苔口卓也

苔口 卓也
名前
カタカナ コケグチ タクヤ
ラテン文字 KOKEGUCHI Takuya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-07-13) 1985年7月13日(38歳)
出身地 岡山県岡山市
身長 179cm
体重 71kg
選手情報
ポジション FW
利き足
ユース
岡山県立玉野光南高等学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2009 セレッソ大阪 86 (4)
2008 ジェフユナイテッド千葉 (loan) 9 (0)
2010-2019 カターレ富山 282 (59)
代表歴2
2005  日本 U-20
1. 国内リーグ戦に限る。2019年12月10日現在。
2. 2019年12月10日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

苔口 卓也(こけぐち たくや、1985年7月13日 - )は、岡山県岡山市出身の元サッカー選手。ポジションはFWMF三菱自動車水島FCに所属していた元サッカー選手の苔口陽介は兄に当る。

来歴[編集]

岡山・玉野光南高校在学中からU-18日本代表に選出され、3年時の2003年セレッソ大阪特別指定選手として登録された[1]。翌2004年正式に加入[2]、1stステージ開幕戦の名古屋戦においてJリーグ初出場を果たした。その後レギュラーとして定着するには至らなかったが、2005 FIFAワールドユース選手権に召集され、平山相太の他、カレン・ロバート森本貴幸らがひしめくFW陣にあって、初戦で先発するなどする。U-22日本代表では反町康治監督の信頼を得てコンスタントに招集されていた。だが、肝心な五輪予選が始まると招集されなくなり、セレッソで試合に出場しても、シュートが打てないなどの不振に陥ったうえ、他の若手の台頭もあり、控えに回される機会が多くなった。五輪代表でも李忠成などが好調であったため、五輪代表復帰はならなかった。

2008年には主力が大量に抜けたジェフユナイテッド市原・千葉期限付き移籍[3]。翌2009年にはセレッソに復帰し[4]、出場機会が少ないながらも先発した試合ではコンスタントにチームの勝利に貢献する活躍を見せた。

2010年からはカターレ富山へ完全移籍[5]。主力として起用されリーグ戦30試合に出場し、5得点。2011年からはエースナンバーの10番を背負うこととなった。

2013年、自身プロ入り後初の2ケタ得点(11点)を記録した。8月に清水から期限付き移籍で白崎凌兵が加入すると2人の連係が機能し、開幕20試合で3得点だった苔口は白崎加入後の14試合で8得点をあげた[6]。また、9月29日、J2第35節の福岡戦において、自身プロ入り後初のハットトリックも達成した[7]。これはクラブとしてもJ2昇格後初のハットトリック達成となった[8]

2019年12月10日、現役を引退すると発表された[9]

所属クラブ[編集]

ユース経歴
プロ経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2004 C大阪 13 J1 21 1 2 0 1 0 24 1
2005 16 1 2 0 2 0 20 1
2006 16 0 2 0 1 0 19 0
2007 11 J2 27 1 - 0 0 27 1
2008 千葉 20 J1 9 0 3 0 0 0 12 0
2009 C大阪 29 J2 6 1 - 0 0 6 1
2010 富山 20 30 5 - 0 0 30 5
2011 10 31 8 - 1 0 32 8
2012 25 4 - 1 0 26 4
2013 34 11 - 1 0 35 11
2014 38 8 - 2 0 40 8
2015 9 J3 32 7 - - 32 7
2016 30 5 - 1 0 31 5
2017 28 9 - 2 0 30 9
2018 21 2 - 2 0 23 2
2019 13 0 - 1 0 14 0
通算 日本 J1 62 2 9 0 4 0 75 2
日本 J2 187 38 - 5 0 192 38
日本 J3 124 23 - 1 0 130 23
総通算 373 63 9 0 14 0 397 63

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 玉野光南高校・苔口卓也選手、奈良育英高校・上田一志選手を特別指定選手登録 [C大阪]”. J's GOAL (2003年5月29日). 2014年1月4日閲覧。
  2. ^ 苔口 卓也選手加入内定のお知らせ [C大阪]”. J's GOAL (03.11.20). 2014年1月4日閲覧。
  3. ^ 苔口 卓也 選手の加入について』(プレスリリース)ジェフユナイテッド市原・千葉、2008年1月17日http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/tools/page_store/news_3485.html 
  4. ^ 苔口卓也 選手 期限付き移籍 期間満了のお知らせ』(プレスリリース)ジェフユナイテッド市原・千葉、2009年1月10日http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/tools/page_store/news_4324.html 
  5. ^ セレッソ大阪より 苔口卓也選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)カターレ富山、2009年12月22日http://www.kataller.co.jp/news/2009/1222_1.html 
  6. ^ 【富山】スピードキング・苔口、今年も2ケタ弾!”. スポーツ報知 (2014年1月19日). 2014年1月19日閲覧。
  7. ^ 【富山】苔口、プロ10年目で初ハット!快勝呼んだ”. スポーツ報知 (2013年9月30日). 2013年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月28日閲覧。
  8. ^ 2013Jリーグディビジョン2 第35節 苔口 卓也 選手(富山)ハットトリック達成』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年9月29日http://www.j-league.or.jp/release/000/00005356.html 
  9. ^ 苔口卓也選手 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)カターレ富山、2019年12月10日https://www.kataller.co.jp/all/press-release/kokeguchien/2019年12月10日閲覧 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]