西山牧場

株式会社西山牧場
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
055-0007
北海道沙流郡日高町富川西4丁目74-1
設立 1966年
業種 水産・農林業
事業内容 競走馬の育成
代表者 西山 茂行(代表取締役)
従業員数 27名
関係する人物 西山 正行(創業者)
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株式会社西山牧場(にしやまぼくじょう)は、北海道沙流郡日高町に本場を置く競走馬の育成牧場

概要[編集]

かつては、北海道勇払郡むかわ町汐見(旧鵡川町)に本場として競走馬サラブレッド)の生産牧場を置いており、日本を代表するオーナーブリーダーとして活動。以前は日本中央競馬会(JRA)に有限会社西山牧場名義で、地方競馬全国協会(NAR)で株式会社西山牧場名義で馬主登録されていた。勝負服の柄は黄、青三本輪、白袖で、冠名は「ニシノ」、「セイウン」、「セント」、「ブランド」、「シロー」、「チヨノ」、「アマノ」を使用していた[1]

関連施設の項の育成部門は現在も活動を続けており、日高町富川西の西山牧場育成センターにはニシノフラワーセイウンスカイの墓がある[2]

歴史[編集]

1966年田中彰治の経営していた田中牧を西山正行が買収し開場。400ヘクタールという敷地面積は単一場所としては日本最大であった。

1973年には自らが輸入した種牡馬マタドアが輩出した、スプリンターズステークスを勝ったキョウエイグリーンや、スプリンターズステークス連覇をしたサクライワイなどの活躍により、社台グループのリーディングブリーダーを10年連続でストップさせ、初のリーディングを記録した。

だがその後は導入した種牡馬がことごとく失敗だった影響などで成績が低迷(ただし1992年にはニシノフラワーの活躍などにより中央競馬生産者ランキングで2位となっている)。1990年代以降は繁殖牝馬を減らし、種付け相手も社台グループのものなどに切り替えるなど少数精鋭方式に改めた。しかしそれでも成績が向上せず、2007年にはリーディング17位に低迷していた。


主な生産馬[編集]

主な所有馬[編集]

  • セイウンスカイ(牧場名義の成績は、1999年日経賞、札幌記念)
  • ニシノハナグルマ(成績は上記参照)
  • アイテイシロー

過去の繋養馬[編集]

種牡馬

繁殖牝馬

  • ニシノフラワー[6]
  • ニシノハナグルマ
  • ニシノナースコール

関連施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 西山牧場の近走成績”. netkeiba.com. 2015年7月29日閲覧。
  2. ^ 馬・牧場・施設検索 西山牧場”. 競走馬のふるさと案内所. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年7月29日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 『新種牡馬銘鑑 1995』日本中央競馬会、68-82頁
  4. ^ 「'93年に3歳馬がデビューする新種牡馬一覧表」『優駿』1993年7月号、日本中央競馬会、114頁
  5. ^ a b 「'92年に3歳馬がデビューする新種牡馬一覧表」『優駿』1992年7月号、日本中央競馬会、115頁
  6. ^ ニシノフラワー”. 競走馬のふるさと案内所. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年7月19日閲覧。

外部リンク[編集]