高橋汎

高橋 汎(たかはし ひろし、1932年(昭和7年) - )は、シテ方金春流能楽師

1932年奈良県大和郡山市に生まれる。父は内科医。七十九世金春信高、七十八世金春八条に師事。なお七十九世の最初の弟子である。1942年『舟弁慶』子方で初舞台。その後『乱』『道成寺』『翁』『獅子』『定家』『卒都婆小町』を披く。その中、35歳で妻子を伴い東京へ転居。1975年重要無形文化財「能楽」保持者に認定(総合認定)。1992年カナダ・モントリオール能楽公演に参加。2002年勲五等双光旭日章受章[1]

(社)日本能楽会監事、(社)金春円満井会理事長。

脚注[編集]

  1. ^ 「秋の叙勲 晴れの受章者 勲四等―勲六等(都内分)」『読売新聞』2002年11月3日朝刊