芸術選奨新人賞

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芸術選奨文部科学大臣新人賞
受賞対象芸術各分野においてその業績により新生面を開いた人物
開催日3月中旬
会場東京都内ホテル
日本の旗 日本
主催文化庁
報酬賞状
賞金20万円
初回1968年昭和43年
第18回(1967年昭和42年〉度)
最新回2024年令和6年)
第74回(2023年〈令和5年〉度)
公式サイト芸術選奨

芸術選奨新人賞(げいじゅつせんしょうしんじんしょう)、芸術選奨文部科学大臣新人賞(げいじゅつせんしょうもんぶかがくだいじんしんじんしょう)は、文化庁主催の芸術家顕彰制度・芸術選奨により贈られる芸術賞。1968年〈昭和43年〉の第18回(1967年〈昭和42年〉度)より、各年度毎に芸術各分野においてその業績により新生面を開いた芸術家に対し贈られる。

2000年平成12年)の第50回(1999年〈平成11年〉度)までの旧名称は芸術選奨文部大臣新人賞

概要[編集]

第18回芸術選奨1968年)から設定された賞。正式には、「芸術選奨文部大臣新人賞」(1999年まで)、「芸術選奨文部科学大臣新人賞」(2000年から)という。

対象部門[編集]

芸術選奨文部科学大臣賞」と同様に、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興(2004年から)、評論等、メディア芸術(2008年から。メディアアート、漫画、アニメなど)の11分野が対象となる。

表彰[編集]

毎年3月中旬に受賞者が発表され、同月下旬に東京都内のホテルにて贈呈式が行われる。受賞者には賞状と賞金20万円が贈られる。2024年度から80万円に引き上げられた[1]

受賞者[編集]

新人賞と銘打っているが、かなり高齢の者でも受賞する傾向がある[2]。受賞に国籍は問われず、在日外国人の受賞者もいる。異なる部門で複数受賞することがある(演劇・映画各部門で受賞した蒼井優など)。

1960年代・1970年代[編集]

1980年代[編集]

1990年代[編集]

2000年代[編集]

2010年代[編集]

2020年代[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について”. 文化庁ホームページ. 文化庁 (2024年2月28日). 2024年2月28日閲覧。及び【参考】昨年度からの変更点” (PDF). 文化庁. 2024年3月1日閲覧。 “<賞金> 新人賞:20万円→80万円”
  2. ^ 「芸術選奨実施細則」によれば、授賞時原則として五十歳未満となっているが、とりわけ文学部門には五十歳を超えての授賞が目立ち、1992年大久保房男(70歳)や2000年長堂英吉(68歳)といった例がみられる。
  3. ^ 京菓子製造販売・鍵善良房社長

関連項目[編集]

外部リンク[編集]