IS17SH

au AQUOS PHONE CL IS17SH
(SHI17)
IS17SH
IS17SH
キャリア au
製造 シャープ
発売日 2012年7月20日以降順次発売
概要
OS Android OS4.0
CPU Qualcomm Snapdragon S2
MSM8655T 1.4GHz
音声通信方式 CDMA 1X
CDMA2000 1xMC
(新800MHz/2GHz)
データ通信方式 CDMA 1X WIN
(WIN HIGH SPEED/
Packet WIN)
CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A/Rev.A/Rel.0
無線LAN
(IEEE 802.11b/g/n)
形状 ストレート
(防水・防塵対応)
サイズ 132 × 65 × 8.9[1] mm
質量 約132 g
連続通話時間 590分
(国内)
連続待受時間 470時間
(国内・移動と静止の組合せ)
充電時間 210分
内部メモリ RAM・1GB
ROM・8GB
外部メモリ microSD
(最大2GB・KDDI公表)
microSDHC
(最大32GB・KDDI公表)
日本語入力 iWnn IME for Android
SH Edition

(手書き入力対応)
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり(IrSimple/IrSS)
Bluetooth あり
(Ver3.0) [2]
放送受信機能 あり
(ワンセグ)
備考 1. バッテリー容量:1460mAh
2. 製造国:中華人民共和国の旗 中国
3. SAR値:0.460W/kg[3]
4. 端末本体に3.5mmステレオイヤホン(ステレオヘッドホン)ジャックを標準装備
5. 電池パックはIS13SH用と共通
メインディスプレイ
方式 タッチパネル対応
NewモバイルASV液晶
解像度 QHD
(540×960ドット)
サイズ 4.2インチ
表示色数 262,144色
サブディスプレイ
方式 メモリ液晶
(メイン画面の下)
解像度 56×304
サイズ 2.1インチ
表示色数 1色(モノクロ
メインカメラ
画素数・方式 約804万画素CMOS
機能 オートフォーカス
ハイビジョン動画撮影
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ピュアホワイト
   [4]
ダークネイビー
   [4]
コーラルピンク
   [4]
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

AQUOS PHONE CL IS17SH(アクオス フォン シーエル アイエスイチナナエスエイチ)は、シャープによって日本国内向けに開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のスマートフォンである。ISシリーズの一つ。CDMA 1X WIN(後のau 3G)対応。製造型番はSHI17でメーカー型番はAS46

概要[編集]

AQUOS PHONE IS13SHの事実上のマイナーチェンジ。OSは工場出荷時にはAndroid OS 4.0を搭載している。商品名のCLとは「コンビネーションLCD」の意味である。

4.2インチのQHD液晶と、低消費電力で常時表示する2.1インチのメモリ液晶を組み合わせた「コンビネーション液晶」を搭載している。メモリ液晶部は、メインディスプレイ点灯中は「戻る/ホーム/MENU」キーとして機能し、メインディスプレイ消灯中は現在時刻や着信・歩数計情報、LISMO再生中の曲名などの様々な情報を表示できる。

IS13SHに比しての変更点は、内部メモリーの容量は512MBから1GBに、ROMの容量は4GBから8GBに増加、L800MHz帯(旧800MHz帯・CDMA Bandclass 3)エリア対応の廃止、KDDI Eメールの採用、「エコ技」の機能改善が図られ新たに「省エネWi-Fi」モードおよび「エコバックライトコントロール」モードなどにも対応した「新エコ技」の採用、防水のほかに防塵機能に対応した事などである。

2012年夏モデルのauスマートフォンの中で唯一、GSMローミングに対応していない。また、新規で開発されたauスマートフォンとしては、標準サイズのau ICカードが採用された最後の機種となった。

2012年9月に発売されたiPhone 5より全てLTE(au 4G LTE)対応機種となったため、au向けの純粋な3G専用スマートフォンとしては最後の機種となった。また、ISシリーズもISW13Fと共に最後に同時発売された機種である。

沿革[編集]

  • 2012年(平成24年)
    • 5月15日 - KDDI、およびシャープより公式発表。
    • 7月20日 - 北陸・四国・九州地区にて先行発売。
    • 7月21日 - 北海道・関東・東北・中部・関西・中国地区にて発売。
    • 7月25日 - 沖縄地区にて発売。
  • 2013年(平成25年)6月 - 販売終了。
  • 2022年(令和4年)3月31日 - 同キャリアにおける3Gサービスの完全終了・停波により当機種はWi-Fi利用時を除き、全て使用不可となる[5][6]

メール・メッセンジャー[編集]

メールは2011年夏機種より対応しているKDDI Eメールアプリとなる。EZWEBのEメールに対応し、今までのau携帯電話と同様@ezweb.ne.jpのメールアドレスがそのまま利用可能となっており、絵文字なども利用可能となっている。またメールは3GのほかWi-Fi(無線LAN)による通信でも送受信する事が可能である。

Android OSの特徴であるGmailの複数アカウントの同時利用が可能となる。また、Gmailはリアルタイムでプッシュ着信をする。

通常のメールアプリでは、複数のPOPIMAPメールが利用可能であり、EZwebメールはプッシュで着信する。

メッセンジャーでは、Google Talkがプリインストールされている。また、マーケットからWindows Live Messengerをはじめ、様々なメッセンジャーアプリをインストールし、利用することが可能となる。

ブラウザ[編集]

ブラウザはGoogle Chrome LiteベースのAndroid標準ブラウザが搭載され、上述の通りAndroid OSの特徴でもあるFlash Player 10.2がアドオンされている。また、JavaScript(V8)もサポートされている。これにより、パソコンのブラウザとほぼ同等のフラッシュサイト、動画サイトが利用することが可能となり、ブラウザでニコニコ動画YouTubeをはじめとした各種動画サイトが利用できる。そのほかにサードパーティー製のブラウザをインストールし利用することも可能となる。

アプリケーション[編集]

利用可能なアプリケーションマーケット[編集]

プリインストールアプリケーション[編集]

その他機能[編集]

※PC向けWebブラウザが標準装備されておりFlashコンテンツもフル表示可能。携帯向けサイト(EZWeb)は他のスマートフォンやPCと同じく閲覧不可。

  • 「新エコ技」機能
主な機能・対応サービス
auウィジェット
Webブラウザ
LISMO!
for Android
[7]
メディアプレイヤー[8]
LISMO WAVE
おサイフケータイ ワンセグ[9]
au one メール
PCメール
Gmail
EZwebメール[10]
デコレーションメール
デコレーションアニメ[11]
Skype au PCドキュメント[12]
au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
ゴルフ(web版)
Fitness、歩数計
GPS
方位計
au oneナビウォーク
au one助手席ナビ
au one ニュースEX
au one GREE
かんたんメニュー
じぶん銀行
緊急地震速報 Bluetooth 無線LAN機能
(Wi-Fi)
赤外線通信
(IrSimple)
(IrSS)
WIN HIGH SPEED グローバルパスポート(CDMA) auフェムトセル
microSD
microSDHC
モーションセンサー(6軸) 防水
防塵
簡易留守録
着信拒否設定
  • 安心セキュリティパックは、フル対応
  • ベールビュー (覗き見防止フィルタのON/OFF)
  • 家庭用レコーダーからの番組持ち出し[13]
  • DLNAサーバー 1.5 (Image:JPEG / Audio:MP3,LPCM)
  • ワイヤレス連携対応スマートファミリンク


脚注[編集]

  1. ^ 最厚部は10.9mm。
  2. ^ 対応プロファイルHSPHFPA2DPAVRCPOPPPBAPSPPHIDDUN
  3. ^ au電話の比吸収率について | AQUOS PHONE CL IS17SH | au - 2012年7月19日閲覧
  4. ^ a b c 色表示は左からタッチパネル面、サイド部分、裏蓋部分
  5. ^ auの3Gサービス「CDMA 1X WIN」が2022年3月末をもって終了 VoLTE非対応4G LTE端末も対象 - ITmedia 2018年11月16日
  6. ^ 「CDMA 1X WIN」サービスの終了について - KDDI 2018年11月16日
  7. ^ 過去にCD等からPC上のLSIMO Portへ取込んだ楽曲のISシリーズ端末への転送、及び、過去に同電話番号のLISMO対応au携帯電話で購入した着うたフル着うたフルプラス、ビデオクリップのLISMO Portでのバックアップ&ISシリーズ端末への転送は、LISMO Port 4.4以降が必要となる。このほか携帯のmicroSDからの差し替えやMP3やMP4などにも対応している。
  8. ^ USB接続のMTPモードにすることによりWindows標準のWindows Media PlayerからWMAでの転送にも対応。ただしWMAはあらかじめインストールされているメディアプレイヤーかLISMO以外のプレイヤーアプリで対応。
  9. ^ 録画はMicroSDに記録されるためダビング10は非対応。AQUOSブルーレイディスクレコーダー連携機能対応。
  10. ^ 3GのほかWi-Fi(無線LAN)の環境下でも利用可能。
  11. ^ デコレーションアニメの送信は非対応だが、IS端末で受信した場合はflashファイルで添付ファイルとして受信される。
  12. ^ プリインストールアプリのDocuments To Goで対応。Word、Excel閲覧。PDF閲覧、Word編集、Excel編集は有料版を購入。
  13. ^ Wi-Fi経由またはUSB経由または直接SDカードへ転送。レコーダーによって転送できる放送の種類等は異なるが、AQUOS以外の他社レコーダーからでも持ち出せる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]