高田駅 (神奈川県)

高田駅
出口1(2008年4月)
たかた
Takata
G07 東山田 (1.5 km)
(1.3 km) 日吉本町 G09
地図
所在地 横浜市港北区高田東三丁目1番3号[1]
北緯35度32分58.6秒 東経139度37分12.5秒 / 北緯35.549611度 東経139.620139度 / 35.549611; 139.620139 (高田駅)座標: 北緯35度32分58.6秒 東経139度37分12.5秒 / 北緯35.549611度 東経139.620139度 / 35.549611; 139.620139 (高田駅)
駅番号 G08
所属事業者 横浜市交通局横浜市営地下鉄
所属路線 グリーンライン(4号線)
キロ程 10.3 km(中山起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2層式2面2線
乗降人員
-統計年度-
14,624人/日
-2022年-
開業年月日 2008年平成20年)3月30日
備考 業務委託駅(横浜市交通局協力会)[2]
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高田駅(たかたえき)は、神奈川県横浜市港北区高田東三丁目にある、横浜市営地下鉄グリーンラインである。駅番号はG08

ステーションカラーは黄色   [3]

概要[編集]

港北区の北西部に位置し、神奈川県道102号荏田綱島線都市計画道路日吉元石川線)の下にある地下駅。駅の北側の高田駅前広場には、バスターミナルが設置されている。

駅のデザインテーマは「したしみのひろば」で、土木と建築の融合をテーマに、ダイナミックな届く地下空間を体感させることを目標として設計された。プラットフォームからコンコースまで吹き抜けを設けたり、視認性の高い連絡階段を設置することで深さを感じさせないようにしている[4]

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

約一万年前の高田貝塚や寺谷戸遺跡等弥生時代の遺跡も残るが、「高田」の名は、港北区最古の文献として、900年台「倭名類聚抄」に橘樹郡高田郷の名前が出ている。近代では古くは都筑郡高田村で、1889年新田村が合併成立した際、大字高田が設けられた。1939年横浜市編入の際に大字高田は港北区高田町となった。

グリーンラインの駅名は所在地名を基本としていたため、仮称は高田町(たかたちょう)駅であった。しかし、1998年に駅設置予定地が高田東に町名を変更したため、名称の一部が共通する周辺地名(高田町・高田西)も勘案して高田駅となった[5]

読み方は「たかた」と濁らず読む。これは隣接する東山田駅北山田駅と同様である。

駅構造[編集]

方向別単式ホーム1面1線の2層構造[6]。地下3階が日吉方面、地下4階が中山方面になっている[6][7]。幹線道路である県道荏田綱島線と県道子母口綱島線の交差点至近の場所に在る駅で、荏田綱島線に下水幹線を埋設した際に更にその直下に線路を敷設するなどして用地確保に難航したため、出入口のみ地上に出ており、ホームも上下に分かれ、グリーンラインで一番地下に深い駅となっている[7]

また、エレベーター等が設置されており、最新のバリアフリーに配慮した構造となっている[6]

のりば[編集]

番線 路線 行先[6]
1 G グリーンライン 中山方面
2 日吉方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗降人員14,624人(乗車人員:7,365人、降車人員:7,259人)である。

開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
出典
[注 1]2007年(平成19年) 19,834 [* 1]
2008年(平成20年) 8,410 4,314 [* 2]
2009年(平成21年) 9,672 4,950 [* 3]
2010年(平成22年) 11,010 5,621 [* 4]
2011年(平成23年) 11,362 5,791 [* 5]
2012年(平成24年) 12,140 6,180 [* 6]
2013年(平成25年) 13,403 6,808 [* 7]
2014年(平成26年) 14,265 7,230 [* 8]
2015年(平成27年) 14,913 7,537 [* 9]
2016年(平成28年) 15,462 7,819 [* 10]
2017年(平成29年) 15,565 7,870 [* 11]
2018年(平成30年) 15,898 8,028 [* 12]
2019年(令和元年) 16,305 8,228 [* 13]
2020年(令和02年) 12,441 6,284
2021年(令和03年) 13,558 6,843
2022年(令和04年) 14,624 7,365

駅周辺[編集]

出口1(高田東二・三丁目方面)前に高田駅前広場が設けられている。3つのバス乗り場のあるバスターミナルと、タクシー乗り場、身体障害者送迎スペースが整備されている。

また、ターミナル内への一般車両の乗り入れが可能である。出口1駅前広場の西側、宮内新横浜線を挟んだ正面には市営の駐輪場が整備されている。出口2,3は、都市計画道路日吉元石川線に出る。

駅周辺は医療施設や商業施設が揃う主に閑静な住宅街である。

周辺施設[編集]

金融機関
公共施設
その他

周辺道路[編集]

バス路線[編集]

バスターミナル内には、1〜3番乗り場が設置されており、東急バスの下記路線が乗り入れている。このバスターミナルの名称は「高田駅」である[19][20]

また、県道荏田綱島線(日吉元石川線)沿いの出口2前(高田西二・三丁目方面)および出口3(早渕川方面)から日吉寄り約60mの位置に「高田駅前」バス停がある[19][20]

停留所名 乗場[20] 系統 主要経由地 行先
高田駅
(バスターミナル)
1番 城01 蟹ヶ谷・千年 新城駅
- 蟹ヶ谷
2番 使用停止中
3番 城01 吉田橋 綱島駅
高田駅前 A 日40 日吉元石川線入口・北綱島 日吉駅東口
日吉駅
綱44など 吉田橋 綱島駅
B 綱44 道中坂下・横浜市歴史博物館前 江田駅
綱45 道中坂下・センター南駅
綱47 道中坂下・勝田団地 新羽営業所
綱48 道中坂下 勝田折返所
綱49 道中坂下・勝田 センター南駅
日40 東山田駅・長泉寺 東山田営業所
城01 蟹ヶ谷・千年 新城駅前
- 蟹ヶ谷

隣の駅[編集]

横浜市営地下鉄
G グリーンライン(4号線)
東山田駅 (G07) - 高田駅 (G08) - 日吉本町駅 (G09)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 平成20年3月30日開業で2日間のデータ

出典[編集]

  1. ^ 『横浜市高速鉄道建設史III』 横浜市交通局、2011年3月、285ページ
  2. ^ 市営地下鉄の「契約駅員」5名募集、グリーンラインほか受託各駅に勤務予定 - 横浜日吉新聞
  3. ^ 横浜市交通局 Q3 グリーンライン各駅のステーションカラーの由来は?
  4. ^ 『横浜市高速鉄道建設史III』 横浜市交通局、2011年3月、59-61・179-182ページ
  5. ^ 市営地下鉄グリーンライン 駅名決定”. 横浜市交通局高速鉄道建設部計画課 (2007年3月22日). 2007年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月24日閲覧。
  6. ^ a b c d 高田の駅情報 駅構内図”. 横浜市交通局. 2023年6月4日閲覧。
  7. ^ a b 横浜市交通局 Q7 高田駅のホームは何で上下に分かれているの?”. web.archive.org (2020年5月18日). 2020年5月18日閲覧。
  8. ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
  9. ^ 神奈川県県勢要覧
  10. ^ 横浜高田郵便局
  11. ^ 神奈川県港北警察署高田交番
  12. ^ 港北消防署高田消防出張所
  13. ^ 横浜市環境創造局高田ポンプ場
  14. ^ 社会福祉法人緑峰会 | 横浜市高田地域ケアプラザは、社会福祉法人緑峰会が運営する福祉施設です。”. www.ryokuhokai.or.jp. 2022年7月10日閲覧。
  15. ^ ホームズ港北高田店|家具・ホームセンターの島忠・HOME'S(ホームズ) シマホ”. www.shimachu.co.jp. 2022年7月10日閲覧。
  16. ^ 高田店 – (株)三徳 Fine Foods & Better Life”. 2022年7月10日閲覧。
  17. ^ オーケー 新吉田店 | 店舗一覧と検索 | オーケー株式会社 | ディスカウントスーパーマーケット”. オーケー株式会社. 2022年7月10日閲覧。
  18. ^ 店舗詳細 | ドラッグストア クリエイト エス・ディー”. www.create-sd.co.jp. 2022年7月10日閲覧。
  19. ^ a b 東急バス時刻表 http://www.tokyubus.co.jp/jikoku/dia/cgi/search_route.cgi?stcode=1765508
  20. ^ a b c 高田駅(たかたえき) 系統一覧/バス停時刻表検索 | 東急バス”. web.archive.org (2020年5月18日). 2020年5月18日閲覧。
神奈川県県勢要覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]