audiobook.jp

audiobook.jp(オーディオブック ドット ジェイピー)は、株式会社オトバンクが運営する、日本最大級のオーディオブック配信サービス[1]。当初の名称はFeBe(フィービー)だったが、2018年に改名しサービス内容もリニューアルした[2]

沿革[編集]

  • 2007年 - 「FeBe」のサービス開始
  • 2018年 - 「audiobook.jp」に名称変更
  • 2021年 - オーディオブック書籍ラインナップ数で日本1位を獲得
  • 2022年 - 会員数が250万人を突破

概要[編集]

2007年より『FeBe』としてサービスを開始。2018年3月にサービス名称を『audiobook.jp』に変更し、定額制でオーディオブックが聴き放題となるサブスクリプションサービスを導入するなどサービス内容もリニューアルした。

2017年6月時点での会員数は19万人であったが、5年後の2022年6月にはその13倍となる250万人に会員数が急増した[3]。配信作品数は数万点で、日本マーケティングリサーチ機構[4]の2021年11月の調査の結果によると、日本語のオーディオブック書籍ラインナップ数で日本1位を獲得している[1]。また、ベストセラー作品の迅速な音声化を促進しており、2016年の年間ベストセラー(単行本・ビジネス書部門、トーハン調べ)においては、ベスト10のうち9作品のオーディオブックを配信している[5]

また、近年の「リスキリング」や学び直し需要に応え、社員研修や人材教育で使える法人向けのオーディオブック聴き放題サービス『audiobook.jp 法人版』をリリースした[6]

ポッドキャストPodcast)の有料配信サービスを提供しているのが特徴で、新聞社やラジオ局と提携したコンテンツの配信を行っている。日本経済新聞社の『聴く日経』、毎日新聞社の『毎日ウィークリー』、TBSラジオの『伊集院光とらじおと』のPodcast版などがある[7]

脚注[編集]

  1. ^ a b 紙・電子書籍につづく第三の書籍 オーディオブック、書籍ラインナップ数で「audiobook.jp」が日本1位に。”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
  2. ^ オーディオブック配信サービス「FeBe」は、「audiobook.jp」にリニューアルします”. オトバンク (2018年3月19日). 2020年3月31日閲覧。
  3. ^ 5年で13倍!「audiobook․jp」の会員数が250万人を突破”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
  4. ^ 日本マーケティングリサーチ機構|JMRO”. 日本マーケティングリサーチ機構|JMRO. 2022年11月7日閲覧。
  5. ^ 「FeBe」会員数20万人を突破~最新ベストセラー本の拡充、音声配信インフラ開放で会員増加促進~」『株式会社オトバンク』、valuepress、2017年3月30日https://www.value-press.com/pressrelease/180651 
  6. ^ 日本初の法人向けオーディオブック聴き放題プラン『audiobook.jp 法人版』2022年1月26日から本格提供開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
  7. ^ “毎日新聞社とオトバンクが提携週刊英語学習紙「毎日ウィークリー」を「FeBe」で配信開始”. 株式会社オトバンク (CNET Japan). (2017年12月2日). オリジナルの2017年12月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171202084549/https://japan.cnet.com/release/30222020/ 

外部リンク[編集]