金沢市立玉川図書館

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金沢市立玉川図書館
施設情報
前身 大礼記念金沢市立図書館
→金沢市立図書館
管理運営 金沢市教育委員会
開館 1930年7月10日
所在地 920-0863
石川県金沢市玉川町2番20号
位置 北緯36度34分12.09秒 東経136度39分5.85秒 / 北緯36.5700250度 東経136.6516250度 / 36.5700250; 136.6516250座標: 北緯36度34分12.09秒 東経136度39分5.85秒 / 北緯36.5700250度 東経136.6516250度 / 36.5700250; 136.6516250
ISIL JP-1001502
統計情報
蔵書数 679,509冊(2018年3月末[1]時点)
貸出数 361,019冊(2017年度[1]
来館者数 347,766人(2017年度[1]
公式サイト https://www.lib.kanazawa.ishikawa.jp/?page_id=113
備考 分館:城北分館
地図
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金沢市立玉川図書館(かなざわしりつたまがわとしょかん)は、石川県金沢市玉川町にある金沢市立の公共図書館である。

概要

本館は1978年竣工。設計は谷口・五井設計共同体で、谷口吉郎が総合監修、その息子の谷口吉生が設計を担当している。旧専売公社金沢工場の建物に現代建築を融合させた建物が特色。別館として近世史料館を併設する。谷口吉郎・吉生父子の共同作品はこの建物が最初で最後である。

玉川図書館別館(近世史料館、旧専売公社工場)は旧石川県庁舎国会議事堂などの設計を手掛けた矢橋賢吉の設計による。1996年登録有形文化財に登録されている。

玉川図書館の分館として城北分館がある。

また、2008年11月には隣接地に絵本などを扱う金沢市立玉川こども図書館(かなざわしりつたまがわこどもとしょかん)を開設した。金沢市図書館としては3番目の本館で、石川県内における児童向けの図書館は、小松市小松市立空とこども絵本館に次いで2館目となる。玉川こども図書館は建て替えのため、2019年4月から3年間の休館となる[2]

2019年に金沢市玉川図書館・近世史料館はDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に認定されている[3]

金沢市では図書館の改修を計画しており、1978年の完成時の趣を復元するとともに、2階の郷土資料を1階に移して集約し、トイレのバリアフリー化も進めることとしている[4]

沿革

別館
  • 1930年 - 大礼記念金沢市立図書館として開館。
  • 1948年 - 金沢市立図書館に名称を変更。
  • 1979年 - 現在地に移転。
  • 1995年 - 金沢市立泉野図書館の開館に伴い現在の名称に変更。
  • 2008年11月 - 玉川図書館隣接地に玉川こども図書館を開設。

所在地

金沢市立玉川図書館
  • 金沢市玉川町2番20号
玉川こども図書館
  • 金沢市玉川町2番2号
城北分館
  • 金沢市小坂町西8番地11

開館時間・休館日

開館時間

玉川図書館
  • 火曜日 - 金曜日 :10:00 - 19:00
  • 土曜・日曜・祝日 :10:00 - 17:00
玉川こども図書館
  • 10:00 - 17:00
城北分館
  • 9:30 - 18:00

休館日

玉川図書館・玉川こども図書館
  • 月曜日(祝日にあたる場合は開館)、特別整理期間、年末年始
城北分館

近世史料館

玉川図書館の分館として、前田氏前田育徳会などから寄贈を受けた10万点あまりの近世史料(「加越能文庫」など)の保存、修復を行う。保存されている史料は閲覧(原本)、複写(マイクロフィルムなど)が可能。

交通

  • 最寄バス停は金沢ふらっとバス長町ルートの「玉川図書館」もしくは「こども図書館」であるが金沢駅からの運行はない(途中で乗継が必要)
  • JR北陸本線金沢駅からの場合、北陸鉄道バスもしくは西日本JRバス香林坊方面行きに乗車し、「南町」バス停で下車。徒歩5~7分ほど。

脚注

  1. ^ a b c 『石川の公共図書館 平成30年度版』(2018年)
  2. ^ “玉川こども図書館 4月から休館 21年度まで”. 北陸中日新聞. (2019年2月3日). https://web.archive.org/web/20190206130126/http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190203/CK2019020302000237.html 
  3. ^ DOCOMOMO. “金沢市立図書館(現・金沢市玉川図書館・近世史料館)”. docomomo. 2022年6月8日閲覧。
  4. ^ 玉川図書館 改修へ 谷口建築復元、機能充実”. 中日新聞 (2023年9月2日). 2023年9月2日閲覧。

関連項目

外部リンク