1983年のトリモコ・RAC イギリスサルーンカー選手権 (1983 Trimoco RAC British Saloon Car Championship) は、イギリスサルーンカー選手権の26年目のシーズン。3月20日のシルバーストン・サーキットで開幕し、10月2日の同地における最終戦まで全11戦で争われた。ローバーが失格となり、アルファロメオ・GTV6をドライブするアンディ・ロウズが自身2度目のタイトルを獲得した。
参加チームおよびドライバー[編集]
チーム | 車両 | No. | ドライバー | クラス | 出場ラウンド | ヒューズ・オブ・ビーコンズフィールド/Toyota GB | トヨタ・セリカ・スープラ | 1 | ウィン・パーシー1 | A | 4-5, 8-11 | トヨタ・カローラ GT | 80 | C | 1 | チーム・サンヨー・レーシング ウィズ エッソ ヘポライト・グレーシャー・レーシング ウィズ エッソ | ローバー・ビテス | 2 | ジェフ・アラム | A | 全戦 | 3 | ピート・ラヴェット | A | 全戦 | 4 | スティーブ・ソパー | A | 1-4, 6-11 | ゴードン・スパイス・レーシング | ローバー・ビテス | 5 | ゴードン・スパイス | A | 6, 8-10 | デニス・リーチ | ローバー・ビテス | 6 | デニス・リーチ | A | 4-8 | バーリントン・ウォールカバリングズ Ltd. | フォード・カプリ III 3.0S | 9 | マイク・ニューマン | A | 1-2, 7-10 | エキップ・エッソ/デイリー・ミラー | ローバー・ビテス | 10 | チャールズ・ソーヤー=ホーア | A | 全戦 | GM ディーラー・スポーツ | オペル・モンツァ 3.0E | 11 | トニー・ランフランチ | A | 1-3, 5-11 | グラハム・グード・レーシング | フォード・カプリ III 3.0S | 12 | グラハム・グード | A | 1, 5, 7-8 | マーク・ヘールズ | フォード・カプリ III 3.0S | 16 | マーク・ヘールズ | A | 8 | チーム・コルトカーズ・ミッドウェスト | 三菱・スタリオン ターボ | 18 | デヴィッド・ブロディ | A | 6-11 | グレース・インターナショナル・レーシング | BMW 635CSi | 19 | フランク・シトナー | A | 6-9, 11 | チャールズモア BMW モータースポーツ | BMW 635CSi | 20 | ハンス=ヨアヒム・スタック | A | 8-10 | ジョナサン・パーマー | 11 | ブライアン・チャットフィールド | フォード・カプリ III 3.0S | ? | ブライアン・チャットフィールド | A | 10-11 | ハミッシュ・アーバイン | マツダ・RX-7 | 30 | ハミッシュ・アーバイン | B | 1-5, 7-11 | ナポリナ・アルファロメオ・ディーラーチーム ナポリナ・アルファロメオ・ディーラーチーム ウィズ ハンプシャーズ・オブ・ドーキング | アルファロメオ・GTV6 | 31 | ジョン・ドゥーリー | B | 全戦 | アルファロメオ・アルファスッド Ti | 83 | ロブ・カービー | C | 全戦 | 84 | アンドリュー・ソープ | C | 全戦 | テリー・ナイチンゲール | マツダ・RX-7 | 32 | テリー・ナイチンゲール | B | 8 | インダストリアル・コントロール・サービス Ltd. | アルファロメオ・GTV6 | 34 | ピート・ホール | B | 1-3 | アンディ・ロウズ | 4-11 | ユニパート ウィズ デイリー・エクスプレス | MG・メトロ ターボ | 35 | トニー・ポンド | B | 4-11 | 36 | パトリック・ワッツ | B | 8-11 | 37 | マーティン・ブランドル | B | 11 | MG・メトロ | 78 | パトリック・ワッツ | C | 2-7 | トム・ドッド=ノーブル | マツダ・RX-7 | ? | トム・ドッド=ノーブル | B | 4 | フォルクスワーゲン・スポーツ | フォルクスワーゲン・シロッコ GTI | 60 | ジョン・モリス | C | 全戦 | ロイヤル・メール・データポスト | フォード・エスコート RS1600i | 66 | アラン・カーナウ | C | 全戦 | 77 | リチャード・ロングマン | C | 全戦 | オーディベル UK Ltd. | フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI | 67 | アラン・グリーンハル | C | 1-5, 7-8, 10 | ブルックリン・モータースポーツ | フォード・エスコート RS1600i | 69 | クリス・ホジェッツ | C | 全戦 | ジュリアン・メイ・レーシング | フォード・フィエスタ XR2 | 70 | ジョック・ロバートソン | C | 1-4 | フォード・エスコート RS1600i | C | 6-9, 11 | ロイズ・オブ・スタッフォード | フォード・エスコート RS1600i | 72 | ロブ・ホール | C | 全戦 | ライオネル・アボット | フォード・エスコート RS1600i | 74 | ライオネル・アボット | C | 2-5, 7 | トニー・クルーギントン | フォード・フィエスタ XR2 | 82 | トニー・クルーギントン | C | 8 | デーモン・ツィークス・レーシング | フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI | 86 | アラン・ミンショウ | C | 全戦 | RZ レーシング | トヨタ・カローラ GT | 87 | アンディ・ドライバー | C | 3 | トニー・クルーギントン | 5 | ジェフ・キンバー・スミス | 6-11 | テリー・ワッツ | タルボット・サンビーム Ti | 88 | テリー・ワッツ | C | 8-9 | GTI エンジニアリング | フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI | 100 | リチャード・ロイド | C | 11 | ジェニー・ビレル | トヨタ・カローラ GT | ? | ジェニー・ビレル | C | 11 | | アイコン | クラス | A | 2501-3600cc | B | 1601-2500cc | C | 1600cc以下 | |
注:
- 1.^ - ウィン・パーシーは第4戦でポイント不適格。
開催カレンダーと優勝者[編集]
複数クラスの混走による総合優勝者は太字
ランキング[編集]
ドライバーズ・チャンピオンシップ[編集]
ポイントは各クラスの上位6名にそれぞれ 9, 6, 4, 3, 2, 1 が与えられ、各クラスのファステストラップにはボーナスポイント1が与えられる。各クラスの出走数が4以下の場合は、トップ2に 6, 4 が与えられ、ファステストラップにボーナスポイント1が与えられる。ポイントはベスト9戦がカウントされ、無効となったポイントは括弧で示す。順位は 総合/クラス で表示。
| 色 | 結果 | 金色 | 優勝 | 銀色 | 2位 | 銅色 | 3位 | 緑 | ポイント圏内完走 | 青灰色 | ポイント圏外完走 | 周回数不足 (NC) | 紫 | リタイヤ (Ret) | 赤 | 予選不通過 (DNQ) | 予備予選不通過 (DNPQ) | 黒 | 失格 (DSQ) | 白 | スタートせず (DNS) | エントリーせず (WD) | レースキャンセル (C) | 空欄 | 欠場 | 出場停止処分 (EX) | 太字 - ポールポジション 斜体 - ファステストラップ |
注:
- 1.^ - 第11戦のポールポジションは不明。
外部リンク[編集]