1948年のアメリカンリーグ優勝決定プレイオフ

1948年のアメリカンリーグ優勝決定プレイオフは、1948年10月4日クリーブランド・インディアンスボストン・レッドソックスの間で行われたアメリカンリーグ優勝決定戦である。

概要[編集]

この年のアメリカンリーグは当時の最終試合となる154試合目を終えた時点で、インディアンスとレッドソックスが96勝58敗で並んだため、アメリカンリーグ発足後初のプレイオフが行われることになった。

試合はインディアンスの選手兼任監督ルー・ブードローが2本塁打を含む4打数4安打の活躍で8-3と勝利を収め、28年ぶり2回目のリーグ優勝。ワールドシリーズへ進出した。

地区制度導入以前に実施されたアメリカンリーグのプレイオフはこれが唯一である。

試合結果[編集]

表中のR得点H安打E失策を示す。日付は現地時間。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
インディアンス 1 0 0 4 1 0 0 1 1 8 13 1
レッドソックス 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3 5 1
  1. ジーン・ビアーデン (20-7)  デニー・ゲイルハウス (8-8)  
  2. 本塁打
    CLE:ルー・ブードロー17号ソロ(1回ゲイルハウス)・18号ソロ(5回キンダー)、ケン・ケルトナー31号3ラン(4回ゲイルハウス)
    BOS:ボビー・ドーア27号2ラン(6回ビアーデン)
  3. 観客動員数: 33,957人 試合時間: 2時間24分