豊中駅

豊中駅
東口(2015年8月)
とよなか
Toyonaka
HK-45 岡町 (1.0 km)
(1.4 km) 蛍池 HK-47
地図
所在地 大阪府豊中市本町一丁目1番1号[1]
北緯34度47分15.23秒 東経135度27分40.83秒 / 北緯34.7875639度 東経135.4613417度 / 34.7875639; 135.4613417座標: 北緯34度47分15.23秒 東経135度27分40.83秒 / 北緯34.7875639度 東経135.4613417度 / 34.7875639; 135.4613417
駅番号 HK46
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 宝塚本線
キロ程 10.5 km(大阪梅田起点)
駅構造 高架駅[2]
ホーム 1面2線[2]
乗降人員
-統計年度-
(特定日)46,997人/日
-2021年-
乗降人員
-統計年次-
(通年平均)39,769人/日
-2022年-
開業年月日 1913年大正2年)9月29日
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豊中駅(とよなかえき)は、大阪府豊中市本町一丁目にある、阪急電鉄宝塚本線。駅番号はHK-46

特急「日生エクスプレス」以外の全種別が停車する。なお、急行は当駅から宝塚方面の各駅に停車する。

歴史[編集]

駅構造[編集]

ホーム(2006年6月)

島式ホーム1面2線を有する高架駅[2]。宝塚側に引き上げ線があり、さらに大阪側に留置線が2本あるため、停留所ではない。ホーム自体がカーブを描いており、多少傾斜もある。ホーム有効長は10両編成対応。地上駅時代は8両編成分であり、朝夕ラッシュ時の急行は通過し準急普通のみ停車していた。

改札口コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は北改札と南改札の2か所。

のりば[編集]

号線 路線 方向 行先
1 宝塚本線 下り 宝塚川西能勢口石橋阪大前箕面方面
2 上り 大阪梅田神戸京都北千里方面
付記事項
  • 連続立体交差事業のため、岡町駅曽根駅と同様に配線は地上駅時代の相対式ホームから島式ホームに変わった以外は基本的な配線を変えていない。立体交差時に、駅自体を西側に移動させることにより、曲線半径は相当緩和された。
  • 当駅始発の上り普通が平日朝ラッシュ時に4本、土休日早朝に1本設定され、当駅始発電車用の乗車位置目標が、通常のものより宝塚方にずらして設置されている。また朝ラッシュ時に3本のみ当駅終着の下り普通列車が設定されている(2018年ダイヤ改正以前は当駅終着の列車は数本多く存在していた)。立体交差事業工事中、引き上げ線が撤去されていた時期は、当駅終着の列車は石橋阪大前駅の4号線まで回送され、折り返し当駅まで回送・当駅始発の大阪梅田行きになるという運行形態であった。

利用状況[編集]

2021年(令和3年)度のある特定日における1日の乗降人員46,997人である。

また、2022年(令和4年)次における通年の1日平均乗降人員は39,769人である[利用客数 1]阪急電鉄の駅では第11位で、宝塚線の単独駅では最も多い。

近年の1日の利用状況推移は下表の通り。

年別1日乗降・乗車人員[統計 1][統計 2]
年度[注 1]
年次[注 2]
特定日 平日1日平均 通年平均 出典
乗降人員 乗車人員 乗降人員 乗車人員 乗降人員 乗車人員
1995年(平成07年) 54,905 27,723

[大阪府 1]
1996年(平成08年) 57,877 28,696 [大阪府 2]
1997年(平成09年) 56,665 28,162 [大阪府 3]
1998年(平成10年) 53,751 26,711 [大阪府 4]
1999年(平成11年) -
2000年(平成12年) 55,667 27,849 55,273 27,485 - [大阪府 5][豊中市 1]
2001年(平成13年) 54,693 27,674 55,340 27,997 [大阪府 6][豊中市 1]
2002年(平成14年) 55,302 27,480 54,849 27,681 [大阪府 7][豊中市 1]
2003年(平成15年) 53,118 26,372 55,408 27,784 [大阪府 8][豊中市 1]
2004年(平成16年) 54,246 27,073 54,272 27,190 [大阪府 9][豊中市 1]
2005年(平成17年) 53,069 26,513 53,782 26,989 [大阪府 10][豊中市 2]
2006年(平成18年) 52,603 26,325 53,475 26,813 [大阪府 11][豊中市 3]
2007年(平成19年) 52,189 26,041 52,942 26,536 [大阪府 12][豊中市 4]
2008年(平成20年) 52,515 26,214 52,953 26,531 [大阪府 13][豊中市 5]
2009年(平成21年) 51,604 25,660 51,652 25,845 [大阪府 14][豊中市 6]
2010年(平成22年) 51,487 25,650 51,894 25,945 [大阪府 15][豊中市 7]
2011年(平成23年) 52,271 26,053 51,938 25,956 [大阪府 16][豊中市 8]
2012年(平成24年) 51,392 25,573 51,847 25,895 [大阪府 17][豊中市 9]
2013年(平成25年) 51,366 25,555 52,224 26,082 [大阪府 18][豊中市 10]
2014年(平成26年) 52,140 25,987 52,636 26,276 [大阪府 19][豊中市 11]
2015年(平成27年) 54,027 26,736 53,350 26,606 [大阪府 20][豊中市 12]
2016年(平成28年) 53,784 26,746 - 47,662 23,755 [大阪府 21][豊中市 13]
2017年(平成29年) 53,178 26,416 47,953 23,892 [大阪府 22][豊中市 14]
2018年(平成30年) 52,817 26,234 47,500 23,656 [大阪府 23][豊中市 15]
2019年(令和元年) 53,254 26,413 47,483 23,606 [大阪府 24][豊中市 16]
2020年(令和2年) 46,470 23,043 36,191 17,966 [大阪府 25][豊中市 17]
2021年(令和3年) 46,997 23,043 36,843 18,303
2022年(令和4年) 39,769

駅周辺[編集]

駅東側を国道176号が並行し、それに沿って金融機関などのビルや商店が建つ。駅付近には商店街が2つ設けられており、そこから離れると住宅が多く建ち並ぶ。駅西側には複合施設のビルや雑居ビルが建っており、駅から離れると住宅が多く建ち並ぶ。

バス路線[編集]

駅前に「阪急豊中駅」停留所があり、阪急バスの路線が発着する[13]千里中央桃山台駅方面は同じ行き先で経路が異なる路線が複数設定されている。

阪急豊中駅
乗り場 運行事業者 路線名 系統・行先 経由 備考
1 阪急バス 豊中市内線 40千里中央 春日橋・宮山・北緑丘団地 平日深夜は北緑丘団地止りと深夜バスの設定あり
46:千里中央 春日橋・宮山 (※北緑丘団地は不経由。平日朝のみ)
48:北緑丘団地 春日橋・中央環状柴原口 平日の日中時間帯のみ運行
阪北線 50柴原阪大前駅(市立豊中病院前) 春日橋  
2 豊中市内線 45:千里中央 梅花学園前・東豊中  
47:千里中央 梅花学園前・西緑丘  
49:千里中央 梅花学園前・上野坂一丁目  
3 30桃山台駅、津雲台七丁目 梅花学園前・上野小学校 平日深夜は深夜バスの設定あり
35:桃山台駅、津雲台七丁目 梅花学園前・上野西三丁目 津雲台七丁目行きは平日夕方以降に少数のみ運行
4 20:桃山台駅、津雲台七丁目 豊中市役所北・旭ヶ丘 平日朝を除く各時間帯に運行。平日深夜は深夜バスの設定あり
25:桃山台駅 阪急岡町駅阪急曽根駅・旭ヶ丘 平日深夜は深夜バス(※うち1本は旭ヶ丘団地前止り)の設定あり
28:桃山台駅 豊中市役所北 平日朝のみ運行(※旭ヶ丘は不経由)
38:桃山台駅 阪急岡町駅・阪急曽根駅 日中時間帯のみ運行
5 阪北線 50新大阪 豊中市役所前・服部庄内駅  
岡町線 81イオンモール伊丹JR伊丹駅東口 走井・神津  
82阪急伊丹伊丹営業所前 走井・神津・イオンモール伊丹(JR伊丹駅東口) 伊丹営業所前行きは平日のみ運行
6 (使用停止)
7 (使用停止) 豊中西宮線97西宮北口行が使用していた[注 3]
付記事項

その他[編集]

  • 平つくね作の漫画『ラッキー・ブレイク』の主人公・野々川陸が通勤の際に利用する駅として、当駅が扱われている。
  • 阪急宝塚線沿線を舞台とした逢坂みえこの漫画『永遠の野原』では主人公の古屋二太郎が利用する駅とされている。そのため地上駅時代の当駅および周辺の様子がしばしば描かれている。
  • 2018年現在、豊中市で乗降客数が1番多い駅は当駅ではなく千里中央駅である。

隣の駅[編集]

阪急電鉄
宝塚本線
特急「日生エクスプレス
通過
通勤特急(上り朝ラッシュ時のみ運行)
十三駅 (HK-03) ← 豊中駅 (HK-46)石橋阪大前駅 (HK-48)
急行(当駅 から 宝塚方面は各駅に停車)
十三駅 (HK-03) - 豊中駅 (HK-46) - 蛍池駅 (HK-47)
普通 準急(上り朝ラッシュ時のみ運行)
岡町駅 (HK-45) ← 豊中駅 (HK-46) ← 蛍池駅 (HK-47)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 特定日の場合
  2. ^ 1日平均の場合
  3. ^ 2023年11月5日をもって廃止(末期は当停留所始発の平日7:00発1本のみ。最終運行日は2023年11月2日)。
  4. ^ 当駅には「111号系統:あべの橋 行」が乗り入れていた。1973年と1974年に2度にわたって減便の上で最末期は大阪駅前行に短縮された後、廃止となった。

出典[編集]

本文中の出典[編集]

  1. ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、31頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ a b c d 鉄道ジャーナル』第32巻第3号、鉄道ジャーナル社、1998年3月、85頁。 
  3. ^ 山下ルミ子『阪急宝塚線・能勢電鉄 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-5・26-27頁頁。ISBN 978-4-7791-1724-4 
  4. ^ 「15日からはまず四駅」『交通新聞』交通協力会、1973年9月12日、1面。
  5. ^ “豊中市内 上り線の高架化も”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年9月16日) 
  6. ^ a b 阪急宝塚線豊中駅が高架になったのはいつか”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館. 2023年6月30日閲覧。
  7. ^ 最近の動き(個人サイト)
  8. ^ 阪急電鉄広報部(報道担当): “〜すべてのお客様に、よりわかりやすく〜 「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」 4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します” (PDF). NEWS RELEACE. 阪急阪神ホールディングス. 2023年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月30日閲覧。
  9. ^ 草町, 義和. “阪急阪神、駅ナンバリングを導入へ…三宮駅は「神戸三宮」に改称”. レスポンス(Response.jp). 2013年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
  10. ^ 阪急電鉄広報部(報道担当): “7月7日初発より宝塚線のダイヤ改正を実施します〜平日 朝・夕方の通勤・通学時間帯における混雑の緩和と利便性の向上を図ります〜”. NEWS RELEACE. 阪急阪神ホールディングス (2018年5月22日). 2018年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月30日閲覧。
  11. ^ 施設紹介”. エトレとよなか. 2023年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月30日閲覧。
  12. ^ a b 高校野球発祥の地”. 豊中市 (2019年10月3日). 2023年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月30日閲覧。
  13. ^ 阪急バス のりば:阪急豊中駅”. 阪急バス. 2023年6月30日閲覧。
  14. ^ 【4月12日(月)より】豊中市域・吹田市域 運行内容の変更について” (PDF). 阪急バス (2021年3月30日). 2022年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月30日閲覧。

利用状況の出典[編集]

私鉄の利用客数
私鉄の統計データ
  1. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  2. ^ 豊中市統計書 - 豊中市
大阪府統計年鑑
豊中市統計書

関連項目[編集]

外部リンク[編集]