藤田俊太郎

藤田 俊太郎(ふじた しゅんたろう、1980年 - )は秋田県秋田市土崎港[1]出身の舞台演出家東京芸術大学美術学部出身。舞プロモーション所属。

絵本ロックバンド「虹艶(にじいろ)Bunny」としてライヴ活動展開中。

略歴[編集]

  • 2004年 - 東京藝術大学在学中にニナガワ・カンパニーに入る。当初は俳優として活動を開始、後に蜷川幸雄の演出助手を務める。
  • 2011年 - 「喜劇一幕・虹艶聖夜」で初めて作・演出を手掛ける。
  • 2015年 - 「The Beautiful Game」の演出により第22回読売演劇大賞・杉村春子賞 優秀演出家賞を受賞。
    • 2017年 - 「ジャージー・ボーイズ」の演出により第24回読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞。
    • 2021年 - 「天保十二年のシェイクスピア」「NiNE」「Violet」の演出により第28回読売演劇大賞・最優秀演出家賞を受賞。
    • 2024年 - 「ラビット・ホール」「ラグタイム」の演出により第31回読売演劇大賞・最優秀演出家賞を受賞[2]
  • 2017年 - 「ジャージー・ボーイズ」「手紙2017」の演出により第42回菊田一夫演劇賞を受賞。

主な演出作品[編集]

舞台[編集]

2011年
  • 『喜劇一幕・虹艶聖夜』(新宿ゴールデン街劇場)
2012年
  • ザ・ファクトリー2『話してくれ、雨のように……』(さいたま芸術劇場)
2014年
  • ミュージカル『The Beautiful Game』(新国立劇場小劇場)
2015年
  • 『人魚姫』(東京芸術劇場シアターウエスト)
2016年
  • ミュージカル『手紙』(新国立劇場小劇場 / 新神戸オリエンタル劇場 / 枚方市市民会館)
  • ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(シアタークリエ)
  • 『sound theaterVI』(兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール)
  • 『Take me out』(DDD青山クロスシアター・兵庫県立芸術文化センター)
2017年
  • ミュージカル『手紙2017』(新国立劇場小劇場 / 新神戸オリエンタル劇場)
  • 『ダニーと紺碧の海』(紀伊國屋ホール / 兵庫県立芸術文化センター)
  • ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』(東京国際フォーラムホールC / 清水文化会館マリナート大ホール / 大阪梅田芸術劇場メインホール)
  • 『sound theaterⅦ』(兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール)
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』調布パルコ×イオンシネマシアタス調布スペシャル(シアタス調布スクリーン10 / EXシアター六本木)
2018年
  • 『Take Me Out 2018』(DDD青山クロスシアター9)
  • 『ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」・イン・コンサート』(東急シアターオーブ)
  • 28th Anniversary Special~蒼井陽治追悼~『LOVE LETTERS』(草月ホール)
  • ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』(東京国際フォーラムホールC / 大阪梅田芸術劇場メインホール / 金沢歌舞伎座 / 御園座)
  • ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(シアタークリエ / 大館市民文化会館 / 岩手県民会館 / 日本特殊陶業市民会館中ホール / 新歌舞伎座 / 久留米シティプラザ ザ・グランドホール)
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2018 Autumn Special(サンシャイン劇場)
2019年
  • Musical『VIOLET』(Charing Cross Theatre)
  • ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』(彩の国さいたま芸術劇場大ホール / カルッツ川崎 / 御園座 / 大阪梅田芸術劇場メインホール / 富山オーバードホール)
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』黒柳徹子スペシャル(EXシアター六本木 / 大阪森ノ宮ピロティ)
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2019 Autumn Special(新国立劇場小劇場)
2020年
  • 絢爛豪華祝祭音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』(2020年2月8日 - 27日、日生劇場)※COVID-19感染状況ならびに予防対策のため2月28日・29日(東京・日生劇場)と3月5日 - 10日(大阪・梅田芸術劇場メインホール)中止
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』こけら落としSpecial(2020年2月12日 - 25日、PARCO劇場)
  • 『ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」・イン・コンサート』(2020年7月23日 - 8月5日、帝国劇場)
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』30th Anniversary Special(2020年8月21日 - 23日、PARCO劇場)
  • ミュージカル『ヴァイオレット』(2020年9月4日 - 6日、東京芸術劇場プレイハウス)
  • ミュージカル『NiNE』(2020年11月12日 - 29日、赤坂ACTシアター / 12月5日 - 13日、梅田芸術劇場メインホール)
2021年
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2021 Winter Special(2021年2月24日、PARCO劇場)
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2021 Spring Special(2021年3月12日 - 14日、PARCO劇場)
  • 『「人を思うちから 其の弐」東京ゴッドファーザーズ』(2021年5月12日 - 30日、新国立劇場小劇場 / 6月4日 - 6日、穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール / 6月11日・12日、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール / 6月17日・18日、高崎芸術劇場スタジオシアター)※緊急事態宣言発出による5月2日・3日(プレビュー公演)と5月6日 -11日(本公演)は中止[3]
2022年
  • 『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』(2021年1月7日 - 31日、青山スパイラルホール[4]※1月25日 - 28日の公演は新型コロナウイルスの影響で中止[5]
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』31st Season Anniversary Special(2022年2月3日 - 7日、PARCO劇場)[6]
  • ミュージカル『手紙2022』(2022年3月12日 - 27日、東京建物 Brillia HALL)[7]
  • ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(2022年10月6日 - 29日、日生劇場 / 11月3日 - 6日、新歌舞伎座 / 11月10日 - 13日、博多座 / 11月26日・27日、日本特殊陶業市民会館ビレッジホール / 12月3日・4日、あきた芸術劇場ミルハス / 12月10日・11日、横須賀芸術劇場)[8]
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2022 Autumn Special(2022年11月23日・29日、PARCO劇場)[9]

2023年

  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2023 New Year Special(2023年1月12日・18日・27日、PARCO劇場)[10]
  • 『Sound Theater 2023』(2023年2月18日、パルテノン多摩 大ホール)[11]
  • 『ラビット・ホール』(2023年4月9日 - 25日、PARCO劇場 / 4月28日、あきた芸術劇場ミルハス 中ホール / 5月4日、キャナルシティ劇場 / 5月13日・14日、森ノ宮ピロティホール)[12]
  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2023 Spring Special(2023年4月12日・19日・21日・23日、PARCO劇場)[13]
  • 『ヴィクトリア』(2023年6月24日 - 30日、青山スパイラルホール / 7月5・日6日、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール / 7月8日・9日、京都芸術劇場 春秋座 / 7月11日、穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール)[14]
  • ミュージカル『ラグタイム』(2023年9月9日 - 30日、日生劇場 / 10月5日 - 8日、梅田芸術劇場メインホール / 10月14日・15日愛知県芸術劇場 大ホール)[15]
  • ミュージカル『東京ローズ』(2023年12月7日 - 24日、新国立劇場小劇場)[16]

2024年

  • 朗読劇『LOVE LETTERS』2024 New Year Special(2024年1月19日・24日・29日、PARCO劇場)[17]※予定
  • ミュージカル『ヴァイオレット』(2024年4月7日 - 21日、東京芸術劇場プレイハウス / 4月27日 - 29日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)[18]※予定

脚注[編集]

  1. ^ http://clover-plus.net/config/wp-content/uploads/2015/09/1507hujita_syuntaro.pdf
  2. ^ 第31回読売演劇大賞結果発表、最優秀作品賞はイキウメ「人魂を届けに」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月2日). 2024年2月2日閲覧。
  3. ^ 東京ゴッドファーザーズ”. 新国立劇場 演劇. 2021年7月6日閲覧。
  4. ^ 八嶋智人にインタビュー~大原櫻子・小泉今日子と共演する、シス・カンパニー『ミネオラ・ツインズ』は「新しく挑戦できる芝居」 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2021年11月16日閲覧。
  5. ^ Inc, Natasha. “大原櫻子ら出演「ミネオラ・ツインズ」1月25日の公演が中止に”. ステージナタリー. 2022年3月17日閲覧。
  6. ^ Inc, Natasha. “「ラヴ・レターズ」岡本健一&奈良岡朋子が11年ぶりに登場、溝口琢矢&仙名彩世ペアも(コメントあり)”. ステージナタリー. 2021年12月24日閲覧。
  7. ^ Inc, Natasha. “藤田俊太郎演出のミュージカル「手紙」2022年版、出演に村井良大・spi・三浦透子ら(コメントあり)”. ステージナタリー. 2021年11月27日閲覧。
  8. ^ ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』 藤岡正明・尾上右近(Wキャスト)、東啓介・有澤樟太郎(Wキャスト)、spi・大山真志(Wキャスト)の出演が決定 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2021年11月16日閲覧。
  9. ^ Inc, Natasha. “「ラヴ・レターズ」出演に神尾晋一郎&濱田めぐみ、竜星涼&アヴちゃんペア(コメントあり)”. ステージナタリー. 2022年11月15日閲覧。
  10. ^ Inc, Natasha. “「ラヴ・レターズ」に山中崇&小林聡美、大貫勇輔&瀧内公美、麿赤兒&橋本マナミ(コメントあり)”. ステージナタリー. 2023年1月2日閲覧。
  11. ^ Inc, Natasha. “光をテーマに藤田俊太郎×森山開次×TSUKEMENがコラボレート「Sound Theater 2023」(コメントあり)”. ステージナタリー. 2023年3月21日閲覧。
  12. ^ Inc, Natasha. “【会見レポート】宮澤エマらと挑む「ラビット・ホール」に藤田俊太郎「言葉の向こう側のものを手渡したい」”. ステージナタリー. 2023年3月21日閲覧。
  13. ^ Inc, Natasha. “「ラヴ・レターズ」に廣瀬友祐&柚希礼音ら4ペア登場(コメントあり)”. ステージナタリー. 2023年3月21日閲覧。
  14. ^ Inc, Natasha. “大竹しのぶ、藤田俊太郎とタッグを組み一人芝居「ヴィクトリア」に挑む(動画あり)”. ステージナタリー. 2023年4月11日閲覧。
  15. ^ Inc, Natasha. “【公演 / 会見レポート】石丸幹二らがつながりと愛を描く「ラグタイム」開幕に井上芳雄「“証人”になって」(舞台写真あり / 写真24枚)”. ステージナタリー. 2023年11月7日閲覧。
  16. ^ オーディションで選ばれた6名が主人公をリレー式に演じる、新国立劇場『東京ローズ』 小川絵梨子、藤田俊太郎のコメントが公開 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2023年11月17日閲覧。
  17. ^ Inc, Natasha. “「ラヴ・レターズ」古田新太&石川さゆりの出演が決定(コメントあり)”. ステージナタリー. 2023年12月26日閲覧。
  18. ^ Inc, Natasha. “藤田俊太郎演出「VIOLET」キャスト発表、三浦透子・屋比久知奈がバスで1500kmの旅へ(コメントあり)”. ステージナタリー. 2023年11月7日閲覧。

外部リンク[編集]