魔法陣グルグル (ゲーム)

魔法陣グルグル
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 タムタム
発売元 エニックス
デザイナー 金尾淳
シナリオ 武田千寿子
プログラマー 里見慶
金尾淳
音楽 牧野信博
佐藤清孝
美術 平井勝人
小畑秀一
竹内里夫
荒川隆
シリーズ 魔法陣グルグルシリーズ
人数 1人
メディア 16メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 199504211995年4月21日
その他 型式:SHVC-P-AGUJ
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魔法陣グルグル』(まほうじんグルグル)は、1995年4月21日に日本のエニックスから発売されたスーパーファミコンロールプレイングゲーム

概要[編集]

漫画『魔法陣グルグル』(1992年 - 2003年)およびテレビアニメ『魔法陣グルグル』(1994年 - 1995年)を題材としている。「オフロック」の卵を孵化させるため12の塔に封印された魔法陣を集める事を目的としている。

開発はタムタムが行い、コンセプト・デザインはスーパーファミコン『樹帝戦紀』(1993年)を手掛けた金尾淳、音楽はPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフト『美少女戦士セーラームーン Collection』(1993年)を手掛けた牧野信博および佐藤清孝が担当している。

ゲームシステム[編集]

1つの街を拠点として、ダンジョンである12+1の塔を攻略していく。

ダンジョンはローグライクゲームのように、入る度に構成が異なる。シンボルエンカウントであり、モンスターに接触すると戦闘開始になる。

本作にて戦闘中操作できるのはククリのみで、ニケはオート操作である。ニケかククリのどちらかHPが0になるとゲームオーバーとなる。

ストーリー[編集]

世界に夜明けをもたらす鳥「オクロック」の卵を取り戻す為、ニケとククリの戦いが始まる。

登場人物[編集]

ニケ
瀧本富士子
本作の主人公。武器はグローブボールハンマー
ククリ
声:吉田古奈美
本作のヒロイン。4つの属性「炎・風・光・命」と4つの効果「追いかけ・全体・召喚・罠」と8つの効果「基本・気まぐれ・力・逆さま・妖精・人獣・悪魔・人」を組み合わせて魔法陣を描く。
オクロック
世界に夜明けをもたらす鳥。

スタッフ[編集]

  • ゲーム・デザイン:タムタム
  • ストーリー:武田千寿子
  • プログラム:里見慶、金尾淳
  • グラフィック・デザイン:平井勝人、小畑秀一、竹内里夫、荒川隆
  • グラフィック・アシスト:須賀広光、みずさわあつき、青木健、窪田康彦
  • 音楽:牧野信博、佐藤清孝
  • コンセプト・デザイン:金尾淳
  • システム・デザイン:里見慶、平井勝人、小畑秀一
  • スペシャル・サンクス:かいひふみ
  • パブリック・リレーションズ:曽根康征、斉藤義久、大塚充

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通29/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine22.4/30点[3]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では8・9・6・6の合計29点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、22.4点(満30点)となっている[3]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.2 3.6 3.5 3.7 3.6 3.9 22.4

脚注[編集]

  1. ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1995年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、169頁。ISBN 9784862979131 
  2. ^ a b 魔法陣グルグル まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年8月23日閲覧。
  3. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『PlayStation Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、399頁、ASIN B00J16900U