野性のENERGY

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野性のENERGY
B'zシングル
初出アルバム『BIG MACHINE
B面 旅☆EVERYDAY
リリース
規格 マキシシングル
録音 ロサンゼルス[1][2]
ジャンル
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[4][5][6]
  • 2003年7月度月間3位(オリコン)
  • 2003年8月度月間14位(オリコン)
  • 2003年度年間19位(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    • 野性のENERGY
    • (2003年)
    BIG MACHINE 収録曲
    アラクレ
    (1)
    野性のENERGY
    (2)
    WAKE UP, RIGHT NOW
    (3)
    ミュージック・ビデオ(Short ver.)
    「野性のENERGY」 - YouTube
    テンプレートを表示

    野性のENERGY」(やせいのエナジー)は、日本音楽ユニットB'zの楽曲。2003年7月16日にVERMILLION RECORDSより35作目のシングルとして発売された。

    概要[編集]

    13thアルバム『BIG MACHINE』からの先行シングル。

    前作『IT'S SHOWTIME!!』に続き、デビュー15周年時に発売された。

    ジャケットはハワイラニカイビーチにて撮影されたもの[7]

    CDジャケットが撮影されたラニカイビーチ(2007年7月)

    第18回日本ゴールドディスク大賞でソング・オブ・ザ・イヤーを受賞した[8]

    収録曲[編集]

    12cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「野性のENERGY」稲葉浩志松本孝弘
    2.「旅☆EVERYDAY」(ブラスアレンジ:池田大介)稲葉浩志松本孝弘
    合計時間:

    楽曲解説[編集]

    1. 野性のENERGY
      楽曲は前年までに完成しており、既にアルバム候補曲として存在していた[9]。松本はデモの段階からシングルにしたいと思っていたらしい。
      歌詞は稲葉とドラムのシェーン・ガラースとの会話がきっかけでできたもの[10]
      本曲のリフは松本ではなく、アレンジャー徳永暁人によるもの。
      ドラムにシェーン・ガラースとブライアン・ティッシーがクレジットされているが、これは二人とも試し、良い部分をそれぞれ採用したためであり、ベーシックはシェーンのものが採用されている[11]
      MVでは、“2人が音楽への道を歩まなかった場合”という設定のもと、教員免許を持っている稲葉が学校の先生に、松本がギター屋の店員に扮している。稲葉は神奈川県横須賀市のとある学校、松本はデビュー前実際にアルバイトで働いていた楽器店での撮影となり、東京都内のライブハウスでの撮影も含め収録には3日間かかった[12]。またMV内ではANB系音楽番組『ミュージックステーション』の映像が一瞬映っており、タモリが出演している。当時のサポートメンバーである徳永とシェーンもインディーズバンドのメンバーとして出演している。松本によるとB'zとして初めてMTVでヘビーローテーションとなった曲であり、2008年発行のMusic Freak Magazine内で行われた「ミュージックビデオ人気投票」においても1位を獲得した[13][14]
      松本・稲葉両者ともライブで演奏し続けて成長したと語っており、同年に行われた『B'z LIVE-GYM 2003 "BANZAI IN NORTH AMERICA"』と『B'z LIVE-GYM 2003 "BIG MACHINE"』ではイントロをアレンジして演奏した。その後は長らく演奏されていなかったが、2013年に行われた『B'z Special LIVE at EX THEATER ROPPONGI』で約10年ぶりに演奏された。その際、イントロのギターがカッティングではなく太めのギターリフに変更され、重厚なアレンジとなった。
      2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay3でも演奏された[15][16]
    2. 旅☆EVERYDAY
      12thアルバム『GREEN』の頃に制作されていた。
      シャッフルビートで、コーラスブラスがフィーチャーされている。
      ちなみに、「野性のENERGY」のMVのオープニングで、本曲のイントロが使用されている。
      アルバム未収録かつ、ライブ未演奏曲。

    タイアップ[編集]

    参加ミュージシャン[編集]

    収録アルバム[編集]

    野性のENERGY

    ライブ映像作品[編集]

    野性のENERGY

    脚注[編集]

    出典[編集]

    1. ^ a b 野性のenergy : B'z”. HMV&BOOKS online. 2022年9月21日閲覧。
    2. ^ B’z、ニューシングル(OngakuDB.com)”. Yahoo!ミュージック. ヤフー株式会社. 2003年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月8日閲覧。
    3. ^ Gold Album+...認定 2003年7月度」『The Record』第526号、日本レコード協会、2003年9月、16頁。 
    4. ^ 野性のENERGY | B′z”. オリコン. 2003年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月27日閲覧。
    5. ^ B'z、オリコン1位記録を31作に更新”. SANSPO.COM. 株式会社産業経済新聞社. 2003年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月27日閲覧。
    6. ^ B'z、新曲オリコン1位で31作連続”. 日刊スポーツ. 株式会社日刊スポーツ新聞社. 2003年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月30日閲覧。
    7. ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年、131頁。 
    8. ^ THE JAPAN GOLD DISC AWARD|THE GOLD DISC”. 日本レコード協会. 2019年11月10日閲覧。
    9. ^ MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「野性のENERGY」の項)”. エムアールエム. 2019年9月28日閲覧。
    10. ^ 『B'z The Best “Pleasure II”』全曲試聴&全曲解説”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2005年11月29日). 2019年10月18日閲覧。
    11. ^ 佐伯明『B'z ミラクルクロニクル』ソニー・マガジンズ、2008年、222頁。 
    12. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1999-2012』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ(初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
    13. ^ 「music freak magazine Vol.163」より
    14. ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、142頁。 
    15. ^ B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day3」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2020年11月21日閲覧。
    16. ^ “B'z、無観客配信ライブ『Day3』 "道は違っても ひとりきりじゃないんだ" 今だからこそより響くメッセージ”. SPICE (イープラス). (2020年11月20日). https://spice.eplus.jp/articles/278922 2020年11月21日閲覧。 
    17. ^ ★B'z New Single「野性のENERGY」2003年7月16日(水)リリース決定!!”. B'z Official Website. VERMILLION RECORDS. 2003年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月21日閲覧。
    18. ^ B'z、新曲リリース決定!(Musicnet)”. Yahoo!ミュージック. ヤフー株式会社. 2003年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月8日閲覧。
    先代
    IT'S SHOWTIME!!
    B'z
    テレビ朝日スポーツテーマソング
    野性のENERGY
    B'z
    次代
    OH JAPAN 〜OUR TIME IS NOW〜
    TMG