2020年東京オリンピックの陸上競技・女子100m

東京 2020
女子100m
会場国立競技場
開催日2021年7月30日
（予選）
2021年7月31日
（準決勝・決勝）[1]
参加選手数55か国 71人
タイム10秒61　OR
メダリスト
金メダル ジャマイカ エレイン・トンプソン＝ヘラ (JAM)
銀メダル ジャマイカ シェリー＝アン・フレーザー＝プライス (JAM)
銅メダル ジャマイカ シェリカ・ジャクソン（英語版） (JAM)
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2020年東京オリンピック
陸上競技
トラック
100 m男子女子
200 m男子女子
400 m男子女子
800 m男子女子
1,500 m男子女子
5,000 m男子女子
10,000 m男子女子
100 m ハードル女子
110 m ハードル男子
400 m ハードル男子女子
3,000 m 障害男子女子
4×100 m リレー男子女子
4×400 m リレー男子女子混合
フィールド
走高跳男子女子
棒高跳男子女子
走幅跳男子女子
三段跳男子女子
砲丸投男子女子
円盤投男子女子
ハンマー投男子女子
やり投男子女子
ロード
マラソン男子女子
20 km 競歩男子女子
50 km 競歩男子
混成
七種競技女子
十種競技男子
« 2016
2024 »

2020年東京オリンピックの陸上競技・女子100m（2020ねんとうきょうオリンピックのりくじょうきょうぎ・じょし100メートル）は、2021年7月30日から7月31日にかけて、東京の国立競技場で開催された[1]。前回覇者のエレイン・トンプソン＝ヘラが今大会でも優勝し、オリンピック新記録を樹立した[2]。トンプソン＝ヘラにとっては生涯3個目のオリンピック金メダルである[3]。前回の銅メダリストで2008年と2012年の勝者であるシェリー＝アン・フレーザー＝プライスが銀メダルを獲得した。銅メダルはシェリカ・ジャクソン（英語版）が勝ち取り、ジャマイカが表彰台を独占した[2]。

概要[編集]

女子100mは1928年大会で導入されて以来、22回目の開催となった。

2021年5月初旬、2度のオリンピック・チャンピオン・シェリー＝アン・フレーザー＝プライスは、「私のキャリアはまだ終わっていない」と宣言した。初の金メダルから13年、フレーザー＝プライスは自己記録を更新してきただけでなく、歴代2位の10秒63をマークしてきた。ジャマイカのオリンピック選考会では3位で、何とか出場権を得た。アメリカの選考会では、シャカリ・リチャードソンが歴代6位に匹敵する10秒72で走り、出場権を獲得したかに見えたが、ドーピング検査の結果、大麻（マリファナ）の陽性反応が出たため、失格となった。（リチャードソンがマリファナを使用したオレゴン州では合法化されているが、陸上競技の規定では禁止薬物に含まれる[4]。）日本の女子選手は短距離種目での代表選出がなかった[5]。

予選ではマリー・ジョゼ・タ・ルーがアフリカ新記録となる10秒78でトップ通過した。準決勝ではフレーザー＝プライスが10秒73でトンプソン＝ヘラをかわした。タ・ルーとジャマイカのシェリカ・ジャクソン（英語版）も10秒8を切って決勝進出を決めた。ダリル・ネイタは10秒992で決勝に駒を進め、ミシェル＝リー・アイは10秒993で決勝を逃した[6]。

フレーザー＝プライスはスタートの良さで知られ、決勝でもうまくいったが、トンプソン＝ヘラも追随した。30メートル付近でトンプソン＝ヘラがリードし、ジャクソンとタ・ルーが銅メダル争いを繰り広げた。そこからトンプソン＝ヘラはフレーザー＝プライスを引き離していき、ジャクソンがタ・ルーを離し、フレーザー＝プライスを追走した。トンプソン＝ヘラはゴールラインを切るころには2位以下に大きな差を付けており、タイム表示板やカメラマンを指さす余裕を見せた[2]。記録10秒61は快勝だっただけでなく、自己新記録を0秒09更新し、フローレンス・グリフィス＝ジョイナーが1988年大会でマークしたオリンピック記録を塗り替え、ジョイナーの2番目に良い記録に並んだ[7]。2位のフレーザー＝プライスと3位のジャクソンは0秒02差で、ほぼ同時にゴールした[2]。4位入賞のタ・ルーはジャマイカトリオから0秒15離されてゴールした。

トンプソン＝ヘラは、ワイオミア・タイアス、ゲイル・ディバース、フレーザー＝プライスに次ぐ100mの2大会連続制覇を成し遂げた。フレーザー＝プライスはこの種目で金・銀・銅のすべてのメダルを獲得し、マリーン・オッティのメダル獲得数に並んだが、オッティは金メダルを獲得したことはない。

エントリー[編集]

各国内オリンピック委員会（NOC）は参加標準記録を突破するか、期間内に国際陸連ランキングで上位に入った選手を3人エントリーすることができる。（3人の制限は1930年のオリンピックコングレス以来継続している。）参加標準記録は11秒15であった。国際陸連ランキングは各人のベスト5の記録を平均したものを基礎として、各大会の重要度で重み付けして算出したもので、56人はこのランキングに基づき選出された。参加標準記録は、ランキングでの出場権を獲得できなかった選手に参加資格を与えるために設定されたものである。[8][9]

選手選考の対象となる期間は当初、2019年5月1日から2020年6月29日までであった。新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け、対象となる選考会が2020年4月6日から11月30日まで中断し、選考期間は2021年6月29日まで延長された。選考期間外でも直近のエリア選手権大会はランキングに反映されうる。記録は屋外で測定されたもののみ有効である。[8][10]

各NOCは陸上競技の参加標準記録を突破する選手が誰もいない場合、いずれかの種目に男女1人に限ってエントリーすることが可能である[8]。

開催形式[編集]

開催形式は、2012年に導入された予備予選と3段階の本戦（予選・準決勝・決勝）の形式を踏襲する。参加標準記録を突破せずにエントリーされた選手は予備予選から、参加標準記録を突破してエントリーされた選手は予選から出場する[11]。

記録[編集]

今大会前の各種記録は次の通りである。

WR 世界記録 | AR エリア記録 | CR 選手権記録 | GR 大会記録 | NR 国家記録 | OR オリンピック記録 | PB 自己ベスト | SB シーズンベスト | WL 世界最高（当該シーズン中）
区分 選手 記録 会場 日付
世界記録  フローレンス・グリフィス＝ジョイナー (USA) 10.49 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国インディアナポリス 1988年7月16日
オリンピック記録 10.62 大韓民国の旗 韓国ソウル 1988年9月24日
エリア 記録 風 選手 国籍
アフリカ 10.78 +1.6m ミュリエル・アウレ コートジボワールの旗 コートジボワール
アジア 10.79 +0.0 李雪梅 中華人民共和国の旗 中国
ヨーロッパ 10.73 +2.0 クリスティーン・アーロン フランスの旗 フランス
北中米カリブ 10.49 WR +0.0 フローレンス・グリフィス＝ジョイナー アメリカ合衆国の旗 アメリカ
オセアニア 11.11 +1.9 メリッサ・ブリーン オーストラリアの旗 オーストラリア
11.11 +0.0 デニス・ロバートソン＝ボイド（英語版） オーストラリアの旗 オーストラリア
南アメリカ 10.91 -0.2 ロサンジェラ・サントス（英語版） ブラジルの旗 ブラジル

今大会で以下の記録が更新された。

新記録 日時 ラウンド 選手 国籍 記録
オリンピック記録 7月31日 決勝 エレイン・トンプソン＝ヘラ ジャマイカ ジャマイカ 10.61
アフリカ記録 7月30日 予選 マリー・ジョゼ・タ・ルー コートジボワール コートジボワール 10.78

エレイン・トンプソン＝ヘラがフローレンス・グリフィス＝ジョイナーが1988年にマークしたオリンピック記録を0秒01更新した。この記録はボブ・ビーモンが1968年に走幅跳でマークしたオリンピック記録に次ぐ、長年更新されていない記録であった。

このほか、以下の国家記録が樹立された。

国 選手 ラウンド 記録 備考
アフガニスタン アフガニスタン カミア・ユースフィ（英語版） (AFG) 予備予選 13.29
マラウィ マラウイ アシメニエ・シムワカ (MAW) 予備予選 11.76
予選 11.68
パレスチナ パレスチナ ハンナ・バラカト（英語版） (PLE) 予備予選 12.16
スイス スイス ムジンガ・カンブンジ（英語版） (SUI) 予選 10.95
スイス アイラ・デル・ポンテ（英語版） (SUI) 予選 10.91
コートジボワール コートジボワール マリー・ジョゼ・タ・ルー (CIV) 予選 10.78 AR
ガンビア ガンビア ジーナ・バス (GAM) 予選 11.12
ジャマイカ ジャマイカ エレイン・トンプソン＝ヘラ (JAM) 決勝 10.61 OR

日程[編集]

時刻は日本標準時（UTC+9）

2日間にわたって開催された[1]。

日付 時刻 ラウンド
2021年7月30日（金） 9:00
19:00		 予備予選
予選
2021年7月31日（土） 19:00
21:50		 準決勝
決勝

結果[編集]

WR 世界記録 | AR エリア記録 | CR 選手権記録 | GR 大会記録 | NR 国家記録 | OR オリンピック記録 | PB 自己ベスト | SB シーズンベスト | WL 世界最高（当該シーズン中）
| Q 順位による通過 | q 記録による通過 | DNS 棄権

予備予選[編集]

予備予選は参加標準記録を突破していない選手が出場し、参加標準記録を突破している選手は予選から出場した。各組上位3人（Q）と最も記録が良い選手（q）が予選に進出した。

1組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 6 ナターシャ・アカマビ コンゴ共和国 コンゴ共和国 0.124 11.47 Q, SB
2 8 マギー・バーリー（英語版） シエラレオネ シエラレオネ 0.142 11.53 Q, SB
3 5 アミヤ・クラーク セントクリストファー・ネイビス セントクリストファー・ネイビス 0.155 11.67 Q
4 9 ジェネブー・ダンテ（英語版） マリ マリ 0.169 12.12 SB
5 1 ハデル・アブド（英語版） リビア リビア 0.126 12.70 PB
6 2 バシャー・オバイド・マナリ（英語版） カタール カタール 0.142 13.12 PB
7 7 カミア・ユースフィ（英語版） アフガニスタン アフガニスタン 0.157 13.29 NR
8 3 アルバ・ムボ・ンチャマ（英語版） 赤道ギニア 赤道ギニア 0.148 13.36 PB
9 4 アメド・エルナ（英語版） コモロ コモロ 0.161 14.30 PB
風速：+0.3 m/s

2組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 3 ファシヒ・ファルザネヘ（英語版） イラン イラン 0.142 11.76 Q
2 8 アズレーン・ナビラ・アリアス（英語版） マレーシア マレーシア 0.168 11.77 Q, PB
3 4 ムダウィ・シャマリ（英語版） クウェート クウェート 0.167 11.82 Q
4 5 レジーン・テゥガデ（英語版） グアム グアム 0.135 12.17 SB
5 7 シャルロット・アフリア（英語版） モナコ モナコ 0.131 12.35
6 9 シリーナ・パ・アファイ（英語版） ラオス ラオス 0.170 12.41 SB
7 6 謝喜恩（英語版、中国語版） チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ 0.171 12.49 PB
8 2 サルスワティ・チョーダリ（英語版） ネパール ネパール 0.158 12.91 SB
9 1 Yasmeen Al-Dabbagh サウジアラビア サウジアラビア 0.153 13.34
風速： +0.5 m/s

3組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 9 ジョエラ・ロイド アンティグア・バーブーダ アンティグア・バーブーダ 0.179 11.55 Q
2 5 アシメニエ・シムワカ マラウイ マラウイ 0.164 11.76 Q, NR
3 7 アルプヒナ・テフペイオリ（英語版） インドネシア インドネシア 0.194 11.89 Q, SB
4 1 カーラ・シクルーナ（英語版） マルタ マルタ 0.152 12.11 q
5 4 ハンナ・バラカト（英語版） パレスチナ パレスチナ 0.164 12.16 NR
6 8 マズーン・アラウィ（英語版） オマーン オマーン 0.191 12.35
7 3 アイサタ・デン・コンテ（英語版） ギニア ギニア 0.157 12.43 PB
8 6 マティ・スタンリー（英語版） ツバル ツバル 0.159 14.52 PB
9 2 フーリー・バ モーリタニア モーリタニア 0.147 15.26 PB
風速： +0.8 m/s

予選[編集]

各組上位3人（Q）と記録上位3人（q）が準決勝に進出した。

1組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 5 ティアナ・ダニエルズ（英語版） アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 0.136 11.04 Q
2 4 ディナ・アッシャー＝スミス（英語版） イギリス イギリス 0.103 11.07 Q
3 8 ミュリエル・アウレ コートジボワール コートジボワール 0.132 11.16 Q, SB
4 7 葛曼棋（英語版、中国語版） 中国 中国 0.149 11.20 q
5 6 ザロメ・コラ（英語版） スイス スイス 0.146 11.25
6 9 マライエ・ファン・フネンスタイン（英語版） オランダ オランダ 0.158 11.27 SB
7 2 ジョエラ・ロイド アンティグア・バーブーダ アンティグア・バーブーダ 0.173 11.54
8 3 アシメニエ・シムワカ マラウイ マラウイ 0.161 11.68 NR
風速： -0.1 m/s

2組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 7 エレイン・トンプソン＝ヘラ ジャマイカ ジャマイカ 0.158 10.82 Q
2 5 ムジンガ・カンブンジ（英語版） スイス スイス 0.111 10.95 Q, NR
3 6 タチアナ・ピント（英語版） ドイツ ドイツ 0.164 11.16 Q
4 4 カミカ・ビンガム（英語版） カナダ カナダ 0.156 11.21 q
5 3 ロサンジェラ・サントス（英語版） ブラジル ブラジル 0.180 11.33 SB
6 9 ケリー＝アン・バプティステ トリニダード・トバゴ トリニダード・トバゴ 0.150 11.48
7 8 ビットリア・フォンタナ（英語版） イタリア イタリア 0.149 11.53
8 2 アルプヒナ・テフペイオリ（英語版） インドネシア インドネシア 0.189 11.92
風速： +0.1 m/s

3組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 4 アレクサンドラ・ブルクハルト（英語版） ドイツ ドイツ 0.133 11.08 Q
2 6 ジャビアン・オリバー（英語版） アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 0.150 11.15 Q
3 9 アンナ・ボンジョルニ（英語版） イタリア イタリア 0.147 11.35 Q
4 7 ロダ・ヌジョブ（英語版） ザンビア ザンビア 0.130 11.40 (.394)
5 8 梁小静（英語版、中国語版） 中国 中国 0.159 11.40 (.396)
6 5 トリスタン・イーブリン（英語版） バルバドス バルバドス 0.125 11.42
7 3 マギー・バーリー（英語版） シエラレオネ シエラレオネ 0.148 11.45 SB
8 2 ファシヒ・ファルザネヘ（英語版） イラン イラン 0.143 11.79
風速： -0.4 m/s

4組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 4 マリー・ジョゼ・タ・ルー コートジボワール コートジボワール 0.161 10.78 Q, AR
2 7 ダリル・ネイタ イギリス イギリス 0.107 10.96 Q, PB
3 5 クリスタル・エマニュエル（英語版） カナダ カナダ 0.148 11.18 Q
4 6 ロレーヌ・バゾロ（英語版） ポルトガル ポルトガル 0.134 11.31
5 3 マヤ・ミハリネツェ（英語版） スロベニア スロベニア 0.130 11.54 SB
6 9 アンヘラ・テノリオ（英語版） エクアドル エクアドル 0.137 11.59
7 2 アミヤ・クラーク セントクリストファー・ネイビス セントクリストファー・ネイビス 0.153 11.71
― 8 ヴィトーリア・クリスチナ・ローザ（英語版） ブラジル ブラジル - DNS -
風速： -0.3 m/s

5組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 4 シェリー＝アン・フレーザー＝プライス ジャマイカ ジャマイカ 0.128 10.84 Q
2 5 アイラ・デル・ポンテ（英語版） スイス スイス 0.131 10.91 Q, NR
3 6 ヌズベチ・グレース・ヌウォコチャ（英語版） ナイジェリア ナイジェリア 0.161 11.00 Q, PB
4 7 ジーナ・バス ガンビア ガンビア 0.134 11.12 q, NR
5 2 ラファリア・スパヌダキ＝ハジリガ（英語版） ギリシャ ギリシャ 0.133 11.45
6 8 イナ・エフティモバ（英語版） ブルガリア ブルガリア 0.145 11.46
7 9 デュティ・チャンド（英語版） インド インド 0.148 11.54
8 3 カーラ・シクルーナ（英語版） マルタ マルタ 0.178 12.16
風速： +1.3 m/s

6組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 7 ブレッシング・オカグバレ ナイジェリア ナイジェリア 0.147 11.05 Q
2 5 アシャ・フィリップ（英語版） イギリス イギリス 0.110 11.31 Q
3 6 タイニア・ゲイサー バハマ バハマ 0.141 11.34 Q
4 9 クリスツィナ・ツィマノウスカヤ ベラルーシ ベラルーシ 0.149 11.47
5 8 マリア・イザベル・ペレス（英語版） スペイン スペイン 0.151 11.51
6 3 ナターシャ・アカマビ コンゴ共和国 コンゴ共和国 0.137 11.52
7 2 アズレーン・ナビラ・アリアス（英語版） マレーシア マレーシア 0.173 11.91
風速： -0.1 m/s

7組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 6 ミシェル＝リー・アイ トリニダード・トバゴ トリニダード・トバゴ 0.123 11.06 Q
2 5 シェリカ・ジャクソン ジャマイカ ジャマイカ 0.170 11.07 Q
3 7 ジェンナ・プランディーニ アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 0.148 11.11 Q, SB
4 8 ディアナ・バイスマン（英語版） イスラエル イスラエル 0.132 11.27 SB
5 4 ハナ・ベーシック（英語版） オーストラリア オーストラリア 0.147 11.32
6 2 韋永麗 中国 中国 0.174 11.48 SB
7 9 ジャスミン・エイブラムス（英語版） ガイアナ ガイアナ 0.148 11.49
8 3 ムダウィ・シャマリ（英語版） クウェート クウェート 0.167 11.81
風速： -0.2 m/s

準決勝[編集]

各組上位2人（Q）と記録上位2人（q）が決勝に進出した。

1組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 4 エレイン・トンプソン＝ヘラ ジャマイカ ジャマイカ 0.157 10.76 Q
2 6 アイラ・デル・ポンテ スイス スイス 0.109 11.01 Q
3 7 ディナ・アッシャー＝スミス イギリス イギリス 0.148 11.05
4 8 ジェンナ・プランディーニ アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 0.149 11.11 SB
5 2 カミカ・ビンガム カナダ カナダ 0.150 11.22
6 3 タイニア・ゲイサー バハマ バハマ 0.130 11.31
7 9 タチアナ・ピント ドイツ ドイツ 0.163 11.35
— 5 ブレッシング・オカグバレ ナイジェリア ナイジェリア — — DNS
風速： +0.0 m/s

2組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 5 マリー・ジョゼ・タ・ルー コートジボワール コートジボワール 0.147 10.79 Q
2 6 シェリカ・ジャクソン ジャマイカ ジャマイカ 0.147 10.79 Q
3 4 ミシェル＝リー・アイ トリニダード・トバゴ トリニダード・トバゴ 0.132 11.00 SB
4 7 アレクサンドラ・ブルクハルト ドイツ ドイツ 0.151 11.07
5 9 ジャビアン・オリバー アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 0.166 11.08
6 2 クリスタル・エマニュエル カナダ カナダ 0.149 11.21
7 3 葛曼棋 中国 中国 0.145 11.22
8 8 アシャ・フィリップ イギリス イギリス 0.134 11.30
風速： -0.2 m/s

3組[編集]

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1 5 シェリー＝アン・フレーザー＝プライス ジャマイカ ジャマイカ 0.136 10.73 Q
2 7 ムジンガ・カンブンジ スイス スイス 0.128 10.96 Q
3 6 ティアナ・ダニエルズ アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 0.144 10.98 q, PB
4 4 ダリル・ネイタ イギリス イギリス 0.135 11.00 q
5 9 ヌズベチ・グレース・ヌウォコチャ ナイジェリア ナイジェリア 0.142 11.07
6 2 ジーナ・バス ガンビア ガンビア 0.140 11.16
7 8 ミュリエル・アウレ コートジボワール コートジボワール 0.124 11.28
8 3 アンナ・ボンジョルニ イタリア イタリア 0.159 11.38
風速： +0.3 m/s

決勝[編集]

風速：-0.6 m/s

順位 レーン 選手 国籍 反応時間 記録 備考
1位 4 エレイン・トンプソン＝ヘラ ジャマイカ ジャマイカ 0.150 10.61 OR, NR
2位 5 シェリー＝アン・フレーザー＝プライス ジャマイカ ジャマイカ 0.139 10.74
3位 7 シェリカ・ジャクソン ジャマイカ ジャマイカ 0.152 10.76 PB
4 6 マリー・ジョゼ・タ・ルー コートジボワール コートジボワール 0.158 10.91
5 8 アイラ・デル・ポンテ スイス スイス 0.129 10.97
6 9 ムジンガ・カンブンジ スイス スイス 0.138 10.99
7 3 ティアナ・ダニエルズ アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 0.144 11.02
8 2 ダリル・ネイタ イギリス イギリス 0.108 11.12

脚注[編集]

  1. ^ a b c “陸上競技　競技スケジュール”. Tokyo 2020. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月21日閲覧。
  2. ^ a b c d “【東京五輪】 陸上女子100メートル、トンプソン＝ヘラーが連覇 ジャマイカ勢がメダル独占”. 英国放送協会 (2021年8月1日). 2021年8月1日閲覧。
  3. ^ Reuters Staff (2021年7月31日). “五輪＝陸上女子100m、トンプソンヘラが金 ジョイナーの記録33年ぶりに更新”. ロイター. 2021年8月1日閲覧。
  4. ^ Joe Rivera (2021年7月3日). 角谷剛 訳: “女子100m走全米王者シャカリ・リチャードソンが禁止薬物検査で失格…「私を裁かないで」”. SPORTINGNEWS. 2021年8月1日閲覧。
  5. ^ “【東京オリンピックへの道】日本代表選手一覧”. 日本陸上競技連盟 (2021年7月8日). 2021年8月1日閲覧。
  6. ^ “Results Summary/Athletics Women's 100m Semi-Final” (2021年7月31日). 2021年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月1日閲覧。
  7. ^ “Elaine Thompson Hera is now the fastest woman in the world”. mostgadat.com (2021年7月31日). 2021年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月1日閲覧。
  8. ^ a b c “Qualification System – Games of the XXXI Olympiad – Athletics” (PDF). IAAF. https://www.atleticalive.it/wp-content/uploads/2019/03/Olympic-Games-Tokyo-2020-qualification-system.pdf 2019年3月31日閲覧。 
  9. ^ “IAAF to follow other sports with world ranking system for athletes”. BBC Sport. (2018年3月7日). https://www.bbc.com/sport/athletics/43259616 2018年8月2日閲覧。 
  10. ^ “Olympic qualification period suspended until 1 December 2020”. World Athletics. (2020年4月6日). https://www.worldathletics.org/news/press-releases/olympic-qualification-suspended-2020 2020年4月9日閲覧。 
  11. ^ “Athletics Explanatory Guide”. Tokyo 2020. (2019年8月) 

外部リンク[編集]

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