5ZIGENインターナショナル

5ZIGENインターナショナル株式会社
5ZIGEN INTERNATIONAL INC.
種類 株式会社
略称 5ZIGEN
本社所在地 日本の旗 日本
581-0845
大阪府八尾市上之島町北6-5
設立 1987年2月
業種 輸送用機器
法人番号 8122001022466 ウィキデータを編集
事業内容 自動車部品製造・販売
代表者 代表取締役社長 木下正治
資本金 3,000万円
外部リンク http://www.5zigen.co.jp/
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5ZIGENインターナショナル株式会社(ごじげんインターナショナル、: 5ZIGEN INTERNATIONAL INC.)は、大阪府八尾市に本社を置く自動車部品メーカー。主にマフラーアルミホイールの製造・販売を行っている[1]

概要[編集]

1987年2月に大阪府東大阪市株式会社ディジョンカーズとして設立。国内有数の自動車用マフラーメーカーで、社名よりも主力ブランドである「5ZIGEN5次元)」の呼び名で知られた。ブランドを用いた当初は、漢字表記の「五次元」も用いられていたが、後に「5次元」及び「5ZIGEN」へ統一。

その後、5ZIGENインターナショナル株式会社に商号変更し、本社を大阪府八尾市に移転した。

主な製品[編集]

  • マフラー
  • アルミホイール
  • レーシングアイテム(レーシングスーツ、レーシンググローブ など)
  • カスタムパーツ
  • ファングッズ
  • アクセサリー(ハイエース用パーツ)

ブランド[編集]

  • ProRacer(マフラー、アルミホイール ほか)
  • KOMA(マフラー、アルミホイール、アクセサリー)
  • 5ZIGEN(マフラー、アルミホイール ほか)
  • ARD(レーシングアイテム)
  • Sports Engine(アルミホイール)

モータースポーツ[編集]

レーシングチーム「TEAM 5ZIGEN」を運営。これまでに全日本F3000からフォーミュラ・ニッポンへと続く国内トップフォーミュラの他、全日本F3選手権全日本ツーリングカー選手権全日本GT選手権スーパー耐久などに参戦。2009年は、4年振りにスーパー耐久(ST3クラス)に参戦した。木下代表曰く「トップカテゴリーのレースが複雑になり、参戦するハードルが高くなってきた」ことを機に、2009年をもって5ZIGENはレース参戦を一時休止[1]。10年のブランクを置き、「やっぱりレースをしないと楽しくない。S耐であれば参加型のレースなのでやってみようかなと」2019年からS耐へ参戦復帰した。

参戦歴[編集]

全日本F3000選手権/全日本選手権フォーミュラ・ニッポン[編集]

1993年よりアドレーシングとのジョイント体制で参戦を開始し、1995年より単独チームとして参戦。

当初はチャンピオン争いに絡むまでには至らなかったが、年を経るごとに体制が強化され、1998年より松本恵二をレースディレクターに招聘。2001年にチームチャンピオンを獲得している。

  • 1993年 - 株式会社アド・レーシング
#37 ミカ・サロ/#38 田中実
  • 1994年 - チーム5ZIGEN with AD RACING TEAM
#17 ミカ・サロ /リチャード・ディーン/#18 田中実 → トーマス・ダニエルソン / 西垣内正義/#50 田中実
#1 マルコ・アピチェラ/#5 ジェフ・クロスノフ/#6 光貞秀俊
  • 1996年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング 10位)
#5 マルコ・アピチェラ/#6 光貞秀俊
  • 1997年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング - 位)
#5 マーク・グーセン/#6 リスト・ヴィルタネン田嶋栄一
  • 1998年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング 5位)
#5 マーク・グーセン/#6 脇阪薫一
  • 1999年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング 5位)
#5 脇阪薫一 → 田中哲也/#6 田中哲也 → ミハエル・クルム
  • 2000年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング 2位)
#5 服部尚貴/#6 ミハエル・クルム
  • 2001年 - TEAM 5ZIGENチームランキング 1位
#5 服部尚貴/#6 ミハエル・クルム
  • 2002年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング 4位)
#5 服部尚貴/#6 道上龍 / 光貞秀俊
  • 2003年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング 7位)
#5 道上龍/#6 福田良ジェームス・コートニー
#1 本山哲/#2 金石年弘
  • 2005年 - TEAM 5ZIGEN (チームランキング 6位)
#5 松田次生
  • 2006年 - TEAM RECKLESS 5ZIGENTEAM 5ZIGEN (#5) / M&O with TEAM 5ZIGEN (#6) (チームランキング - 位)
#5 道上龍/#6 折目遼ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
  • 2007年 - SG team 5ZIGEN (チームランキング - 位)
#5 平中克幸/#6 吉本大樹
  • 2008年 - SG team 5ZIGEN (チームランキング 10位)
#5 金石年弘/#6 平中克幸 / 吉本大樹

全日本F3選手権[編集]

全日本ツーリングカー選手権[編集]

  • 1993年
#5 ミカ・サロ/西垣内正義/田中実(3クラス、5ZIGEN カローラ
  • 1995年
#50 岡田秀樹(5ZIGEN CIVIC

全日本GT選手権[編集]

  • 1997年 - TEAM 5ZIGEN
#5 田嶋栄一/マーク・グーセン (GT500クラス、5ZIGEN SUPRA)(チームランキング 5位)
#9 日置恒文/木下正治 (GT300クラス、PCJ 5ZIGEN RSR)(チームランキング 14位)
  • 1998年 - TEAM 5ZIGEN
#5 マーク・グーセン/桧井保孝 / 田嶋栄一 (GT500クラス、5ZIGEN SUPRA)(チームランキング 11位)

N-1耐久/スーパー耐久[編集]

  • 2000年 - FALKEN MOS with TEAM 5ZIGEN
#50 竹内浩典/田中哲也/近藤真彦(クラス1、5ZIGEN☆ファルケンGTR)(シリーズランキング 1位)
#52 西垣内正義/原貴彦/小林敬一(クラス4、5ZIGENファルケンパルサー)(シリーズランキング 2位)
#53 木下正治/服部尚貴/ヒロミ谷口信輝(クラス4、5ZIGEN JICシビック)(シリーズランキング 6位)
  • 2001年 - TEAM 5ZIGEN
#5 Rd.1-4 服部尚貴/八木宏之(クラスN+、5ZIGEN INTEGRA)(シリーズランキング 10位)
Rd.5 服部尚貴/八木宏之/ヒロミ(クラス4、5ZIGEN S2000)(シリーズランキング - 位)
  • 2002年 - TEAM 5ZIGEN
#5 服部尚貴/西垣内正義/道上龍(クラスN+、5ZIGEN INTEGRA)(シリーズランキング 6位)
  • 2003年 - TEAM 5ZIGEN
#5 道上龍/服部尚貴(クラスN+、5ZIGEN INTEGRA→5ZIGEN ACCORD)(シリーズランキング 4位)
  • 2004年 - TEAM 5ZIGEN
#5 光貞秀俊/吉本大樹(クラスN+、5ZIGEN ACCORD)(シリーズランキング 4位)
  • 2009年 - TEAM 5ZIGEN
#5 平中克幸/松浦孝亮/吉本大樹(ST3クラス、5ZIGEN ホンダ・NSX NA2 シリーズタイトル獲得)
  • 2019年 - TEAM 5ZIGEN (Rd.6 スポット参戦)
#500 大井貴之青木孝行坂本祐也(ST-Zクラス、5ZIGEN AMG GT4)(シリーズランキング 6位)
  • 2019年 - TRACY SPORTS
#39 下垣和也/大井貴之/近藤説秀/大島和也/伊藤裕仁/廣島嵩真(ST-3クラス、5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY)(シリーズランキング 5位)
  • 2019年 - TRACY SPORTS SPV Racing
#5 山本謙悟/鵜飼龍太/三島優輝/青合正博/Kenny Lee Wan Yuen/⼭⽥遼/Tang Tien Foo Roy/稲田昌文/青木孝行/岩佐歩夢(ST-4クラス、5ZIGEN ADVICS SPV 86)(シリーズランキング 5位)
  • 2020年 - TEAM 5ZIGEN
#500 大塚隆一郎/青木孝行/下垣和也/鉢呂敏彦/金石年弘/廣島嵩真/坂本祐也(ST-Zクラス、5ZIGEN AMG GT4)(シリーズランキング 3位)
  • 2021年 - TEAM 5ZIGEN
#500 大塚隆一郎/金石年弘/ジェイク・パーソンズ/太⽥格之進/金丸ユウ(ST-Zクラス、5ZIGEN AMG GT4)(シリーズランキング 3位)
  • 2022年 - TEAM 5ZIGEN
#500 大塚隆一郎/太⽥格之進/金石年弘(ST-Zクラス、5ZIGEN AMG GT4)(シリーズタイトル獲得)
  • 2023年 - TEAM 5ZIGEN
#500 HIROBON/川端伸太郎/塩津佑介/金丸ユウ(ST-Xクラス、5ZIGEN GTR GT3)(シリーズランキング 7位)

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]