Any

Any
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『シフクノオト
B面 I'm sorry
リリース
規格 マキシシングル
録音 OORONG TOKYO STUDIO
ジャンル
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース
ゴールドディスク
ダブル・プラチナ(日本レコード協会
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2002年度年間13位(オリコン)
Mr.Children シングル 年表
君が好き
(2002年)
Any
(2002年)
HERO
(2002年)
シフクノオト 収録曲
空風の帰り道
(8)
Any
(9)
天頂バス
(10)
B-SIDE 収録曲
さよなら2001年
(3)
I'm sorry
(4)
妄想満月
(5)
EANコード

EAN 4988061890401
(TFDC-89040)

ミュージックビデオ
「Any」 - YouTube
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Any』(エニー)は、日本バンドMr.Childrenの23枚目のシングル。2002年7月10日にトイズファクトリーより発売された[1]

概要[編集]

前作『君が好き』から約6か月での発売となるシングル。アートディレクター信藤三雄で、ジャケットは月島埠頭付近から竹芝周辺を撮影した写真を反転させたものとなっている。

発売5日前の7月5日に『ミュージックステーション』でこの曲をTVで初披露したが、直後に桜井和寿小脳梗塞により入院したことでバンドとしての活動は一旦休止、予定していた2本のツアー『TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD』『TOUR 2002 IT'S A WONDERFUL WORLD』の全公演は中止せざるを得なくなった[注 1]

チャート成績[編集]

オリコンチャートでは初週25.8万枚、累計売上は50.9万枚。

収録曲[編集]

全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Any」桜井和寿桜井和寿
2.「I'm sorry」桜井和寿桜井和寿
合計時間:

楽曲解説[編集]

  1. Any
    • NTTドコモ「NTT DoCoMo Group 10th Anniversary」キャンペーンCMソング[1]。この年はMr.Childrenもメジャーデビュー10周年の年であった。
    • 前アルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』のレコーディング終盤に出来た曲で、桜井和寿は「ほぼアルバムが完成して客観的に聴いたときに『オレがこのアルバムで言いたかったことって、これなんだな』と思ったその感情が歌になって出てきた」と語っている[2]。また、「僕っていう人間とか、ミスター・チルドレンっていうヒストリーを語ってる」とも発言している[3]
    • 桜井がピアノで作曲中に子どもが別の音を弾いたことが、サビのファルセットの部分の元になったという[4]
    • ミュージック・ビデオの監督は丹下紘希。集合写真がモチーフになっており、「人が成長する過程において、それが結果として地味な将来であってもその人が判断したことは素敵だって思えるようにしたい」というメンバーの意向が反映されたものとなっている[5]。2012年5月10日発売のベスト・アルバムMr.Children 2001-2005 <micro>』の初回限定盤、2018年3月21日発売のライブ・ビデオ『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。
    • 2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER & MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは18位に選ばれた[6]
  2. I'm sorry
    • 桜井が会社のある人達の揉め事やその対応ぶりを見たのを元にラブソング風に置き換えて作った楽曲[3]鈴木英哉はその歌詞に笑ってしまい、レコーディング当初はまともに演奏できなかったとのこと[7]
    • 桜井はこの曲と「雨のち晴れ remix version」だけは「本当のミスチル・ファンじゃないと聴いて欲しくない」と語っている[7]

テレビ出演[編集]

番組名 日付 放送局 演奏曲
ミュージックステーション[8] 2002年7月5日 テレビ朝日 Any
COUNT DOWN TV 2002年7月13日 TBS

ライブ映像作品[編集]

Any

作品名
wonederful world on DEC 21
Mr.Children Tour 2004 シフクノオト
Mr.Children HOME TOUR 2007
Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field-
Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス[注 2]

収録アルバム[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 後に一夜限りのライブ『TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21』が横浜アリーナで開催された。
  2. ^ 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.5.10 TOKYO DOME – 完全版』に収録。

出典[編集]

  1. ^ a b Any | Mr.Children”. ORICON NEWS. 2020年11月1日閲覧。
  2. ^ 『Talkin' Rock!』京阪神エルマガジン社、2004年5月号、42頁
  3. ^ a b ROCKIN'ON JAPANロッキング・オン、2003年2月10日号、25頁
  4. ^ 別冊カドカワ Mr.Children』角川書店、2004年、34頁
  5. ^ WHAT's IN?ソニー・マガジンズ、2006年7月号、37頁
  6. ^ 映画『Mr.Children REFLECTION』パンフレット、2015年、30頁
  7. ^ a b MUSICA』FACT、2007年6月号、37頁
  8. ^ 出演者ラインナップ | ミュージックステーション”. テレビ朝日. 2020年12月19日閲覧。

外部リンク[編集]