1989年スペイン総選挙

‹ 1986年 • スペイン • 1993年
1989年スペイン総選挙
国会下院定数350議席、上院定数264議席のうち208議席
第4回スペイン立法議会
1989年10月29日
種類:  立法議会

基礎データ
総人口:  38,476,094
有権者数: 29,604,055
投票数: 20,646,365
  
69.74%  1.1%
有効投票数: 20,493,682
白票: 141,795
無効票: 152,683

選挙結果
スペイン社会労働党(PSOE) - フェリーペ・ゴンサーレス
得票: 8,115,568  8.8%
獲得議席: 175  4.9%
  
39.60%
国民党(PP) - ホセ・マリア・アスナール
得票: 5,285,972  0.7%
獲得議席: 107  1.9%
  
25.79%
統一左翼(IU) - フリオ・アンギータ
得票: 1,858,588  98.7%
獲得議席: 17  142.9%
  
9.07%
社会民主中道党(CDS) - アドルフォ・スアレス
得票: 1,617,716  13.1%
獲得議席: 14  26.3%
  
7.89%
集中と統一(CiU) - Miquel Roca
得票: 1,032,243  1.8%
獲得議席: 18  0%
  
5.04%
その他
得票: 1,208,263  
獲得議席: 19  
  
5.9%

県別第一党分布図
1989年スペイン総選挙
赤は社会労働党、青は国民党、緑はバスク民族主義党
黄は集中と統一、桃はエリ・バタスナ

首相

1989年スペイン総選挙(1989ねんすぺいんそうせんきょ)は、スペイン国会を構成する議員を選出するために1989年10月29日行なわれた総選挙である。スペイン上院スペイン下院の両院で選挙が行われたが、本稿では下院の選挙結果についてのみ取り上げる。

概要[編集]

投票日:1989年10月29日

  1. 選挙区定数は人口比例で配分される。但し、アフリカ地域の2県(セウタメリリャ)は定数1の小選挙区制
  2. 投票は政党あるいはその連合のリストを選択する。個人候補は認められない。
  3. 各リストへの議席配分は、県単位のドント式で実施するが、得票率が3%未満のリストは議席配分の対象外となる。
  • 有権者数:29,604,055名
  • 投票率:69.74%
党派別議席数と得票[2]
党派 得票数 得票率
(%)
議席数
社会労働党(PSOE) 8,115,568 39.60 175
国民党(PP) 5,285,972 25.79 107
集中と統一(CiU) 1,032,243 5.04 18
統一左翼(IU) 1,858,588 9.07 17
民主社会中道党(CDS) 1,617,716 7.89 14
バスク民族主義党(EAJ-PNV) 254,681 1.24 4
エリ・バタスナ(HB) 217,278 1.06 4
アンダルシーア主義党(PA) 212,687 1.04 2
バレンシア連合(UV) 144,924 0.71 2
バスク連帯(EA) 136,955 0.67 2
バスク左翼(EE) 105,238 0.67 2
アラゴン地方主義党(PAR) 71,733 0.35 1
カナリア諸島無所属連合(AIC) 64,767 0.32 1
合計 350
有効得票数:20,493,682票

注:議席を得ることができなかった政党や政党連合については省略した。

脚注[編集]

  1. ^ 西平重喜『各国の選挙-変遷と実情-』(木鐸社)の第6.1章「スペイン(ESP)」を参照した。
  2. ^ 有権者数と有効得票数及び投票率、選挙結果は碇順二著『現代スペインの歴史 激動の世紀から飛躍の世紀へ』彩流社、201頁表9「1989年総選挙下院議会結果」より

参考文献[編集]

関連項目[編集]