青春の影 (テレビドラマ)

青春の影
ジャンル テレビドラマ
企画 田辺昭知
脚本 君塚良一
演出 多田良敬二
辻野正人
出演者 袴田吉彦
河相我聞
持田真樹
オープニング 福山憲三愛をくれよ
製作
プロデューサー 田辺昭知
木村純一
制作 テレビ朝日
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1994年7月4日 - 9月19日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠月曜ドラマ・イン
放送分54分
回数11
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青春の影』はテレビ朝日系列で1994年7月4日から9月19日にかけて「月曜ドラマ・イン」枠で放送されたテレビドラマ

概要[編集]

愛はなくても金はある青年と金がなくても愛がある青年の友情と、その周りを取り巻くティーンエイジャー達の青春物語。

キャスト[編集]

私立高校生。普段は同級生とコンビニにたむろし、難癖をつけてきた者を制裁したりする等、荒っぽい一面があるが、実は難病を抱えている。
都立高校生。舞衣に好意を抱く。
直人の妹で高校生。
直人の恋人。高校を中退しコンビニでバイト中。
巧の姉。スーパー勤務。母亡き後、家事を担う。上司の大野と不倫している。
直人と舞衣の母。忠直との離婚を考えているが、「舞衣が成人するまでは離婚しない」と忠直に言われる。
直人が率いるグループに所属する1人だったが、次第に行動がエスカレートしていく。
スーパーの店長。瞳と不倫関係にある。
直人と舞衣の父。不動産会社社長で、いわゆる成金である。妻を亡くした後は家庭をほったらかしにしているため、家庭は崩壊寸前である。
巧の父。証券会社の部長。職場の同僚が社内で「慶応会」というOB会(派閥)を作り、社内で疎外されている事[1]から不満が募っている。かつて学生運動をしており大学を中退[2]していることからか学歴コンプレックスがあり、巧に対し事あるごとに「いい大学に行け」と言う。

主題歌・挿入歌[編集]

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

  1. 超スゲェーやつと出会った 視聴率 10.4%
  2. 秘密のクラブを知った 視聴率 8.4%
  3. 甘い刺激・それがルールなの 視聴率 8.9%
  4. 舞衣ちゃんと初めてのキス 視聴率 9.0%
  5. フフ、友だちを怒らせると怖いよ 視聴率 7.7%
  6. 騙された 視聴率 7.1%
  7. 変な噂… 視聴率 7.3%
  8. 警察が動き出した・それと…彼女がアブない 視聴率 7.8%
  9. 裏切り者!君まで僕を…あいつは悪魔なんだ 視聴率 6.6%
  10. すっげぇ惨めです…この夏で僕は終ります 視聴率 7.4%
  11. サヨナラ愛する者の死…僕は忘れない 視聴率 8.2%

備考[編集]

  • 本作は月曜ドラマ・インの中では最も暗い内容の作品となっており、視聴率が伸び悩んだ。そのため、数年後に再放送が一度あったのみで、DVD等のソフト化もされていない。また、ドラマ放映時に君塚によってノベライズ本などの関連商品が双葉社から発売されたが、全て絶版となっている。
  • 劇中では度々通行人に難癖を付けて暴力を振るうシーンがあったが、この頃はまだおやじ狩りという言葉は一般的に浸透しておらず、おやじ狩りが社会問題として扱われるようになるのは本作から数年後のことである。
  • 演出を担当した辻野正人は、当時にっかつに所属していたが、懇意にしていた脚本家・プロデューサーの両沢和幸が本作品プロデューサーの先輩であった縁で、制作会社の異なる本作品に参加した[3]

脚注[編集]

  1. ^ この同僚からは「内村さんってどちらの大学(出身)でしたっけ?」と雄二の最終学歴が高卒である事を知りながら出身大学名をわざと聞かれるほか、上述のOB会の開設により疎外されるといった嫌がらせを受けている事を劇中で語っている。
  2. ^ 大学を中退している場合、最終学歴が「高卒」になるため
  3. ^ 「スーパー戦隊制作の裏舞台 辻野正人」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1998 星獣戦隊ギンガマン講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年2月8日、33頁。ISBN 978-4-06-513647-8 
テレビ朝日 月曜ドラマ・イン
前番組 番組名 次番組
クニさんちの魔女たち
(1994年4月11日 - 6月27日)
青春の影
(1994年7月4日 - 9月19日)
東京大学物語
(1994年10月10日 - 12月19日)