ISUスケーティングアワード

ISUスケーティングアワード
ISU Skating Awards
ISU スケーティングアワード 2024
受賞対象フィギュアスケーター
開催日2024年2月11日 (2024-02-11)
司会国際スケート連盟
報酬ブロンズ像
初回2020年令和2年)
初代受賞者羽生結弦(最優秀選手賞)
公式サイトISU Skating Awards
オリンピック 2連覇を達成した羽生結弦が初代最優秀選手賞(MVS)を受賞

ISUスケーティングアワード(ISU Skating Awards)は、国際スケート連盟 の年度表彰式。審査員は、熟練したフィギュアスケートの専門家から構成され、ISUの評議員が審査員議長を務め、7部門各賞の受賞者を慎重に決定する[1]

概要[編集]

初開催は世界選手権に合わせて開催され、各国の選手が出席して各賞の表彰が行われると発表された。表彰項目は、最優秀選手賞(MVS)、エンターテインメント賞、最優秀新人賞、最優秀衣装賞、 最優秀コーチ賞、最優秀振付賞、特別功労賞及び、生涯功労賞[2]。初開催の2020年の表彰式は、(COVID-19)の影響によりモントリオールでの世界選手権が中止の為、翌年の7月にオンラインで開催された[3]

歴代受賞者[編集]

各賞 受賞者 主な戦績
2020年
第1回[4]
最優秀選手賞【MVS】 日本の旗羽生結弦[5] オリンピック2大会連続金メダリスト
スーパースラム達成
エンターテインメント賞 フランスの旗ギヨーム・シゼロン
ガブリエラ・パパダキス
オリンピック金メダリスト
最優秀新人賞 ロシアの旗アリョーナ・コストルナヤ グランプリファイナル優勝
最優秀衣装賞 アメリカ合衆国の旗マディソン・チョック
エヴァン・ベイツ
世界選手権準優勝
最優秀コーチ賞 ロシアの旗エテリ・トゥトベリーゼ サンボ70コーチ
最優秀振付賞 カナダの旗シェイ=リーン・ボーン 世界選手権優勝
特別功労賞 カナダの旗カート・ブラウニング 世界選手権通算4回優勝
2021年
第2回[6]
生涯功労賞 イギリスの旗ジェーン・トービル
クリストファー・ディーン
ロシアの旗タマラ・モスクビナ
アレクセイ・ミーシン
オリンピック金メダリスト
世界選手権準優勝
2023年
第3回
最優秀選手賞【MVS】 アメリカ合衆国の旗ネイサン・チェン オリンピック金メダリスト
エンターテインメント賞 フランスの旗ギヨーム・シゼロン
ガブリエラ・パパダキス
オリンピック金メダリスト
最優秀新人賞 アメリカ合衆国の旗イザボー・レヴィト 世界ジュニア選手権優勝
最優秀衣装賞 アメリカ合衆国の旗マディソン・チョック
エヴァン・ベイツ
世界選手権準優勝
最優秀コーチ賞 カナダの旗パトリス・ローゾン 世界選手権準優勝
最優秀振付賞 カナダの旗シェイ=リーン・ボーン 世界選手権優勝
優秀賞 アメリカ合衆国の旗イリア・マリニン 世界ジュニア選手権優勝
生涯功労賞 ドイツの旗カタリナ・ヴィット オリンピック2大会連続金メダリスト
2024年
第4回
最優秀選手賞【MVS】 アメリカ合衆国の旗イリア・マリニン 世界選手権3位
エンターテインメント賞 フランスの旗アダム・シャオ・イム・ファ 欧州選手権連覇
最優秀新人賞 日本の旗吉田陽菜 グランプリファイナル3位
最優秀衣装賞 ベルギーの旗ルナ・ヘンドリックス 世界選手権2位
最優秀コーチ賞 日本の旗濱田美栄
最優秀振付賞 フランスの旗ブノワ・リショー
生涯功労賞 カナダの旗ブライアン・オーサー オリンピック2大会連続銀メダリスト

脚注[編集]

  1. ^ “羽生結弦、初代の最優秀選手賞に ISUアワード発表”. 日本経済新聞社. (2020年7月12日). https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK60822_R10C20A7000000/ 2021年5月31日閲覧。 
  2. ^ “ISUスケーティングアワード 概要”. J Sports. https://www.jsports.co.jp/skate/isu/isuskatingawards_overview 2020年7月13日閲覧。 
  3. ^ 羽生結弦、初代「最優秀選手賞」を受賞「これからも一生懸命、自分の理想のスケートを追い求めて頑張る」”. (2021年7月12日)スポニチ. 2021年5月31日閲覧。
  4. ^ ISU Skating Award 2020”. 国際スケート連盟 (2020年7月11日). 2022年1月9日閲覧。
  5. ^ 羽生結弦が最優秀選手賞 「期待に120%で応えたい」”. (2020年7月12日)朝日新聞デジタル. 2021年5月31日閲覧。
  6. ^ COVID-19のパンデミックにより多くのイベントがキャンセルされた厳しいシーズン。ISUとアート・オン・アイスはISUスケーティングアワードの特別版を開催、今年は特別功労賞のみが授与。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]