草刈民代

くさかり たみよ
草刈 民代
本名 周防 民代(すお たみよ)[1]
旧姓:草刈
生年月日 (1965-05-10) 1965年5月10日(58歳)
出生地 日本の旗 日本東京都新宿区
身長 168 cm
職業 女優、元バレリーナ
ジャンル テレビドラマ映画舞台バラエティ
活動期間 1973年 -
配偶者 周防正行1996年 - )
著名な家族 草刈龍平(父)
草刈親雄(祖父)
公式サイト 草刈民代オフィシャルサイト
主な作品
テレビドラマ
龍馬伝
外交官・黒田康作
ドクターX〜外科医・大門未知子〜
大恋愛〜僕を忘れる君と
映画
Shall we ダンス?
終の信託
 
受賞
日本アカデミー賞
最優秀主演女優賞
1996年Shall we ダンス?
優秀主演女優賞
2012年終の信託
新人俳優賞
1996年『Shall we ダンス?』
その他の賞
キネマ旬報賞
新人女優賞
1996年『Shall we ダンス?』
第13回服部智恵子賞
1997年『Shall we ダンス?』
全国舞踊コンクール第一部第一位
1987年
文部大臣奨励賞
1987年
村松賞(舞踊部門)
1987年
第16回橘秋子賞
最優秀賞
1989年
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草刈 民代(くさかり たみよ、本名:周防 民代(すお たみよ)[1]1965年5月10日 - )は、日本女優。元バレリーナ。愛称は「たみちゃん」。ワタナベエンターテインメント所属[2]。夫は映画監督周防正行

経歴[編集]

東京都新宿区出身。3姉妹の長女。父は中央精版印刷株式会社社長の草刈龍平。父方の祖父は元中央精版印刷社長の草刈親雄。 なお、俳優草刈正雄とは苗字が同じというだけであって、血縁関係はない。 川村小学校卒業、川村中学校卒業、川村高等学校中退。

札幌五輪ジャネット・リンに憧れバレエを始める。1973年小林紀子バレエアカデミーに入門し、1981年牧阿佐美バレヱ団に参加。ちなみに夫の周防正行によると、草刈はバレエを始めた8歳の頃からすでに「私は将来プロのバレエダンサーになるために今一生懸命やっているんだ」と高い意識を持って練習に励んでいたという[3]

1983年デビュー以来、同バレエ団の主役クラスを演じるダンサーに成長した。その後数々の賞を受賞。

1990年ソビエト文化省招聘により海外で初めて公演を行った。

1996年、『Shall we ダンス?』で初映画出演及び初主演を果たす(役所広司とダブル主演)。同年3月9日に監督だった周防と結婚。

1997年、上記映画への出演に対して第20回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞やキネマ旬報新人女優賞など、数々の賞を得る。

2001年、草刈が憧れていたといわれる『カルメン組曲』への出演を果たす。

2009年、自身がプロデュースも兼ねた公演『エスプリ〜ローラン・プティの世界〜』最終日(4月24日)をもって、バレリーナとしての現役を引退[4]。 バレエダンサー引退後は、女優業に完全に転身し、安田顕との二人芝居「宮城野」は女優転身後の初舞台となった[5]

2010年に放映されたNHK大河ドラマ龍馬伝』にて、テレビドラマ初出演した。

2011年、『ダンシング・チャップリン』に主演。

2016年2月1日、個人事務所からオスカープロモーションに移籍[6]

2020年1月6日ワタナベエンターテインメントへの移籍を発表[2]

2022年ロシアとの戦争状態により被害を受けたウクライナキーウ(キエフ)バレエ団を支援するための来日公演を企画・プロデュースした[7] [8]

レパートリー[編集]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

ウェブテレビ[編集]

舞台[編集]

劇場アニメ[編集]

ビデオ[編集]

  • プリマエクササイズ(2000年)

ドキュメンタリー[編集]

  • 草刈民代・もう一つのカウントダウン 〜東急ジルベスターコンサートの舞台裏〜(テレビ東京)
  • わたしが子どもだったころ(2009年6月10日、NHK BS hi)
  • ヒーローたちのオリンピック 美しき女たち 〜体操女子〜(2012年4月4日、NHK) - ナビゲーター
  • 第24回高松宮殿下記念世界文化賞授賞式(2012年10月29日、フジテレビ) - ナビゲーター
  • 草刈民代が行く 世界遺産とバレエの旅(2014年2月15日、BSフジ) - ナビゲーター
  • 草刈民代 日本バレエの母を求めて〜エリアナ・パヴロバの波乱の生涯と謎〜(2014年6月29日、BS朝日) - ナビゲーター
  • ザ・プレミアム ロマノフ秘宝伝説 栄華を支えた女たち(2015年2月7日〈前編〉、2月14日〈後編〉、NHK BSプレミアム) - ナビゲーター[20]
  • 古代ローマ 食浪漫紀行(2015年11月21日、BS日テレ) - ナビゲーター[21]

その他のテレビ番組[編集]

ラジオ番組[編集]

CM[編集]

書籍[編集]

著書[編集]

写真集[編集]

関連書籍[編集]

DVD[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『日本紳士録 第八十版』(交詢社出版局)より
  2. ^ a b “草刈民代、ワタナベエンターテインメントに移籍 志尊淳らが所属”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2020年1月6日). https://www.sanspo.com/article/20200106-7VVTJTI3UJPVVIKOH2YDRG3ZBM/ 2020年1月6日閲覧。 
  3. ^ さくらももこのエッセイ「さるのこしかけ」の周防正行+さくらももこによる巻末お楽しみ対談p.265
  4. ^ 草刈民代 引退公演終え「幸せでした」と笑顔 スポニチ Sponichi Annex ニュース 2009年4月25日
  5. ^ a b 「宮城野」”. www.mbs.jp. 2022年1月30日閲覧。
  6. ^ 草刈民代 2月1日付でオスカープロモーションに所属”. オスカープロモーション (2016年2月1日). 2016年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月2日閲覧。
  7. ^ キーウバレエ団、支援公演 「ダンサーに夢を」草刈民代さん企画(朝日新聞)
  8. ^ 草刈民代~想いと願いをバレエにのせて~キエフ・バレエ支援チャリティー(テレビ東京・BSテレビ東京)
  9. ^ “小栗旬、吉田鋼太郎に恋のアドバイス!? 「東京センチメンタル」初回マドンナも発表”. シネマカフェ. (2015年12月17日). https://www.cinemacafe.net/article/2015/12/17/36499.html 2015年12月18日閲覧。 
  10. ^ “檀れい&小泉孝太郎ら追加キャストが決定! 上川隆也主演「沈まぬ太陽」”. シネマカフェ (株式会社イード). (2016年2月13日). https://www.cinemacafe.net/article/2016/02/13/37830.html 2016年3月11日閲覧。 
  11. ^ “『グ・ラ・メ!』阿藤総理に愛人スキャンダル 料理で救える?”. ORICON STYLE. (2016年8月13日). https://www.oricon.co.jp/news/2076757/full/ 2016年8月15日閲覧。 
  12. ^ “『ドクターX』“失敗しない新布陣”発表 生瀬、吉田、滝藤、草刈が出演”. ORICON STYLE. (2016年9月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2077704/full/ 2016年9月1日閲覧。 
  13. ^ “TOKIO松岡昌宏、戸田恵梨香の元婚約者に 杉野遥亮らキャスト発表<大恋愛~僕を忘れる君と>”. モデルプレス. (2018年8月17日). https://mdpr.jp/news/detail/1786235 2018年8月17日閲覧。 
  14. ^ “多部未華子主演ドラマ『私の家政夫ナギサさん』追加キャスト発表 妹役に趣里、母役に草刈民代ら”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年3月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2157774/full/ 2020年3月19日閲覧。 
  15. ^ 「イチケイのカラス」小日向文世が伝説の刑事裁判官、草刈民代が最高裁判所判事に”. 映画ナタリー (2021年2月20日). 2021年2月20日閲覧。
  16. ^ “ファーストサマーウイカ“連ドラ初主演”に「驚きと喜びで小躍り」 元レディースの転身劇描く”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年2月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2225241/full/ 2022年2月21日閲覧。 
  17. ^ SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018 【デイリーニュース】 vol.16 短編③『はりこみ』『東京彗星』『ふっかつのじゅもん』 Q&A” (2018年7月16日). 2021年10月28日閲覧。
  18. ^ “ドラマ「エンジェルフライト」松本穂香ら10名出演、米倉涼子の息子役に織山尚大”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年1月31日). https://natalie.mu/eiga/news/510974 2023年1月31日閲覧。 
  19. ^ 実写ドラマ『十角館の殺人』に奥智哉、青木崇高ら「誠心誠意を込めて」「ナポレオンもびっくり」”. マイナビニュース. マイナビ (2024年2月7日). 2024年2月7日閲覧。
  20. ^ 報道資料「ロマノフ秘宝伝説栄華を支えた女たち」”. NHK. 2019年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月15日閲覧。
  21. ^ サタデースペシャル 古代ローマ 食浪漫紀行〜イタリアのオリーブはなぜ世界を変えたのか〜”. インターネットTVガイド (2015年11月21日). 2016年10月10日閲覧。
  22. ^ 『東京ガス 暮らしとデザインの40年 1955→1994』1996年2月1日発行、株式会社アーバン・コミュニケーションズ。128頁~131頁
  23. ^ “「オトナの夢は、カタチにしよう。」をキャッチフレーズに、夢の実現を応援する「Panasonic リフォーム」の新CMを4月13日より全国でオンエア”. CM JAPAN. (2016年4月15日). https://web.archive.org/web/20160506155724/http://www.cmjapan.com/watcher/pr/cmrelease/panasonic23416/ 2016年4月20日閲覧。 
  24. ^ 「TEAM BEYOND」初TV CMを11月30日より放送開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年12月30日閲覧。
  25. ^ “菜々緒、自慢の美脚は“遺伝” トレーニング法も告白「脚はおしりから」”. ORICON STYLE. (2016年11月22日). https://www.oricon.co.jp/news/2081829/full/ 2016年11月22日閲覧。 

外部リンク[編集]