金蝶堂総本店
| 種類 | 有限会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |  日本〒503-0887 岐阜県大垣市郭町3丁目13番地 |
| 設立 | 1862年（文久2年） |
| 業種 | 食料品 |
| 法人番号 | 2200002012491 |
| 事業内容 | 和菓子の製造・販売 |
| 代表者 | 破産管財人 長澤清[1] |
| 外部リンク | http://www.kinchodo-honten.com/ |
| 特記事項：2020年3月18日破産手続開始決定。2020年7月2日法人格消滅。 | |
有限会社金蝶堂総本店（きんちょうどうそうほんてん）とは、岐阜県大垣市にかつて本店があった和菓子店。 大垣市内には2つの金蝶園総本家のほかに「金蝶」と名の付く和菓子店が複数存在し[2]、しばしば混同されていた。
概要[編集]
大垣の銘菓「金蝶饅頭」や水まんじゅうを販売していた和菓子店。
1862年（文久2年）創業[3]。彦根藩の奥女中として奉公していた吉田すゑが桜田門外の変による混乱から実家の大垣に戻り、和菓子作りを始めたのが起源とされる[3]。評判は大垣藩家老の小原鉄心にも伝わり、鉄心の言葉を受けて京都へ修行に赴き酒素饅頭を学んで鉄心に献上した[3]。これに喜んだ鉄心は金の蝶の飾りが付いた簪を贈り、すゑは酒素饅頭を「金蝶饅頭」と名づけた[3]。金蝶饅頭は、2012年（平成24年）12月5日に当時の天皇が大垣を訪れた際にも献上された。
業績悪化から2019年（平成31年）3月1日に事業を停止、翌3月2日に自己破産を申請。2020年（令和2年）3月18日に岐阜地方裁判所大垣支部から破産手続開始決定を受けた[1]。そして同年7月2日に法人格が消滅した[4]。
2023年現在、金蝶堂総本店のブランドは同じ大垣市にある栄光堂ホールディングス（鈴木栄光堂）が受け継いでいる。
商品[編集]
脚注[編集]
- ^ a b （有）金蝶堂総本店（岐阜）／破産手続き開始決定JC-net. 2020年3月18日
- ^ 大垣の名水を楽しもう♪（大垣地域ポータルサイト西美濃、2013年6月14日）
- ^ a b c d 各地の菓子店探訪 岐阜県菓子店 金蝶堂総本店（お菓子何でも情報館、2012年7月15日）
- ^ 有限会社金蝶堂総本店国税庁法人番号公表サイト
外部リンク[編集]
- 天皇皇后両陛下献上の誉｜金蝶堂総本店
- 鈴木栄光堂 - 金蝶堂総本店のブランドを引き継いだ菓子メーカー