若林宏樹

若林 宏樹 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ワカバヤシ ヒロキ
ラテン文字 Hiroki Wakabayashi
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 中距離走長距離走
大学 青山学院大学地球社会共生学部・地球社会共生学科
生年月日 (2002-09-03) 2002年9月3日(21歳)[1]
出身地 和歌山県の旗和歌山県海南市
身長 168cm
体重 51kg
自己ベスト
1500m 3分56秒83(2019年)
5000m 13分41秒32(2021年)
10000m 28分25秒71(2022年)
ハーフマラソン 1時間01分25秒(2023年)
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若林 宏樹(わかばやし ひろき)は、和歌山県海南市出身の陸上競技選手。専門は中距離走長距離走洛南高等学校卒業[2]、現在は青山学院大学地球社会共生学部・地球社会共生学科に在学中[3]

経歴[編集]

高校時代まで[編集]

  • 海南市立下津第二中学校から陸上競技部に所属。当中学3年生時、2017年8月の全日本中学校陸上競技選手権大会と、及び同年9月の京都産業大学長距離競技会の男子3000mにおいては、和歌山県男子中学生新記録を達成。翌2018年1月の全国都道府県対抗男子駅伝でも、和歌山県代表として2区・3Kmを担当し、区間2位の好走を見せた。
  • 高校は洛南高等学校へ進学し、陸上部に入部。全国高校駅伝において、高校1年生時の2018年12月は5区・区間14位だったが、高校3年生時の2020年12月はエース区間の1区・区間3位の好成績を挙げた。

大学時代[編集]

  • 高校卒業後の2021年4月に青山学院大学へ入学し、陸上競技部・男子長距離ブロックに現在所属中。
  • 当大学1年時、2021年10月の第33回出雲駅伝からいきなり初出場を果たし、4区を担当したが区間6位に終わる(青学大はトップ・東京国際大と1分57秒差の総合2位)。
  • 同年11月の第53回全日本大学駅伝にも出場し6区を担当。3km過ぎに1位の早大を追い抜き、順大と共にトップグループを形成。しかし東京国際大・丹所健に4km過ぎで追いつかれ3人の集団になると、6km手前から遅れる。その後明大と駒澤大にも先着され、5位に後退。若林自身も区間12位と振るわなかった。青学大は7区から巻き返したが、トップ・駒澤大と8秒差の2位で惜しくも優勝を逃した。
  • 2022年1月開催の第98回東京箱根間往復大学駅伝競走ではルーキーながら5区に出走し、4区・飯田貴之から1位で襷を受ける。若林自身初めての箱根駅伝の山登り区間だったが、終始安定した走りで2年ぶり5度目の往路優勝に大きく貢献した(区間3位)。翌日の復路でも後続との差を大きく広げ完全な独走状態となり、青学大は2位・順大に10分51秒の大差をつけ2年ぶり6回目の総合優勝(完全優勝、復路新記録、大会新記録)を成し遂げた。
  • 当大学2年時は故障や体調不良の影響もあり、三大駅伝での出場はなかった。
  • 2023年1月22日の全国都道府県駅伝では3区に出走し、区間2位の快走を見せた。
  • 2月5日に行われた香川丸亀国際ハーフマラソンでは、1時間01分25秒の好タイムで10位に入った。
  • 当大学3年時、2023年11月の第55回全日本大学駅伝では1区を担当。4km過ぎに抜け出し独走状態となる。しかし8km手前でペースが落ち、差を再び詰められると9kmから後続に次々と追い越され、1位と8秒差の8位[4]。青学大は先頭との差を一度も詰められず、3分34秒差の2位に終わった[5][6][7]
  • 2024年1月開催の第100回東京箱根間往復大学駅伝競走では2年ぶりに5区を担当。4区・佐藤一世から1位で襷を受けると、強い雨が降る中で安定した走りを見せた。最終的に1時間9分32秒の好タイムで、5区の区間新記録をマークした。しかし、城西大学山本唯翔がそれを上回る1時間9分14秒のタイムをマークしたため、区間賞は逃した[8]。それでも青山学院大学の2年ぶりの完全優勝と、往路記録・総合記録の更新に大きく貢献した。

人物[編集]

駒澤大学に在籍する篠原倖太朗とは生年月日が同じである。

戦績[編集]

大学駅伝戦績[編集]

学年(年度) 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2021年度)
第33回
4区-区間6位
19分20秒
第53回
6区-区間12位
39分02秒
第98回
5区-区間3位
1時間10分46秒
2年生
(2022年度)
第34回
― - ―
出場なし
第54回
― - ―
出場なし
第99回
― - ―
出場なし
3年生
(2023年度)
第35回
― - ―
出場なし
第55回
1区-区間8位
27分27秒
第100回
5区-区間2位
1時間09分32秒
(区間新記録)

自己記録[編集]

  • 1500m - 3分56秒83(2019年8月22日、第52回京都府ユース陸上競技対抗選手権)
  • 5000m - 13分41秒32(2021年4月10日、第29回金栗記念選抜陸上中長距離大会)
  • 10000m - 28分25秒71(2022年4月23日、第294回日本体育大学長距離競技会)
  • ハーフマラソン - 1時間01分25秒(2023年2月5日、第75回香川丸亀国際ハーフマラソン)

外部リンク[編集]

脚注[編集]