avex mode

avex mode
親会社エイベックス・ピクチャーズ
設立1998年4月
設立者長澤隆之
現況2014年消滅
販売元エイベックス・ピクチャーズ
ジャンルアニメ特撮
日本の旗 日本
本社所在地不明
公式サイト2014年消滅

avex mode(エイベックス・モード)は、かつて存在したエイベックス・ピクチャーズ映像・音楽レーベル

概要[編集]

1998年4月、エイベックス(後のエイベックス・エンタテインメント株式会社)の音楽プロデューサーである長澤隆之はavex traxおよびavex tuneから分離しアニメ専門レーベルa.t.m.を創立。同レーベル作品の第一弾が『頭文字D』である。翌1999年11月、a.t.m.はavex modeにレーベル名を改称する。

ONE PIECE』などのアニメ作品や『平成仮面ライダーシリーズ』(『龍騎』 - 『ディケイド』)に代表される特撮作品の映像・音楽ソフトを発売していた。同社制作のアニメ作品はAT-XアニマックスでCS初出となる例が殆どである(『ヒカルの碁』はAT-X初出後、キッズステーションで放送。)。AT-X初出作品が後にアニマックスの同社制作アニメ枠『avex mode アニメアワー』(エイベックス・モード アニメアワー)で流れる例も少なくなかった(2007年2月で放送休止)。

2007年に入ると、avex entertainment(原作付きアニメ作品)やZOOM FLICKER(オリジナルアニメ作品)レーベルが使用されるようになり、2009年から「平成仮面ライダーシリーズ」もavex entertainmentに移管。2011年以降は『頭文字D』(Final Stageまで)と『ONE PIECE』(パンクハザード編まで)で使用される程度に縮小されていた。

その後、2014年4月1日に設立されたエイベックス・ピクチャーズ株式会社へ移籍し、発売元・販売元もエイベックス・マーケティングから同社に変更された[1]。同時に『ONE PIECE』もavex picturesレーベルに移管した。ただし、パンクハザード編終了まではここのレーベルでの担当だった。

『頭文字D』がFinal Stageをもって展開終了したことにより、このレーベルでリリースされている新規作品が存在しないため、同年夏頃に事実上消滅した。

コピーコントロールCDについて[編集]

エイベックス社全体では、販売用CDは原則的にCCCDを採用しないことになった(レンタル用は一時期ほぼ全タイトルCCCDの時期あり)が、このレーベルに於いては、その原則からはずれた販売用にもCCCDを使用したタイトルが2006年1月の時点でも多数見受けられた。

ただし『サクラ大戦』シリーズにおいては、同シリーズのプロデューサーである広井王子が『ゲーム音楽のCDがゲーム機で再生出来ない事』に対する不快感を示していた事から、以前から特例としてCCCDを採用していなかった。

DVD販売について[編集]

以前は各巻につき4話収録をとっていた時期もあったが、最近はほとんどの作品は一巻に2・3話収録していることが多く、4話収録は他社との提携作品あるいはBOXの単品を除いて殆ど見られなくなった。この手法により『ONE PIECE』や『ブラック・ジャック』(続編の『ブラック・ジャック21』)などの作品のメディア化の遅さが懸念されている。3ヶ月放送された作品には一巻に2話収録しており、全6巻での完結が多くなっている。一時は売り上げが不振だった作品を打ち切ることもあった(後にこの状態は改善され、レーベルが消滅するまで販売を打ち切られることは無かった。)。

かつて所属していたアーティスト[編集]

ロゴ[編集]

avex2代目ロゴ

主要作品一覧[編集]

avex entertainmentおよびZOOM FLICKERレーベル作品に関しては、各項を参照されたい。

アニメ[編集]

実写・特撮[編集]

関連する情報誌やテレビ番組[編集]

  • pam! - 主要アニメショップやレコード店で無料配布の同社関連番組や商品に関する情報誌。
  • pam!TV - アニマックスで放送されていたavex mode関連作品枠で流れていたミニ番組。2007年2月で放送休止。

脚注[編集]

  1. ^ 『SUPER EUROBEAT presents INITIAL D FINAL D SELECTION』。