菅原神社 (奈良市東九条町)

菅原神社

菅原神社
所在地 奈良県奈良市東九条町932
位置 北緯34度39分39.73秒 東経135度48分39.57秒 / 北緯34.6610361度 東経135.8109917度 / 34.6610361; 135.8109917 (菅原神社 (奈良市東九条町))座標: 北緯34度39分39.73秒 東経135度48分39.57秒 / 北緯34.6610361度 東経135.8109917度 / 34.6610361; 135.8109917 (菅原神社 (奈良市東九条町))
主祭神 菅原道真
天穂日命
野見宿禰
社格 旧村社[1]
本殿の様式 一間社春日造桧皮葺
例祭 9月25日
地図
菅原神社の位置(奈良市内)
菅原神社
菅原神社
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菅原神社(すがわらじんじゃ)は、奈良県奈良市東九条町にある神社。

祭神[編集]

社殿[編集]

一間社春日造檜皮葺で、三間四方の覆屋を持つ[2][3]春日大社摂社榎本神社の旧本殿の移しと伝わる[3]

境内[編集]

東寄りに土壇があり、古瓦などが散乱しているが、同所は奈良時代姫寺遺跡の一部であり、所在地の小字も姫寺と呼ばれる[2]

かつての合祀社[編集]

1915年大正4年)、近隣の神社を合祀したが、村人に不慮な出来事が相次ぐなどしたため、そのうちのいくつかは再度分祀され、元の所在地に祀り直された[2][1]。 合祀された(されていた)神社は以下の通り[2]

  • 厳島神社(東九条城殿山196) - 再分祀された
  • 稲荷神社(東九条ホテンド241) - 再分祀された
  • 冨神社(東九条宮南1324)

厳島神社[編集]

厳島神社
所在地 奈良県奈良市東九条町
位置 北緯34度39分21.5秒 東経135度49分8.5秒 / 北緯34.655972度 東経135.819028度 / 34.655972; 135.819028
主祭神 市杵島姫命
例祭 7月7日
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小祠に覆屋が設けられており、手前に割拝殿がある[1]。境内にはの巨樹がある[1]宝暦11年(1761年)の弁財天講中の記録があり、由緒はかなり古い[1]

稲荷神社[編集]

稲荷神社(森本稲荷大明神)
所在地 奈良県奈良市東九条町
位置 北緯34度39分21.0秒 東経135度48分44.5秒 / 北緯34.655833度 東経135.812361度 / 34.655833; 135.812361
主祭神 保食神
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境内は森に覆われ、広さは106坪ある[1]。5つの朱鳥居の奥に春日造の社殿が祀られている[1]。この地は穂積寺跡と伝わり、古瓦なども発見されている[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 奈良市史, p. 494.
  2. ^ a b c d e f g 奈良市史, p. 487.
  3. ^ a b 奈良県史, p. 910.

参考文献[編集]

  • 奈良県史編集委員会 編『奈良県史 8 建築』名著出版、1998年。 
  • 奈良市史編集審議会 編『奈良市史 社寺編』吉川弘文館、1985年。