金華登山鉄道

金華登山鉄道(きんかとざんてつどう)は、かつて岐阜城で知られる岐阜県岐阜市金華山に存在したケーブルカーの計画である。

路線データ(計画時)[編集]

  • 路線距離:0.7km(岐阜市金華山麓 - 金華山山頂)
  • 軌間:1067mm

歴史[編集]

  • 1928年昭和3年)1月21日 金華山鋼索鉄道(発起人総代岡田明徳)に対し鉄道免許状下付[1]
  • 1928年(昭和3年)4月19日 金華登山鉄道に名称変更[2]
  • 1930年(昭和5年)9月2日 免許失効(指定の期限まで工事施工の認可を申請せさるため)[3]

発起人には美濃電気軌道社長福田継治郎や取締役岡田明徳が名を連ねていた[4][5]

その他[編集]

  • 大正時代に、金華山登山鉄道の計画が存在していた。金華登山鉄道と名称は似ているが、全く別の計画である。

脚注[編集]

  1. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1928年1月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 『鉄道統計資料. 昭和3年 第3編 監督』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 「鉄道免許失効」『官報』1930年9月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第36回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 「岐阜市松枝町金華山麓同市同町金華山頂間鉄道敷設免許ノ件」『第一門・監督・二、地方鉄道・イ、免許・金華登山鉄道(元金華山鋼索鉄道)自昭和三年至昭和四年』(国立公文書館デジタルアーカイブ で画像閲覧可)

関連項目[編集]