2020年のワールドシリーズ

2020年ワールドシリーズ

シリーズ優勝を記念して2021年7月にホワイトハウスを表敬訪問し、当時のアメリカ合衆国大統領ジョー・バイデンおよび副大統領カマラ・ハリスユニフォームを贈呈するドジャース一行。背番号はバイデンが第46代大統領、ハリスが第49代副大統領であることにちなむ[注 1]
チーム 勝数
ロサンゼルス・ドジャースNL 4
タンパベイ・レイズAL 2
シリーズ情報
試合日程 10月20日–27日
観客動員 6試合合計:6万8622人
1試合平均:1万1437人
MVP コーリー・シーガー(LAD)
責任審判 ビル・ミラー(第2戦を除く)、
ジェリー・ミールズ(第2戦のみ)[1]
ALCS TB 4–3 HOU
NLCS LAD 4–3 ATL
チーム情報
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
シリーズ出場 02年ぶり21回目
GM 空位
監督 デーブ・ロバーツ
シーズン成績 43勝17敗・勝率.717
NL西地区優勝

タンパベイ・レイズ(TB)
シリーズ出場 12年ぶり02回目
GM エリック・ニアンダー
監督 ケビン・キャッシュ
シーズン成績 40勝20敗・勝率.667
AL東地区優勝
全米テレビ中継
放送局 FOX
実況 ジョー・バック
解説 ジョン・スモルツ
平均視聴率 5.2%(前年比2.9ポイント下降)
ワールドシリーズ
 < 2019 2021 > 

2020年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第116回ワールドシリーズ英語: 116th World Series)は、10月20日から27日にかけて計6試合が開催された。その結果、ロサンゼルス・ドジャースナショナルリーグ)がタンパベイ・レイズアメリカンリーグ)を4勝2敗で下し、32年ぶり7回目の優勝を果たした。

両リーグの最高勝率球団どうしがシリーズで対戦するのは、1995年地区シリーズ導入以降では、2013年以来7年ぶり4度目[2]。また、両球団の平均勝率は.692で、1906年シリーズ出場時のシカゴ・ホワイトソックスシカゴ・カブスが記録した.690を上回り、シリーズ史上最高となった[3]シリーズMVPには、第5戦の初回表に先制適時打を放つなど、6試合で打率.400・2本塁打・5打点OPS 1.256という成績を残したドジャースのコーリー・シーガーが選出された。

COVID-19流行に伴う特別ルール[編集]

7月23日、当初の予定からおよそ4か月遅れでレギュラーシーズンが開幕し、首都ワシントンD.C.の試合ではアンソニー・ファウチ始球式を行った。ファウチは国立アレルギー・感染症研究所の所長として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の陣頭指揮を執っていた人物である

2019年、中華人民共和国湖北省武漢市で新型コロナウイルス "SARSコロナウイルス2" の発生が確認された。ウイルスは世界中へ拡散し、感染症(COVID-19)を罹患する人が増え続けていった。アメリカ合衆国では、2020年1月下旬にワシントン州スノホミッシュ郡で初の感染者が確認され[4]、2か月後の3月下旬には感染者数が発生源の中国を抜いて世界最多となった[5]。これを受けてMLBは、レギュラーシーズン開幕を3月26日から7月23日へ延期し、試合数を1球団あたり162試合から60試合へ削減したほか、様々な特別ルールを設けた。ワールドシリーズに適用された主な競技ルールや運営要項は以下の通り。

  • ロースターの拡大
シリーズの出場選手登録(ロースター)人数は、前年までは25人だった。今シリーズでは、それが28人に拡大した。
ロースターは元々、COVID-19と関係なく拡大する予定だった。当初の予定では、25人・ポジション制限なしから26人・投手は上限13人になるはずだった[6]。開幕延期後に機構と選手会とが協議した結果、レギュラーシーズン開幕時のロースターを30人とし、そこから2週間ごとに28人→26人と段階的に減らしていくこととなった。しかし開幕後、複数球団でCOVID-19のクラスターが発生したことから、感染者の隔離で選手が足りなくなって試合中止という事態を避けるため、ワールドシリーズ終了までロースターは28人のままで通すよう改められた[7]
  • ユニバーサルDH
指名打者(DH)制度1973年以降、アメリカンリーグでのみ採用されていた。2020年ナショナルリーグでも導入され、これに伴い今シリーズでも全試合がDH制ありで行われることになった。これにより、投手が打撃・走塁で故障することを防ぎ、ロースター拡大で増えた選手にも出番を与えることができる[8]
ワールドシリーズでのDH制の採用過程は、3段階に分かれる[9]
  1. 第1期(1973年1975年):一切採用せず
  2. 第2期(1976年1985年):偶数年は全試合で採用、奇数年は全試合で不採用
  3. 第3期(1986年2019年):毎年、アメリカンリーグ球団の本拠地で開催される試合では採用、ナショナルリーグ球団の本拠地で開催される試合では不採用
したがって、全試合がDH制ありで開催されるシリーズは1984年以来36年ぶりとなる。
  • 中立地開催
今シリーズは前年までのように出場球団の本拠地を行き来するのではなく、関係者を隔離して中立地で開催する "バブル" 形式で実施することとなった。開催地には、テキサス州アーリントンにあるテキサス・レンジャーズの本拠地球場グローブライフ・フィールドが選ばれた。ワールドシリーズの中立地開催は史上初、1球場のみでの開催は1944年以来76年ぶり4度目である[注 2][10]。両チームの宿舎には同州アービングのリゾートホテルが用意された[11]
グローブライフ・フィールドは開閉式の屋根を有している。COVID-19拡大防止の一環として換気を促すため、今シリーズでは基本的に屋根を開けた状態で試合を行うが、など気象条件によっては屋根は閉められる[12]。また、フィールドには人工芝が採用されているため、今シリーズは全試合が人工芝の上で行われる。これは1993年以来27年ぶりである[13]
  • 観客の入場制限
MLBはこの年、レギュラーシーズン開幕からポストシーズン途中まで無観客試合を続けていた。グローブライフ・フィールドで開催されるナショナルリーグ優勝決定戦とワールドシリーズでは、球場収容人員40,518人の約28%にあたる11,500人まで入場を認めることとなった[14]。これは、テキサス州知事グレッグ・アボット外出制限解除やスポーツイベントへの観客動員容認など、経済活動の再開に前向きなことが大きな要因である[15]
座席は横に連続して並ぶ4席をひとつの "ポッド" という単位として販売し、各ポッドを市松模様のように配置して最低6フィート(約1.83m)の間隔を空けるほか、フィールドやダグアウトおよびブルペンから20フィート(約6.1m)以内にはポッドを置かないなど、社会距離拡大戦略に配慮している[14]

これらの特別ルールが採用された一方で、レギュラーシーズンで導入されながらポストシーズンでの採用が見送られたり、ポストシーズンの他シリーズで導入されながらワールドシリーズでの採用が見送られたりしたものもある。そのひとつが、延長戦では無死二塁からイニングを始める "タイブレーク" である。これは、レギュラーシーズンが67日間で60試合を行う過密日程だったことから、延長戦を早く決着させて選手の負担を減らす目的で導入されたものであり、ポストシーズンでは延長戦は通常通り無死無走者から始まる[16]。また、7戦4勝制のシリーズでこれまで設けられていた第2戦と第5戦の翌日の休養日(移動日)が、シーズンを長引かせないためにこの年の両リーグ優勝決定戦では廃止されたが、ワールドシリーズでは変わらず設けられている[17]

ワールドシリーズまでの道のり[編集]

両チームの2020年[編集]

それぞれのリーグ優勝決定戦シリーズMVPを受賞した、レイズの外野手ランディ・アロサレーナ(左。写真は2020年9月8日撮影)と、ドジャースの内野手コーリー・シーガー(写真は2016年9月13日撮影)

10月17日にまずアメリカンリーグでレイズ(東地区)が、そして18日にはナショナルリーグでドジャース(西地区)が、それぞれリーグ優勝を決めてワールドシリーズへ駒を進めた。

レイズはこの年、選手の年俸総額はMLB全30球団中3番目に低いながらも、レギュラーシーズンでは2番目に多く勝ち星を挙げた。もともと選手起用については伝統的な役割分担にとらわれず、プラトーン・システムオープナーなどの戦術を駆使してきたチームであるため、起用の選択肢が増えるという点でロースター拡大が有利に働いた[18]。選手たちも求められる役割が頻繁に変わる難しい状況ながら、チーム内の雰囲気を良好に保ち意思を統一していた[19]。8月下旬以降は地区首位を守り、9月17日にはポストシーズン進出が確定[20]、その後も勝利を積み重ね最終的にはリーグ最高勝率となった。平均得点4.82はリーグ6位、防御率3.56はリーグ2位。打線では2桁打点を記録した打者が16人で両リーグを通じてこの年最多、投手陣ではセーブを挙げた投手が12人でMLB史上最多タイとなった[21]。柔軟な投手起用に加えて、野手陣の守備の良さも失点阻止に一役買っており、UZR/150をはじめ様々な指標でMLB上位に入った[18]ワイルドカードシリーズではトロント・ブルージェイズを2勝0敗で[22]地区シリーズではニューヨーク・ヤンキースを3勝2敗で[23]リーグ優勝決定戦ではヒューストン・アストロズを4勝3敗で[24]、それぞれ下した。

ドジャースは前年もリーグ最多の106勝を挙げて地区7連覇を達成し、地区シリーズ敗退後のオフにはトレードで外野手のムーキー・ベッツを補強した。2020年も開幕から、地区優勝の最有力候補という前評判通りに勝利を重ねていく[25]。折り返しの30試合終了時点では22勝8敗で、これは例年通りの162試合に換算すれば119勝に到達する勢いだった[26]。9月16日には両リーグを通じて一番乗りでポストシーズン進出を確定させ、翌週22日にはリーグ最高勝率とともに史上3球団目となる8季連続地区優勝を果たした[注 3][27]。平均得点5.82と防御率3.02のいずれもリーグ最高。打線の打順別OPSは4番打者以外が全て.761以上、20イニング以上を投じた12投手のうち防御率が3.90より悪いのはシーズン途中で放出されたロス・ストリップリングのみ、と投打に層の厚さが際立つシーズンだった[25]。ベッツはフィールド上で走攻守に高い能力を発揮したのみならず、加入1年目からリーダーシップを振るってチームを牽引した[28]ワイルドカードシリーズではミルウォーキー・ブルワーズを2勝0敗で[29]地区シリーズではサンディエゴ・パドレスを3勝0敗で[30]リーグ優勝決定戦ではアトランタ・ブレーブスを4勝3敗で[31]、それぞれ下した。

ドジャース編成本部長アンドリュー・フリードマンは、2005年10月から2014年10月まではレイズでGMを務めていた。今シリーズ時のレイズGMエリック・ニアンダーも、2007年インターンとしてレイズに入団した、かつてのフリードマンの部下だった[32]。レイズOBのカルロス・ペーニャは、今シリーズを「フリードマンは自らの手で作り上げた怪物と対峙するんだ」と表現する[33]。今シリーズに際しては、レイズがフリードマン時代と同様に金をかけずに勝ち進んできたのに対し[注 4]、ドジャースは選手の年俸総額がMLB屈指の高額である[32]Baseball-Reference.comの集計では、ドジャースの年俸総額は30球団中3位であり、28位レイズとの順位差25は、1998年以降のワールドシリーズ23回中で最も大きい[注 5][34]。またSpotracの集計によると、ドジャースが先発投手クレイトン・カーショウと外野手ベッツのふたりに費やしている額だけで、レイズの年俸総額2830万ドルの93%に相当する[35]

ホームフィールド・アドバンテージ[編集]

ワールドシリーズの第1・2・6・7戦を後攻で迎えられる "ホームフィールド・アドバンテージ" は、それぞれのリーグ内におけるシード順が高位の方に、もしシード順が同じ場合はレギュラーシーズンの勝率が高い方に与えられる[36]。シード順は、まず地区優勝球団が勝率順に第1〜3シード、次に地区2位球団が勝率順に第4〜6シード、最後にワイルドカード球団が勝率順に第7〜8シードとなる。もし仮に地区2位の球団が他地区優勝球団の勝率を上回っていたとしても、シード順で上位とはならない。ポストシーズン進出16球団のアドバンテージ優先順位は以下の通り。

優先順位 球団 レギュラーシーズン成績 ポストシーズン結果
WCS DS LCS
1 01 ロサンゼルス・ドジャース 43勝17敗・勝率.717 NL西地区優勝 ワールドシリーズ進出 2勝0敗 3勝0敗 4勝3敗
02 タンパベイ・レイズ 40勝20敗・勝率.667 AL東地区優勝 ワールドシリーズ進出 2勝0敗 3勝2敗 4勝3敗
2 03[※1] オークランド・アスレチックス 36勝24敗・勝率.600 AL西地区優勝 地区シリーズ(DS)敗退 2勝1敗 1勝3敗
04 アトランタ・ブレーブス 35勝25敗・勝率.583 NL東地区優勝 リーグ優勝決定戦(LCS)敗退 2勝0敗 3勝0敗 3勝4敗
3 05[※1] ミネソタ・ツインズ 36勝24敗・勝率.600 AL中地区優勝 ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
06 シカゴ・カブス 34勝26敗・勝率.567 NL中地区優勝 ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
4 07 サンディエゴ・パドレス 37勝23敗・勝率.617 NL西地区2位 地区シリーズ(DS)敗退 2勝1敗 0勝3敗
08[※2] クリーブランド・インディアンス 35勝25敗・勝率.583 AL中地区2位 ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
5 09 ニューヨーク・ヤンキース 33勝27敗・勝率.550 AL東地区2位 地区シリーズ(DS)敗退 2勝0敗 2勝3敗
10 セントルイス・カージナルス 30勝28敗・勝率.517 NL中地区2位 ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 1勝2敗
6 11 マイアミ・マーリンズ 31勝29敗・勝率.517 NL東地区2位 地区シリーズ(DS)敗退 2勝0敗 0勝3敗
12 ヒューストン・アストロズ 29勝31敗・勝率.483 AL西地区2位 リーグ優勝決定戦(LCS)敗退 2勝0敗 3勝1敗 3勝4敗
7 13[※2] シカゴ・ホワイトソックス 35勝25敗・勝率.583 AL中地区3位=ワイルドカード ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 1勝2敗
14 シンシナティ・レッズ 31勝29敗・勝率.517 NL中地区3位=ワイルドカード ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
8 15 トロント・ブルージェイズ 32勝28敗・勝率.533 AL東地区3位=ワイルドカード ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
16 ミルウォーキー・ブルワーズ 29勝31敗・勝率.483 NL中地区4位=ワイルドカード ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
※1  シーズン60試合の勝敗が同じ、かつこの年の直接対決がない場合は、それぞれの球団が同地区他球団相手に残した成績が決め手となる。アスレチックスがアメリカンリーグ西地区4球団相手に26勝14敗・勝率.650だったのに対し、ツインズはアメリカンリーグ中地区4球団相手に23勝17敗・勝率.575だったので、アスレチックスが上位となる。
※2  シーズン60試合の勝敗が同じ場合、直接対決の成績で地区順位が決まる。インディアンスとホワイトソックスはこの年10試合で対戦し、インディアンスが8勝2敗で勝ち越したため、インディアンスが2位でホワイトソックスが3位となる。

10月17日にまずレイズがワールドシリーズ進出を決めた。しかしこの時点では、ナショナルリーグリーグ優勝決定戦が未決着だった。対戦していたのは、優先順位がレイズより上のドジャースと、レイズより下のブレーブスである。したがって、レイズとナショナルリーグ優勝球団のどちらにアドバンテージが与えられるかは、まだ決まらなかった。翌18日、ドジャースがリーグ優勝を果たし、アドバンテージがドジャースへ与えられることとなった。

両チームの過去の対戦[編集]

ワールドシリーズでこの2球団が対戦するのは、今回が初めてである。レギュラーシーズン中のインターリーグでは、レイズが "タンパベイ・デビルレイズ" として創設された1998年以降の23年間で計17試合が行われ、ドジャースが10勝7敗で勝ち越している[37]。直近では2019年、5月にはレイズの本拠地トロピカーナ・フィールドで、9月にはドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで、それぞれ2連戦ずつが組まれ、いずれも1勝1敗の五分だった。

ロースター[編集]

両チームの出場選手登録(ロースター)は以下の通り。

  • 名前の横のはレギュラーシーズン開幕後に入団した選手を、リーグ優勝決定戦MVP受賞者を示す。
  • 年齢は今シリーズ開幕時点でのもの。
タンパベイ・レイズ ロサンゼルス・ドジャース
守備位置 背番号 出身 選手 年齢 ワールドシリーズ経験 守備位置 背番号 出身 選手 年齢 ワールドシリーズ経験
出場 優勝 出場 優勝
投手 70 アメリカ合衆国の旗 ニック・アンダーソン 30 なし 投手 52 ドミニカ共和国の旗 ペドロ・バエズ 32 2年ぶり2回目 なし
63 ドミニカ共和国の旗 ディエゴ・カスティーヨ 26 なし 21 アメリカ合衆国の旗 ウォーカー・ビューラー 26 2年ぶり2回目 なし
84 アメリカ合衆国の旗 ジョン・カーティス 27 なし 51 アメリカ合衆国の旗 ディラン・フローロ 29 2年ぶり2回目 なし
29 アメリカ合衆国の旗 ピート・フェアバンクス 26 なし 46 アメリカ合衆国の旗 トニー・ゴンソリン 26 なし
61 アメリカ合衆国の旗 ジョシュ・フレミング 24 なし 81 メキシコの旗 ビクトル・ゴンサレス 24 なし
20 アメリカ合衆国の旗 タイラー・グラスノー 27 なし 48 ベネズエラの旗 ブルスダー・グラテロル 22 なし
15 アメリカ合衆国の旗 アーロン・ループ 32 なし 74 キュラソー島の旗 ケンリー・ジャンセン 33 2年ぶり3回目 なし
62 アメリカ合衆国の旗 シェーン・マクラナハン 23 なし 17 アメリカ合衆国の旗 ジョー・ケリー 32 2年ぶり3回目 1回
50 アメリカ合衆国の旗 チャーリー・モートン 36 3年ぶり2回目 1回 22 アメリカ合衆国の旗 クレイトン・カーショウ 32 2年ぶり3回目 なし
71 アメリカ合衆国の旗 ライアン・シェリフ 30 なし 56 アメリカ合衆国の旗 アダム・コラレック 31 なし
4 アメリカ合衆国の旗 ブレイク・スネル 27 なし 85 アメリカ合衆国の旗 ダスティン・メイ 23 なし
81 アメリカ合衆国の旗 ライアン・トンプソン 28 なし 41 アメリカ合衆国の旗 ジェイク・マギー 34 なし
48 アメリカ合衆国の旗 ライアン・ヤーブロー 28 なし 49 アメリカ合衆国の旗 ブレイク・トレイネン 32 なし
捕手 7 プエルトリコの旗 マイケル・ペレス 28 なし 7 メキシコの旗 フリオ・ウリアス 24 2年ぶり2回目 なし
10 アメリカ合衆国の旗 マイク・ズニーノ 29 なし 57 アメリカ合衆国の旗 アレックス・ウッド 29 2年ぶり3回目 なし
内野手 1 ドミニカ共和国の旗 ウィリー・アダメス 25 なし 捕手 15 アメリカ合衆国の旗 オースティン・バーンズ 30 2年ぶり3回目 なし
43 アメリカ合衆国の旗 マイク・ブロッソー 26 なし 16 アメリカ合衆国の旗 ウィル・スミス 25 なし
26 大韓民国の旗 崔志萬 29 なし 内野手 45 アメリカ合衆国の旗 マット・ベイティ 27 なし
2 キューバの旗 ヤンディ・ディアス 29 なし 14 プエルトリコの旗 エンリケ・ヘルナンデス 29 2年ぶり3回目 なし
8 アメリカ合衆国の旗 ブランドン・ロウ 26 なし 13 アメリカ合衆国の旗 マックス・マンシー 30 2年ぶり2回目 なし
18 アメリカ合衆国の旗 ジョーイ・ウェンドル 30 なし 43 プエルトリコの旗 エドウィン・リオス 26 なし
外野手 56 キューバの旗 ランディ・アロサレーナ 25 なし 5 アメリカ合衆国の旗 コーリー・シーガー 26 3年ぶり2回目 なし
39 アメリカ合衆国の旗 ケビン・キアマイアー 30 なし 10 アメリカ合衆国の旗 ジャスティン・ターナー 35 2年ぶり3回目 なし
13 ドミニカ共和国の旗 マニュエル・マーゴット 26 なし 外野手 35 アメリカ合衆国の旗 コディ・ベリンジャー 25 2年ぶり3回目 なし
17 アメリカ合衆国の旗 オースティン・メドウズ 25 なし 50 アメリカ合衆国の旗 ムーキー・ベッツ 28 2年ぶり2回目 1回
14 アメリカ合衆国の旗 ブレット・フィリップス 26 なし 31 アメリカ合衆国の旗 ジョク・ピーダーソン 28 2年ぶり3回目 なし
11 アメリカ合衆国の旗 ハンター・レンフロー 28 なし 11 アメリカ合衆国の旗 A.J.ポロック 32 なし
25 日本の旗 筒香嘉智 28 なし 3 アメリカ合衆国の旗 クリス・テイラー 30 2年ぶり3回目 なし

レイズはリーグ優勝決定戦のロースターから、いずれも救援投手の左腕ホセ・アルバラードと右腕アーロン・スレガーズに替えて、外野手ブレット・フィリップスと左の救援投手ライアン・シェリフを加えた。リーグ優勝決定戦が休養日なしの7連戦だったのに対して、ワールドシリーズでは第2戦後と第5戦後に休養日が設けられている。したがって投手の数自体は減らす余裕があるが、ドジャースがコディ・ベリンジャーコーリー・シーガーら左の強打者を複数擁することから、救援左腕の数は5人のままとなった[38]。アルバラードが8月に肩を痛めたことを考えると、シェリフのほうがイニングまたぎなどの柔軟な起用をしやすいため[39]、シェリフは今ポストシーズンで登板機会がなかったにもかかわらず抜擢された[38]。外野陣では、正中堅手ケビン・キアマイアーがリーグ優勝決定戦の第3戦で手に死球を受け、翌日から3試合続けて先発ラインナップを外れていた[39]。監督のケビン・キャッシュは、キアマイアーの回復具合は良好だと話すが、もし悪化した場合はフィリップスに代役の働きが期待される[40]。一方のドジャースは、リーグ優勝決定戦からのロースター変更はない[41]

開幕前の予想[編集]

ESPNが自社の記者15人にどちらがシリーズを制するか予想させたところ、ドジャース勝利予想が10人に対しレイズ勝利予想が5人という結果となった[42]CBSスポーツも同様の企画を記者6人で実施し、こちらでは6人中5人がドジャースを支持した[43]。『USAトゥデイ』の企画でも、同じく6人中5人がドジャースを支持した[44]。『スポーツ・イラストレイテッド』の企画では、5人中ドジャース支持が3人、レイズ支持がふたりに分かれた[45]。『ダラス・モーニングニュース』の企画では、記者・コラムニスト4人のうちレイズ支持がひとりいたものの、残りの3人はドジャース勝利と予想した[46]

試合結果[編集]

2020年のワールドシリーズは10月20日に開幕し、途中に休養日を挟んで8日間で6試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付 試合 先攻球団 スコア 後攻球団 開催球場
10月20日(火) 第1戦 タンパベイ・レイズ 3-8 ロサンゼルス・ドジャース グローブライフ・フィールド
10月21日(水) 第2戦 タンパベイ・レイズ 6-4 ロサンゼルス・ドジャース
10月22日(木) 休養日
10月23日(金) 第3戦 ロサンゼルス・ドジャース 6-2 タンパベイ・レイズ
10月24日(土) 第4戦 ロサンゼルス・ドジャース 7-8x タンパベイ・レイズ
10月25日(日) 第5戦 ロサンゼルス・ドジャース 4-2 タンパベイ・レイズ
10月26日(月) 休養日
10月27日(火) 第6戦 タンパベイ・レイズ 1-3 ロサンゼルス・ドジャース
優勝:ロサンゼルス・ドジャース(4勝2敗 / 32年ぶり7度目)

第1戦 10月20日[編集]

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、6分52秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
タンパベイ・レイズ 0 0 0 0 1 0 2 0 0 3 6 0
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 0 2 4 2 0 0 X 8 10 0
  1. クレイトン・カーショウ(1勝)  タイラー・グラスノー(1敗)  
  2. 本塁打
    TB:ケビン・キアマイアー1号ソロ
    LAD:コディ・ベリンジャー1号2ラン、ムーキー・ベッツ1号ソロ
  3. 審判
    [球審]ラス・ディアス
    [塁審]一塁: ビル・ミラー、二塁: クリス・グッチオーネ、三塁: マービン・ハドソン
    [外審]左翼: ジェリー・ミールズ、右翼: マーク・カールソン
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時11分 試合時間: 3時間24分 観客: 1万1388人 気温: 82°F(27.8°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
タンパベイ・レイズ ロサンゼルス・ドジャース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 Y・ディアス 1 M・ベッツ
2 B・ロウ 2 C・シーガー
3 DH R・アロサレーナ 3 J・ターナー
4 H・レンフロー 4 M・マンシー
5 M・マーゴット 5 DH W・スミス
6 J・ウェンドル 6 C・ベリンジャー
7 W・アダメス 7 C・テイラー
8 K・キアマイアー 8 J・ピーダーソン
9 M・ズニーノ 9 A・バーンズ
先発投手 投球 先発投手 投球
T・グラスノー C・カーショウ

第2戦 10月21日[編集]

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、5分36秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
タンパベイ・レイズ 1 0 0 2 2 1 0 0 0 6 10 0
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 0 0 2 1 0 1 0 4 5 1
  1. ニック・アンダーソン(1勝)  トニー・ゴンソリン(1敗)  Sディエゴ・カスティーヨ(1S)  
  2. 本塁打
    TB:ブランドン・ロウ1号ソロ・2号2ラン
    LAD:クリス・テイラー1号2ラン、ウィル・スミス1号ソロ、コーリー・シーガー1号ソロ
  3. 審判
    [球審]トッド・ティチェナー
    [塁審]一塁: クリス・グッチオーネ、二塁: マービン・ハドソン、三塁: ジェリー・ミールズ
    [外審]左翼: マーク・カールソン、右翼: ラス・ディアス
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時8分 試合時間: 3時間40分 観客: 1万1472人 気温: 81°F(27.2°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
タンパベイ・レイズ ロサンゼルス・ドジャース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 DH A・メドウズ 1 M・ベッツ
2 B・ロウ 2 C・シーガー
3 R・アロサレーナ 3 J・ターナー
4 崔志萬 4 M・マンシー
5 M・マーゴット 5 W・スミス
6 J・ウェンドル 6 C・ベリンジャー
7 W・アダメス 7 DH A・ポロック
8 K・キアマイアー 8 E・ヘルナンデス
9 M・ズニーノ 9 C・テイラー
先発投手 投球 先発投手 投球
B・スネル T・ゴンソリン

第3戦 10月23日[編集]

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、5分35秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 1 0 2 2 0 1 0 0 0 6 10 0
タンパベイ・レイズ 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2 4 0
  1. ウォーカー・ビューラー(1勝)  チャーリー・モートン(1敗)  
  2. 本塁打
    LAD:ジャスティン・ターナー1号ソロ、オースティン・バーンズ1号ソロ
    TB:ランディ・アロサレーナ1号ソロ
  3. 審判
    [球審]ビル・ミラー
    [塁審]一塁: マービン・ハドソン、二塁: ジェリー・ミールズ、三塁: マーク・カールソン
    [外審]左翼: ラス・ディアス、右翼: トッド・ティチェナー
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時8分 試合時間: 3時間14分 観客: 1万1447人 気温: 74°F(23.3°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャース タンパベイ・レイズ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 M・ベッツ 1 DH A・メドウズ
2 C・シーガー 2 B・ロウ
3 J・ターナー 3 R・アロサレーナ
4 M・マンシー 4 崔志萬
5 DH W・スミス 5 M・マーゴット
6 C・ベリンジャー 6 J・ウェンドル
7 C・テイラー 7 W・アダメス
8 J・ピーダーソン 8 K・キアマイアー
9 A・バーンズ 9 M・ズニーノ
先発投手 投球 先発投手 投球
W・ビューラー C・モートン

第4戦 10月24日[編集]

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、6分13秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 1 0 1 0 1 1 2 1 0 7 15 2
タンパベイ・レイズ 0 0 0 1 1 3 1 0 2x 8 10 0
  1. ジョン・カーティス(1勝)  ケンリー・ジャンセン(1敗)  
  2. 本塁打
    LAD:ジャスティン・ターナー2号ソロ、コーリー・シーガー2号ソロ
    TB:ランディ・アロサレーナ2号ソロ、ハンター・レンフロー1号ソロ、ブランドン・ロウ3号3ラン、ケビン・キアマイアー2号ソロ
  3. 審判
    [球審]クリス・グッチオーネ
    [塁審]一塁: ジェリー・ミールズ、二塁: マーク・カールソン、三塁: ラス・ディアス
    [外審]左翼: トッド・ティチェナー、右翼: ビル・ミラー
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時9分 試合時間: 4時間10分 観客: 1万1441人 気温: 57°F(13.9°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャース タンパベイ・レイズ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 M・ベッツ 1 Y・ディアス
2 C・シーガー 2 DH R・アロサレーナ
3 J・ターナー 3 M・ブロッソー
4 M・マンシー 4 M・マーゴット
5 W・スミス 5 B・ロウ
6 DH C・ベリンジャー 6 W・アダメス
7 A・ポロック 7 H・レンフロー
8 C・テイラー 8 M・ズニーノ
9 E・ヘルナンデス 9 K・キアマイアー
先発投手 投球 先発投手 投球
J・ウリアス R・ヤーブロー

第5戦 10月25日[編集]

映像外部リンク
動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、5分57秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 2 1 0 0 1 0 0 0 0 4 6 1
タンパベイ・レイズ 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 7 0
  1. クレイトン・カーショウ(2勝)  タイラー・グラスノー(2敗)  Sブレイク・トレイネン(1S)  
  2. 本塁打
    LAD:ジョク・ピーダーソン1号ソロ、マックス・マンシー1号ソロ
  3. 審判
    [球審]マービン・ハドソン
    [塁審]一塁: マーク・カールソン、二塁: ラス・ディアス、三塁: トッド・ティチェナー
    [外審]左翼: ビル・ミラー、右翼: クリス・グッチオーネ
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時8分 試合時間: 3時間30分 観客: 1万1437人 気温: 74°F(23.3°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャース タンパベイ・レイズ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 M・ベッツ 1 Y・ディアス
2 C・シーガー 2 DH R・アロサレーナ
3 J・ターナー 3 B・ロウ
4 M・マンシー 4 M・マーゴット
5 DH W・スミス 5 H・レンフロー
6 C・ベリンジャー 6 J・ウェンドル
7 C・テイラー 7 W・アダメス
8 J・ピーダーソン 8 K・キアマイアー
9 A・バーンズ 9 M・ズニーノ
先発投手 投球 先発投手 投球
C・カーショウ T・グラスノー

第6戦 10月27日[編集]

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動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、5分28秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
タンパベイ・レイズ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5 0
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 0 0 0 2 0 1 X 3 5 0
  1. ビクトル・ゴンサレス(1勝)  ニック・アンダーソン(1勝1敗)  Sフリオ・ウリアス(1S)  
  2. 本塁打
    TB:ランディ・アロサレーナ3号ソロ
    LAD:ムーキー・ベッツ2号ソロ
  3. 審判
    [球審]ジェリー・ミールズ
    [塁審]一塁: ラス・ディアス、二塁: トッド・ティチェナー、三塁: ビル・ミラー
    [外審]左翼: クリス・グッチオーネ、右翼: マービン・ハドソン
  4. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時9分 試合時間: 3時間28分 観客: 1万1437人 気温: 74°F(23.3°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
タンパベイ・レイズ ロサンゼルス・ドジャース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 崔志萬 1 M・ベッツ
2 R・アロサレーナ 2 C・シーガー
3 DH A・メドウズ 3 J・ターナー
4 B・ロウ 4 M・マンシー
5 M・マーゴット 5 DH W・スミス
6 J・ウェンドル 6 C・ベリンジャー
7 W・アダメス 7 C・テイラー
8 K・キアマイアー 8 A・ポロック
9 M・ズニーノ 9 A・バーンズ
先発投手 投球 先発投手 投球
B・スネル T・ゴンソリン

テレビ中継[編集]

アメリカ合衆国[編集]

アメリカ合衆国におけるテレビ中継はFOXが放送した。実況はジョー・バックが、解説はジョン・スモルツが、フィールドリポートはケン・ローゼンタールトム・バードゥッチが、それぞれ務めた。また試合前にはケビン・バークハート進行のコーナーがあり、デビッド・オルティーズアレックス・ロドリゲスフランク・トーマスが出演して試合の見所などを語った。FOXがスポンサー企業に販売したCM放送枠の価格は30秒あたり37万5000ドルと推定される[47]

全6試合の平均視聴率は5.2%で、前年から2.9ポイント下降し、2012年の7.6%も下回って歴代最低となった[48]。また、平均視聴者数は979万人と、史上初めて1000万人を下回った[49]。シリーズを通しての、全米および出場両チームの本拠地都市圏における視聴率等は以下の通り。

試合 日付 全米 カリフォルニア州
ロサンゼルス
フロリダ州タンパ
視聴率 占拠率 視聴者数 視聴率 占拠率 視聴率 占拠率
第1戦[50] 10月20日(火) 5.1% 11% 920万人 不明 不明 不明 不明
第2戦[51][52] 10月21日(水) 5.0% 11% 895万人 不明 不明 16.4% 31%
第3戦[53][54] 10月23日(金) 4.3% 10% 816万人 18.4% 37% 不明 不明
第4戦[55][54] 10月24日(土) 4.8% 12% 933万人 21.1% 43% 不明 不明
第5戦[56][54] 10月25日(日) 5.3% 11% 1006万人 22.2% 41% 不明 不明
第6戦[57][58] 10月27日(火) 6.8% 15% 1263万人 27.5% 48% 18.2% 33%
平均[48][58] 5.2% 12% 979万人 21.2% 40% 15.2% 29%
今シリーズ 前年との比較 同時間帯最高視聴率番組との比較
試合 放送時間 視聴率 視聴率 変動 番組 放送局 放送時間 視聴率
第1戦[50] 午後08時06分〜11時42分 5.1% 7.3% 2.2ポイント下降 ザ・ヴォイス NBC 午後08時00分〜10時01分 4.7%
第2戦[51] 午後08時03分〜11時47分 5.0% 7.1% 2.1ポイント下降 Tucker Carlson Tonight FNC 午後08時00分〜09時00分 3.3%
第3戦[53] 午後08時03分〜11時23分 4.3% 7.1% 2.8ポイント下降 Tucker Carlson Tonight FNC 午後08時00分〜09時00分 3.0%
第4戦[55] 午後08時03分〜00時33分 4.8% 5.9% 1.1ポイント下降 Saturday Night Football[注 6] ABC 午後08時00分〜11時23分 2.7%
第5戦[56] 午後08時03分〜11時39分 5.3% 6.5% 1.2ポイント下降 60ミニッツ CBS 午後07時40分〜08時40分 10.1%
第6戦[57] 午後08時03分〜11時49分 6.8% 9.6% 2.8ポイント下降 ザ・ヴォイス NBC 午後08時00分〜09時00分 4.8%
第7戦 (なし) 13.1%
平均[48] 5.2% 8.1% 2.9ポイント下降 [註]放送時間は東部夏時間中部夏時間は-1時間

今シリーズは、平均視聴者数では前年の1391万人から30%減少した。ただしこの年、前年比で視聴者数を減らすのは今シリーズ中継に限らず、地上波テレビ放送全体にみられる傾向である。4大ネットワークABCCBS・FOX・NBC)のプライムタイム合計視聴者数を、年度(9月第1週〜翌年8月最終週)の最初の30日間平均で比較すると、2019-20年度が2580万人だったのに対し、2020-21年度は1800万人で30%減となった[47]。スポーツ中継も視聴者を減らしており、バスケットボールNBAファイナルは49%、アイスホッケーNHLスタンレー・カップ・ファイナルは61%、テニス全米オープン競馬ケンタッキーダービーなども25%以上減少した[59]。このような傾向の要因として、第59回大統領選挙を11月3日に控え、FOXニュースチャンネル(FNC)CNNなど、ケーブルテレビニュース専門放送局が視聴者数を伸ばしたことが挙げられる[49]。また今シリーズに特有の事象としては、レイズの全米人気が高くなく所属選手の知名度も低いことや、中立地開催による場内の微妙な雰囲気が視聴者の盛り上がりに水を差したことなども考えられる[60]

大統領選挙に関して、今シリーズ中継へのCM出稿で与野党は対照的な姿勢をとった。4年ぶりの政権奪還を狙う野党・民主党ジョー・バイデン陣営は、シリーズを通して60秒CM5回分の放送枠を計440万ドルで購入したとされる[61]。CMには著名俳優が起用され、第1戦中継ではサム・エリオット[62]、第4戦中継ではブラッド・ピット[63]、それぞれナレーターを務める新CMが初めて放送された。これに対し、再選を目指す与党・共和党ドナルド・トランプ陣営は、今シリーズでCM放送枠を購入しなかっただけでなく、年間を通じてMLB中継のCM放送枠購入に23万5000ドルしか費やしていない[61]。10月1日時点での選挙資金残高はトランプ陣営の6310万ドルに対し、バイデン陣営は1億7700万ドルと3倍近かった[62]

日本[編集]

2020年ワールドシリーズ各試合 NHKの実況・解説
試合 中継日
日本時間
実況 解説
第1戦[64] 10月21日(水) 高木修平 大島康徳武田一浩
第2戦[65] 10月22日(木) 高木修平 岡島秀樹
第3戦[66] 10月24日(土) 小野卓哉 小早川毅彦
第4戦[67] 10月25日(日) 小野卓哉 今中慎二
第5戦[68] 10月26日(月) 高木修平 岩村明憲
第6戦[69] 10月28日(水) 小野卓哉 山下大輔

日本での生中継の放送は、日本放送協会(NHK)衛星放送チャンネル "BS1" で行われた。今シリーズでNHKは実況アナウンサーや解説者を現地へ送り込むことができず、現地からの映像をスタジオで観ながら実況・解説を行う形式をとった。さらに、第1戦の解説者のうち大島康徳は、スタジオからも離れて自宅からリモート解説に臨んだ[70]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ホワイトハウスを訪問した2021年のドジャースでは、背番号46番はコーリー・クネイブルが、49番はブレイク・トレイネンが着用していた。2020年は46番をトニー・ゴンソリンが、49番をトレイネンが着用していた。
  2. ^ 1944年シリーズでは、セントルイス・カージナルスセントルイス・ブラウンズが対戦した。この両球団は、本拠地都市を同じミズーリ州セントルイスに置いていただけでなく、当時は本拠地球場スポーツマンズ・パークも共有していた。さらにそれ以前には、ともにニューヨーク州ニューヨークポロ・グラウンズを本拠地とするニューヨーク・ジャイアンツニューヨーク・ヤンキースが、1921年1922年の2年連続で対戦した例がある。
  3. ^ 1991年から2005年にかけて14季連続のアトランタ・ブレーブスと、1998年から2006年にかけて9季連続のヤンキースに次ぐ。ブレーブスは、1994年選手会ストライキによるシーズン打ち切りを挟み、最初の3季はナショナルリーグ西地区を、残りの11季は同・東地区を連覇した。
  4. ^ レイズが前回リーグ優勝ワールドシリーズ進出を果たした2008年も2020年も、ともに選手の年俸総額は30球団中28位の低さだった。
  5. ^ 2003年シリーズで1位ヤンキースと25位フロリダ・マーリンズが対戦したときの順位差24を上回った。
  6. ^ カレッジフットボール中継番組。この日はミシガン・ウルヴァリンズミシガン大学)対ミネソタ・ゴールデンゴファーズミネソタ大学ツインシティー校)戦を放送した。AP通信記者投票ランキングでは、全米大学体育協会(NCAA)ディビジョンIフットボール・ボウル・サブディビジョン全127校中ミシガンが18位、ミネソタが21位だった。

出典[編集]

  1. ^ "World Series umpires announced," MLB.com Press Release, October 19, 2020. 2020年10月22日閲覧。
  2. ^ 宇根夏樹リーグ最高勝率の両チームが対戦するワールドシリーズは、3地区制となってから4度目。これまでの結果は…」 『Yahoo!ニュース』、2020年10月21日。2020年11月7日閲覧。
  3. ^ Bill Plunkett, "Dodgers-Rays World Series is a matchup of baseball’s best," Orange County Register, October 20, 2020. 2020年11月7日閲覧。
  4. ^ Elizabeth Cohen, CNN Senior Medical Correspondent, "First US case of Wuhan coronavirus confirmed by CDC," CNN, January 22, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  5. ^ Maria Caspani, Daniel Trotta, "As of Thursday, U.S. had most coronavirus cases in world," Reuters, March 26, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  6. ^ David Adler, "These are the rule changes for 2020 season / Modifications include new 3-batter minimum rule, active roster limits," MLB.com, February 14, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  7. ^ Dayn Perry, "MLB teams will keep 28-player rosters through end of 2020 season, including playoffs," CBSSports.com, August 6, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  8. ^ R.J. Anderson & Katherine Acquavella, "MLB finalizes 2020 rule changes, including universal DH; runner on second base to start extras," CBSSports.com, June 29, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  9. ^ John Cronin, "The Historical Evolution of the Designated Hitter Rule," Society for American Baseball Research, 2016. 2020年11月3日閲覧。
  10. ^ Ronald Blum, "World Series at Arlington, first time at one site since 1944," Associated Press News, September 15, 2020. 2020年9月16日閲覧。
  11. ^ Tom Verducci, "What's It Like to Be in the Bubble? Comfortably Numb.," Sports Illustrated, October 27, 2020. 2022年8月13日閲覧。
  12. ^ Katherine Acquavella, "World Series: Why MLB closed the roof at Globe Life Field for Dodgers vs. Rays Game 3," CBSSports.com, October 23, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  13. ^ Ronald Blum, "Few fans, masked umps, muted celebrations for World Series," Associated Press News, October 20, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  14. ^ a b Ronald Blum, "Fans to be allowed at World Series, NLCS in Arlington, Texas," Associated Press News, October 1, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  15. ^ Gabe Lacques, "'No hesitations': As COVID-19 lingers in Texas, fans relish return to ballpark for NLCS between Dodgers and Braves," USATODAY.com, October 12, 2020. 2020年11月3日閲覧。
  16. ^ Scott Allen, "A guide to MLB’s extra-innings rule for 2020," The Washington Post, July 31, 2020. 2020年11月3日閲覧。
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  18. ^ a b Gabe Lacques, "'Best in the league'? Why Tampa Bay Rays are the perfect squad for MLB's 2020 season," USA TODAY, September 22, 2020. 2022年8月13日閲覧。
  19. ^ 杉浦大介低予算・レイズがWシリーズまで勝ち残れた理由」 『スポニチ Sponichi Annex』、2020年10月20日。2022年8月13日閲覧。
  20. ^ Juan Toribio, "Rays clinch playoff berth for 2nd straight year / After DH sweep, Tampa Bay shifts focus to AL East crown," MLB.com, September 18, 2020. 2022年8月13日閲覧。
  21. ^ 城ノ井道人 「30球団通信簿 全選手最終成績+編成トップの通信簿 タンパベイ・レイズ 投打に全員野球で10年ぶりの地区優勝」 『隔月刊スラッガー』2020年12月号増刊、日本スポーツ企画出版社、2020年、雑誌15510-12、53頁。
  22. ^ Fred Goodall, "Renfroe slam helps Rays sweep young Blue Jays in 1st round," AP News, October 1, 2020. 2022年9月11日閲覧。
  23. ^ Greg Beacham, "Yankees come up short again in Game 5 loss to Rays," AP News, October 10, 2020. 2022年9月11日閲覧。
  24. ^ Bernie Wilson, "Arozarena, Rays top Astros 4-2 in Game 7, reach World Series," AP News, October 18, 2020. 2022年9月11日閲覧。
  25. ^ a b 出野哲也 「30球団通信簿 全選手最終成績+編成トップの通信簿 ロサンゼルス・ドジャース 盤石の層の厚さで下馬評通りに地区8連覇」 『隔月刊スラッガー』2020年12月号増刊、日本スポーツ企画出版社、2020年、雑誌15510-12、77頁。
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外部リンク[編集]