITERA

LITERA
リテラ
URL lite-ra.com
言語 日本語
タイプ ニュースサイト
ジャンル 社会芸能エンターテイメントビジネス、実用、カルチャーマンガアニメスキャンダルなど[1]
運営者 株式会社サイゾー、株式会社ロストニュース
設立者 株式会社ロストニュース
編集者 川端幹人神林広恵
営利性 営利
開始 2014年5月16日 (9年前) (2014-05-16)
現在の状態 運営中
本社所在地 日本の旗 日本
【所在地】 東京都品川区西五反田2-9-7ドルミ五反田407号 FAX:03-6800-5364
設立 2014年5月16日
業種 情報・通信業
事業内容 ニュースサイト運営・配信、出版、広告等
テンプレートを表示

LITERA(リテラ)は、株式会社ロストニュースが編集制作し、株式会社サイゾー配信する日本の左派系ニュースサイト[2][3]

概要[編集]

LITERA自身による運営者の説明によると[4]、編集4名・外部ライター5名による、株式会社ロストニュースが株式会社サイゾーのサーバーとその運用システムを使用して運営している[2]。また、広告マーケティング面もサイゾーに委託する形を取っており、収益についてもサイゾーがLITERAで得た広告収入から一定割合を受け取るという方式で運営されていると説明している[2]。記事はサイゾー系メディアの「日刊サイゾー」に掲載されている[1][2][3]

ただし、サイゾーオーナー苫米地英人のツイートによると、LITERAはサイゾーが配信しているが、サイゾーとの資本関係は無く、記事の編集方針についてサイゾーは関与しない独立した組織として運営されているとし、サイトの運営者の氏名は非公開である[5]

政治姿勢[編集]

左派系とされており、日刊ゲンダイ以上に反体制、反権力的とされている。しかし、編集部は反体制、反権力については認めている一方で、左派偏重という批判については反論している。事実、保守派の論客とされている小林よしのり佐藤優に対して好意的な主張をしていた。

歴史認識において、歴史修正主義を批判し歴史直視を持論としている一方で、自虐史観という呼び方に対しても否定的だった。

また、自民党出身の政治家でも田中角栄については評価している。

また一部からは政治姿勢によらず、象徴天皇制について容認しているという意見もある。

北朝鮮に対して[編集]

北朝鮮に対しては「ならず者」として批判姿勢をとっている[6]

また、左派系メディアとしては珍しく、拉致問題に対しても事実とする論調をとっている。

皇室に対して[編集]

前身となった「噂の真相」と比べて、皇室に対する批判については控え目な立場を持つ。

天皇・皇室」は「政府」から独立した立場という見解を持っている。 女系天皇の設置を支持している。

小室眞子(眞子内親王)と小室圭について、支持の論陣を張っている事で知られる。金銭問題に対するワイドショーの報道姿勢を「差別性がありグロテスク」として批判している[7]

LGBTについて[編集]

LGBTQの権利を支持しており、LGBT法案の可決を主張している。

2020年のNHK紅白歌合戦で、MISIAが掲げたレインボーフラッグについて「国民的番組と呼ばれる『紅白歌合戦』は、その視聴率の高さだけでなく、様々な年齢層、様々な属性を持つ人々の目に触れ、広く話題になる。そんな場所ではっきりとメッセージを込めたことは、社会的に大きな意義がある」と絶賛している[8]

虚偽報道[編集]

2018年4月24日、『週刊文春文部科学大臣の風俗通い、キャバクラヨガ通いをスクープした』との配信記事において、見出しや本文にてヨガ店舗を「性風俗」「性的サービス」「表向きヨガスタジオなのだが、じつは性的なサービスをおこなっているヤミ風俗らしい」、経営者の女性を「元AV女優」だと報じたが、配信後に内容を何度も変更した。それについてJ-CASTニュースはリテラが24日深夜までに当該の記事を複数回にわたって「書き換え」をしたと報じている[9]

週刊文春は見出しに「キャバクラヨガ」としていたものの性的サービスの店だとは報じておらず、最終的にLITERA編集部は記事の現物を確認せず店舗名などの具体的な情報も入手しないままの配信であったと記事削除の上で謝罪した[10]

当該の女性はキャバクラヨガとの報道及び、自身を元AV女優であるとする報道について、元AV女優ではなく元グラビアであると否定したうえで、「このような過去の経歴や軽率な記事の掲載により、間違った想像をかきたてる週刊文春の記事はセクハラであり、職業差別と感じます。」と批判し、訂正と謝罪を求めた。また、悪意ある報道で完全に営業妨害であるとした[11]

脚注[編集]

  1. ^ a b LITERAメディアガイド(2017年1-3月度)” (PDF). LITERA. サイゾー (2017年). 2017年8月12日閲覧。
  2. ^ a b c d 「ビジネスジャーナル」捏造事件、そしてリテラと株式会社サイゾーの関係についての謝罪と説明”. LITERA. サイゾー (2016年9月1日). 2017年8月12日閲覧。
  3. ^ a b 株式会社ロストニュース(リテラ)”. TOKYOカオスエリアコレクション(TCC2) (2017年3月25日). 2017年8月12日閲覧。
  4. ^ 運営者情報 - 2023年2月1日閲覧
  5. ^ 苫米地英人 [@DrTomabechi] (2017年11月19日). "リテラとサイゾーは全く別資本、別編集。僕が株主なのはサイゾーだけ。…". X(旧Twitter)より2021年8月16日閲覧
  6. ^ 金正恩が習近平に殺される!?北朝鮮の拉致再調査の背景に中国への恐怖”. 本と雑誌のニュースサイト/リテラ. 2024年2月14日閲覧。
  7. ^ 28枚文書は真っ当なのに…小室圭さんをとにかく糾弾したいワイドショーの事実歪曲とグロテスクな差別性”. 本と雑誌のニュースサイト/リテラ. 2024年1月7日閲覧。
  8. ^ NHK紅白歌合戦でMISIAがレインボーフラッグ掲げ性の多様性を訴え、稲垣吾郎MC新番組では局内の性的マイノリティの声を紹介”. 本と雑誌のニュースサイト/リテラ. 2024年1月7日閲覧。
  9. ^ リテラ、林文科相「風俗通い」誤報で謝罪 訂正繰り返すも...「不正確」認め削除 - J-CASTニュース 2018年11月15日閲覧
  10. ^ 林芳正文科相の“風俗通い”報道の記事についてお詫びし削除します。 - LITERA 2018年11月15日閲覧
  11. ^ 今回の報道について。 - 庄司ゆうこ オフィシャルブログ 2020年5月5日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]