赤城山スキー場

赤城山第1スキー場

黒檜山より大沼の向こうに赤城山第1スキー場のゲレンデを望む
所在地 群馬県前橋市富士見町赤城山3[1]
座標 北緯36度32分43秒 東経139度11分0秒 / 北緯36.54528度 東経139.18333度 / 36.54528; 139.18333座標: 北緯36度32分43秒 東経139度11分0秒 / 北緯36.54528度 東経139.18333度 / 36.54528; 139.18333
造設地形 赤城山地蔵岳
最大傾斜 5[1]
コース数 1[1]
地図
テンプレートを表示

赤城山スキー場(あかぎやまスキーじょう)は、群馬県前橋市赤城山の山頂部に設けられたスキー場である。

概要[編集]

昭和30年代ころまでは「東京から最も近いスキー場」であり、また大沼・小沼・覚満淵は天然のスケートリンクとなっていたこともあり、賑わった[2][3]昭和初期の国鉄のスキー場のポスターにも、越後湯沢などと並んで赤城山スキー場の名がある。 オリンピックアルペンスキーメダリスト、猪谷千春もこの地でスキーを極めた。 ゲレンデ滑走以外に、ロープウェイを使い地蔵岳山頂から小沼大沼へ数キロの滑降も可能であった。 現在の覚満淵近くにある展望台にはかつて桐生側にあったケーブルカー赤城登山鉄道)の資料室があり、当時の厳しいの営業の模様を伝えている。

1998年(平成10年)初頭に赤城山ロープウェイが廃止。それに伴い同スキー場も閉鎖されていた時期もあった[4]

現在ではファミリー向けの「自称・日本一小さなスキー場」として営業が続いている[5]

3つのゲレンデ(赤城山第1・第2・第3スキー場)があったが、2018年(平成30年)1月4日現在、赤城山第1スキー場のみが営業している。スキーリフトはなく、スノーエスカレーターが設置されており[6]、土日休日のみ運行している(運行のない平日も雪遊びは自由に可能)。

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b c SURF & SNOW 赤城山 第一スキー場”. ぐるなび. 2016年10月8日閲覧。
  2. ^ “スキー・スケート場案内(15) 赤城(1)”. 上毛新聞 (上毛新聞社): p. 3. (1960年12月26日) 
  3. ^ “スキー・スケート場案内(16) 赤城(2)”. 上毛新聞 (上毛新聞社): p. 3. (1960年12月27日) 
  4. ^ 赤城山第1スキー場”. 群馬県・赤城山広域振興協議会 赤城山ポータルサイト. 2018年4月29日閲覧。
  5. ^ ““日本一小さい”ゲレンデ 赤城山第一スキー場 こぢんまりが人気 子供に目が届く 親子でそり遊び”. 上毛新聞 (上毛新聞社). (2010年2月16日) 
  6. ^ “家族連れ 呼び込め スノーエスカレーター設置 赤城山第一スキー場 前橋市 設置費1000万円補助”. 上毛新聞 (上毛新聞社). (2013年11月21日) 

関連項目[編集]