第56回NHK紅白歌合戦

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第56回NHK紅白歌合戦
会場のNHKホール
ジャンル 大型音楽番組
司会者  総合  みのもんた山根基世
 紅組  仲間由紀恵
 白組  山本耕史
出演者 #出場歌手および#ゲスト出演者の節を参照
エンディング蛍の光
製作
制作 NHK
放送
音声形式ステレオ放送
(デジタル放送は5.1chサラウンドステレオ)
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2005年12月31日土曜日
放送時間19:20 - 23:45
放送分265分
回数NHK紅白歌合戦第56
番組年表
前作第55回(平成16年)
次作第57回(平成18年)
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第56回NHK紅白歌合戦
ジャンル 大型音楽番組
放送方式 生放送
放送期間 2005年12月31日
放送時間 2005年12月31日
放送局 NHKラジオ第1
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第56回NHK紅白歌合戦』(だいごじゅうろっかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2005年平成17年)12月31日JST、以下同じ)にNHKホールで行われた、通算56回目のNHK紅白歌合戦。19:20 - 23:45に生放送された(21:25 - 21:30はニュースのため中断。BShiは別番組)。双方向対応番組。

この回は戦後60年にあたって、『スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜』が実施された。

放送メディア[編集]

国内向けには、総合テレビBS2BShi・ラジオ第1放送。海外向けには、NHKワールド・プレミアムNHKワールドTVでは放送されない)及びNHKワールド・ラジオ日本アジア大陸・東南アジア地域のみ。それ以外の地域は時差放送)。

NHKワールド・プレミアムでは翌2006年(平成18年)1月1日の7:20 - 11:50に再放送が行われた(5分間の中断ニュースを挟む)。

放送まで[編集]

  • 11月21日 に『スキウタ』上位100位の曲が発表された。
  • 12月1日 に、紅白出場者が発表された。
    • 紅白各30組の計60組のうち初出場は16組。ガレッジセールゴリは、フジテレビ系列『ワンナイR&R』で演じたゴリエとして紅組から出場した(女装した男性のソロでは初めての紅組出場である)。正確にはGorie with Jasmine & Joannとして活動しており、メインボーカルはゴリエではなく、女性であるジャスミン・アレンジョアンであるため(ゴリエ本人も若干ソロパートがある)、紅組出場となった。これまで紅白には縁がなかった松任谷由実松任谷由実 with Friends Of Love The Earth名義。なお、松任谷がソロ名義で第62回2011年)に出場した際、初出場ではなく2回目の出場扱いだった)と山崎まさよし(この年デビュー10周年)が初出場を果たし、『スキウタ』のアンケート結果から渡辺美里(この年デビュー20周年)も初出場となった。前回は同年に新曲を発表しなかったことを理由に出場を辞退したSMAP第54回2003年)以来2年ぶりの出場で、第54回同様、白組トリおよび大トリを務めた。
    • 松任谷は出演の打診を受けた際、同ユニットとしての出演の確約をその条件に挙げたという[1]
    • 『スキウタ』に持ち歌がランクインしなかった当時常連出場歌手の美川憲一前川清山川豊(前回は落選で翌年の第57回以降は再び落選している)が問題なく出場を果たした。
    • 他方で、この年デビュー25周年を迎えた松田聖子[2]宇多田ヒカルサザンオールスターズ矢沢永吉EXILE[3]ORANGE RANGE、この年デビュー10周年を迎えた平井堅[4] などが出場を辞退した。その他、番組側はSMAP、TOKIO以外のジャニーズ事務所所属アーティストにもオファーをしたが、ジャニーズ事務所側が断ったという(出場歌手発表時にマスコミから番組側にジャニーズ事務所所属アーティストに関する質問が出た際、番組側が「ジャニーズさんにはもっと出てほしい、とお願いしているんですけど」と回答した)[5]
    • スポーツニッポン』によると松平健(初出場した前回白組歌手の視聴率1位を記録。この年の大河ドラマ義経』に出演したほか、『スキウタ』に「マツケンサンバII」がランクイン)、『夕刊フジ』によると橋幸夫(『スキウタ』に持ち歌3曲がランクイン)、舟木一夫郷ひろみ(この年芸能活動を再開)は落選。
    • いずれも『スキウタ』に持ち歌がランクインした中森明菜徳永英明(翌年デビュー20周年)は、体調不良を理由に出演決定とはならなかった[6]。前者は11月21日付の『日刊スポーツ』に「本紅白で「DESIRE -情熱-」(『スキウタ』ランクイン曲)を歌唱することが濃厚になった」と報じられていた。後者は翌年の第57回で初出場を果たす(同回での歌唱曲は『スキウタ』ランクイン曲「壊れかけのRadio」であった)。
    • この年発売したシングル月夜のタンゴ」がヒットした森光子の出場が有力視されており、自身主演の舞台『ツキコの月 そして、タンゴ』(同曲はこの舞台の主題歌である)の終演後に行った会見で出場に意欲的な発言をしていた(さらに同舞台共演者の石田純一東山紀之少年隊)は光子が出場した際には応援に駆けつけることを宣言していた)[7]。結局出場歌手には非選出となったが、この年の文化勲章受章が決め手となって2年連続でゲスト審査員に起用された(コーナー内で歌唱する可能性も取り沙汰された)[8]
    • モーニング娘。は、卒業メンバーを加えた総勢19名の特別編成での出場となり、注目を集めた(卒業メンバーのうち3名は松浦亜弥&DEF.DIVAとしても出場。またWとして活動していた辻希美加護亜依の2名は、前回で初出場を果たした)。
    • 和田アキ子が、m-flo loves Akiko Wadaとして白組から出場。
    • 5年連続出場のCHEMISTRY(初出場以来)、4年連続出場の島谷ひとみ(初出場以来)、3年連続出場の森山良子(通算10回)・倉木麻衣(初出場以来)・一青窈(初出場以来)・後藤真希(初出場以来。ただしこの以前モーニング娘。として出場歴があるほか、3年連続別名義[9] で出場)は翌年不出場(倉木は辞退)となり、今回で連続出場が途絶えた。CHEMISTRY・良子・島谷・後藤は今回が最後の出場となっているが、一青は第58回2007年)、第59回2008年)、倉木は第68回2017年)で復帰している。
    • 第52回2001年)の初出場以来連続出場していた松浦亜弥もソロ歌手としては今回が最後の出場となっている[10]
    • 前回の初出場以来2年連続出場の氣志團は翌年不出場となり、また今回が最後の出場となっている。ただし、翌年の第57回に同ボーカルの綾小路翔と同一人物であるDJ OZMAが出場している。
  • 12月21日には出場曲が発表されて、その9日後の30日には曲順が発表された。
    • 曲目決定に関し、『スキウタ』のデータがどのように反映されたのか分かりにくい結果となった。実施方法の不備、組織票による出場歌手への反映などの問題点が指摘され、アンケートの意義を含めて賛否の声が上がった(当該記事参照)。
    • 当初、紅組トリに内定していたDREAMS COME TRUE(10回出場達成)は直前になってから、同ボーカルの吉田美和が「緊張する」と急遽辞退し、紅組トリはこの年デビュー35周年を迎え10回出場を果たした天童よしみが務めることになった。

当日のステージ[編集]

エピソード[編集]

  • 初出場のDef Techは、インディーズアーティストとして史上初の出場となった。
  • 司会の山本耕史前川清を「山川」(山川豊が出場していた)と間違え、慌てて訂正する一幕も。この時前川は歌い終わりの挨拶で「山川でした」と言って笑いを取った。また、みのも後で前川に「山川さん」とわざと呼びかけたり、第35回1984年)において、都はるみを「ミソラ」と言い間違えた生方惠一(当時NHKアナウンサー)を引き合いに出すなど終始ネタにされた。
  • WaT小池徹平が演奏開始直後にギターの弦を切ってしまった。また、丁度サビに入ったところでカメラマンが誤ってマイクスタンドを2本とも倒してしまう。ウエンツ瑛士が機転を利かし、スタンドが立て直されるまでの間、2人は声を張り上げて歌い続け、マイクが直った後は観客から大きな拍手が送られた。
  • 中島美嘉の時は時間が押していたらしく、彼女が「雪の華」の歌唱終了直後、同曲の後奏を切る形で、いきなり次の北島三郎の「風雪ながれ旅」のイントロが流れ、不自然な終わり方となった。また、曲紹介では仲間に「なかまみか」と言い間違えられた。
  • 美川憲一も同様に曲前に予定されていた司会陣とのトークを省略される格好となった。美川は番組後の会見で「私の曲紹介がカットされたのは、みのさんが喋り過ぎたから。」と述べた[15]
  • ポルノグラフィティの「ジョバイロ」は、曲紹介を省略され、曲の最後で歌詞を間違えた。
  • ラジオ局(文化放送)アナウンサー出身であるみのが、ラジオ放送席から聴取者に向けたラジオ放送のみのメッセージを送った。これは番組側がみのに与えた、2分間のフリートークの一環として行われたものである。
  • ゴリエの歌唱時、ゴリエとバックダンサーでフジテレビなどフジサンケイグループ各社で統一シンボルマーク社章として使用している目玉マークを作ったことが話題となり、NHKスタッフの間では評判が高かった(振り付け・北垣美沙)。その後のエンディングでゴリエがパンチラをやったことから、みのにダメ出しされる。また、歌を歌っているジョアンが当時13歳のため21時以降の出演ができずにエンディングには不参加であった。その後、『ワンナイ』で舞台裏を公表している。
  • グループ魂の曲紹介時にみのが「司会者の魂」として、「おもいッきり、ズバッ!と」と自身の日本テレビ系列やTBS系列での司会番組(『午後は○○おもいッきりテレビ』、『みのもんたの朝ズバッ!』・『みのもんたのサタデーずばッと』)の名前を出して話す場面があった。
  • グループ魂の歌唱中、同ボーカルの破壊(阿部サダヲ)が、ゲスト審査員の琴欧洲勝紀(現:年寄・15代鳴戸)のもとに行き、「君はヨーグルトのコマーシャルで観たことがある。でもNHKだから商品名とか言っちゃいけない(→放送法83条1項及び定款51条(広告・宣伝放送の禁止)違反)。どこのヨーグルト?」と話しかけ、琴欧州が「ブルガリア(当時:明治乳業、現:明治)」と返し、破壊が「商品名言ってるじゃん」と言い会場が爆笑するという、法令違反を逆手に取ったギャグを披露する場面があった。なお、歌唱前に前説の港カヲル(皆川猿時)が、曲名を「仮面ライダー」とボケて、第37回1986年)で白組司会の加山雄三少年隊仮面舞踏会」を「仮面ライダー」と間違えて紹介したハプニングのパロディを行っている。
  • 松任谷由実With Friends Of Love The Earthは当初、中継車の電波範囲の問題で黄浦公園からの中継も検討されたが、中国政府の許可が降りず断念し、上海のホテル「和平飯店」屋上から生出演。
  • みのと山本が大トリのSMAPの曲紹介をする際、みのが山本に「(大トリは)どなたのどの曲?ファイナルアンサー?」と聞き、山本が「SMAPの皆さんで「Triangle」。ファイナルアンサー」と返すやりとりがあった[16]。「ファイナルアンサー」はみのが司会を務めるフジテレビ系列『クイズ$ミリオネア』でみのと出場者が使う台詞である。
  • 時間が押してしまい、結果発表後にみのが優勝旗を急いで山本に渡し、さらに旗を渡している真っ最中に「蛍の光」が始まるなど例年になく慌しい幕切れになった。
  • 本紅白終了の40分後、新年明けてからすぐに、紅白の出番を終えたばかりのさだまさしが司会をする生放送番組『新春いきなり生放送!!「年の初めはさだまさし」』(2021年現在も続く『今夜も生でさだまさし』の記念すべき第1回放送にあたる)が放送され、司会のさだの他にさだと親交のある紅白出場歌手(小林幸子平原綾香スキマスイッチ)が出演し、本紅白を振り返る内容が放送された(その際には、さだが本紅白の内容を批判している)。この企画が好評であったことから、翌年から紅白出場歌手のゲスト出演はなくなったものの、番組は毎年同様に生放送されている(さだの紅白出場有無にかかわらず)。
  • 和田アキ子は本紅白放送当日に生放送されたニッポン放送ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』内で「(本紅白に)口パクが6組いる」と内幕を暴露した[17]
  • 今回、スーパーハイビジョン(8K)による実験収録を行った[18]。これ以降、第68回2017年)まで幾度かの8K実験収録を経て、第69回2018年)より衛星放送を通じて8Kでの生中継が実施される。

結果[編集]

審査の集計方法が大きく見直され、会場審査・デジタルテレビ・携帯電話を含めた全審査員の投票数全てをそのまま反映するようになった。これは前回の紅組優勝に苦情が寄せられたこと[19]不祥事に伴う信頼回復策の一環として視聴者の意見を重視してイメージアップを図ることが目的だったという。

なお、会場での審査には専用の紅白の団扇のうち勝ったと思われる方をステージ上のレーダーに向ける『ポップジャム』でのブレイクレーダーの方式が用いられた。団扇を用いる審査は、第53回2002年)以来3年ぶりであったが、団扇はブレイクレーダーに反応するよう、加工が施してある(これまであった両組司会の似顔絵は描かれていない)。また、今回からNHK番組制作局長が務めていた審査委員長は撤廃となった。

投票の結果、28,884対23,414で白組が優勝し、通算「紅組28勝・白組28勝」のタイとなった。

なお、ゲスト審査員の投票は6対4で紅組が優勢。

前回までNHKの放送総局長が司会者に優勝旗を渡すのが恒例だったが、今回はみのが山本に優勝旗を渡した。

司会者[編集]

元NHK会長の海老沢勝二による「NHK色を強めたい」との強い意向により、ここ4年間NHKアナウンサーで司会陣が固められていたが、海老沢がこの年NHK会長を辞任したこともあり、今回より第51回2000年)以前と同じくNHKアナウンサー以外も務める体制に戻った。

みのはNHK地上波での初司会[20]。みのは当時61歳で、これは紅白における男性司会者の最年長記録且つ史上初の60代男性による司会となった。腰部脊柱管狭窄症をおしての出演で、本紅白終了後に一時入院生活に入った。

仲間については、『スポーツニッポン』(11月17日付)によると、番組側は当初ゲスト審査員起用も考えたが、好感度の高さから司会での起用に踏み切ったという。

今回は司会者に関して、初めて区別を設けないことになったが、事実上は紅組司会を仲間、白組司会を山本、総合司会をみの、進行を山根が担当した。これは番組冒頭部でみのが独自に仲間には紅組を支えるリーダーを、山本には白組を支えるリーダーをしてもらう旨を発言したことによる。翌年の第57回 - 第71回2020年)は再び司会ポストが分かれる体制となり、第72回2021年)以降は再び司会の区別が廃止されている。また11月17日にみのと山根、12月8日に仲間と山本の起用をそれぞれ発表する形だった。司会者を分けて発表したことについて、第1陣の発表時に芸能番組センター部長の茂手木秀樹が「本当は今日1回で発表したかったが、交渉の関係で発表が間に合わなかった」と話した[21]

また、従来の組司会・総合司会の形態を変えた理由について、茂手木は「世代間の対話を大事にしたい。今までの紅白の対立構造に無理があると考えた」と説明した[22]

みのはリハーサル時に進行の方針を巡ってスタッフと対立していたことが表沙汰となった[23]。みの本人は紅白終了後の会見で「満足度は10%。大不満」「もう少し演出の方法があるね。曲紹介に主眼を置くNHKと自分には相容れないものがあった」「尊敬する宮田輝さんがやっていた『ふるさとの歌まつり』みたいなのをやりたいね」とのコメントをし、NHKと決別宣言をした[24][25]。みのは翌年司会続投に意欲を見せる発言を行ったが、選出ならず(実際司会続投案があったが、上記発言が影響し落選になったとされる[26])。みのの司会担当は今回限りとなっている(山本・山根も同様。一方仲間は翌年も続投)。

『スポーツ報知』、『日刊スポーツ』、『スポーツニッポン』、『サンケイスポーツ』、『ZAKZAK』が揃って11月17日付において、仲間の司会(紅組司会)起用が有力であると報じていた。さらに、『スポーツ報知』、『日刊スポーツ』、『サンケイスポーツ』、『ZAKZAK』はSMAP中居正広の司会(白組司会)起用の可能性があるとしていた(『スポーツ報知』については、中居だけでなく同じくSMAPの草彅剛香取慎吾が起用される可能性があるとも報じた。『スポーツニッポン』は男性司会者(白組司会)の人選について、「局アナを含めて検討中」とした)。その後、『日刊スポーツ』、『デイリースポーツ』が揃って12月8日付において、仲間・山本の起用を報じた。

東京スポーツ』(12月2日付)、『ゲンダイネット』(2006年11月20日付)によると中居については、司会の打診を辞退したとされる(辞退理由は「みののサブ的位置の司会を掲示したNHKに不満を抱いたため」と位置付けられた。『ゲンダイネット』によると翌年の第57回で中居が白組司会に起用されたのはNHK側が中居側に今回の侘びをする意味もあったほか、今回司会者の区別を廃止としたのはみのと中居に何とか共同司会をしてもらうための策でもあったという)。

その他、この年秋には『週刊現代』が本紅白の司会候補に船越英一郎(この年の『思い出のメロディー』の司会)が挙がっていると報じていた[27]

その他の番組担当者[編集]

メイン演奏[編集]

審査員[編集]

  • ゲスト審査員(別記
  • デジタルTV審査員(デジタル総合・BShiデジタルの視聴者)
  • ケータイ審査員(携帯電話で審査、10,000名)
  • ふるさと審査員(デジタルTV審査員・ケータイ審査員の応募者から抽選で会場に招待された20名)
  • 会場審査員(ふるさと審査員・特別審査員を含めたNHKホールの観客全員)

出場歌手[編集]

      初出場      返り咲き

紅組 白組
曲順 歌手 曲順 歌手
第一部
2 川中美幸 18 二輪草 1 細川たかし 31 北酒場
3 鈴木亜美 3 Delightful 4 北山たけし 男の出船
5 水森かおり 3 五能線 6 w-inds. 4 十六夜の月
7 坂本冬美 17 ふたりの大漁節 8 布施明 21 少年よ
10 松浦亜弥 5 気がつけば好きすぎて♪盛り上がって♪LOVEマシーン! 9 コブクロ
DEF.DIVA
モーニング娘。 8
12 BoA 4 抱きしめる 11 氣志團 2 One Night Carnival
14 長山洋子 12 芭蕉布 13 ゴスペラーズ 5 ひとり
16 藤あや子 14 むらさき雨情 15 森山直太朗 2 風花
18 倉木麻衣 3 Love, Day After Tomorrow 17 美川憲一 22 愛の讃歌
20 島谷ひとみ 4 亜麻色の髪の乙女 19 前川清 15 夜霧よ今夜も有難う
21 平原綾香 2 明日 22 鳥羽一郎 18 海の匂いのお母さん
山川豊 11
23 香西かおり 13 無言坂 24 スキマスイッチ 全力少年
25 伊藤由奈 ENDLESS STORY 26 TOKIO 12 明日を目指して!
28 大塚愛 2 プラネタリウム 27 CHEMISTRY 5 almost in love
吉永小百合による原爆詩の朗読
30 森山良子 10 さとうきび畑 29 さだまさし 17 広島の空
第二部
全員ソング スキウタ1位曲 「世界に一つだけの花
31 倖田來未 倖田來未 スペシャルバージョン[28] 32 D-51 NO MORE CRY
33 浜崎あゆみ 7 fairyland 34 氷川きよし 6 面影の都
35 ゴリエ Pecori ♥ Night 36 WaT 僕のキモチ
タイムスリップ60年 昭和平成ALWAYS
1:東京ブギウギ
2:上を向いて歩こう
3:恋のバカンス
4:バン・バン・バン
5:17才
6:年下の男の子
7:UFO
8:プレイバックPart2
9:YOUNG MAN
10:セーラー服を脱がさないで
37 小林幸子 27 越後絶唱 38 T.M.Revolution 3 WHITE BREATH
39 一青窈 3 ハナミズキ 40 グループ魂 君にジュースを買ってあげる♥
41 aiko 4 スター 42 山崎まさよし One more time, One more chance
44 石川さゆり 28 天城越え 43 ポルノグラフィティ 4 ジョバイロ
46 AI Story 45 森進一 38 おふくろさん
48 夏川りみ 4 涙そうそう 47 アリス 2 アリス プレミアム 2005[29]
50 松任谷由実 with
Friends Of Love The Earth
Smile again 49 Def Tech My Way
51 DREAMS COME TRUE 10 何度でも〜紅白スペシャルバージョン〜[30] 52 五木ひろし 35 ふりむけば日本海
53 渡辺美里 My Revolution 54 m-flo HEY!
Akiko Wada 29
55 中島美嘉 4 雪の華 56 北島三郎 42 風雪ながれ旅
57 天童よしみ 10 川の流れのように 58 SMAP 13 Triangle

ゲスト出演者[編集]

ゲスト審査員[編集]

演奏ゲスト[編集]

  • DEPAPEPE:「タイムスリップ60年 昭和・平成ALWAYS」コーナーに出演し、「上を向いて歩こう」を演奏した。
  • 服部隆之:山崎まさよしの楽曲の演奏指揮。
  • 宮川泰:エンディング「蛍の光」の指揮担当。

応援ゲスト[編集]

この年ブレイクしたレイザーラモンHGのゲスト出演の可能性が各所で報じられた[31][32] が、当日は三重県志摩市にある志摩スペイン村での営業が既に決まっていたこともあり実現しなかった。

スタッフ[編集]

視聴率[編集]

放送日の12月31日の夜、TBSフジテレビでは高い視聴率が見込める格闘技の特別番組を用意し(「K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!」・「PRIDE 男祭り 2005」)、日本テレビテレビ朝日も各自特別番組を編成して紅白に対抗した。また例年『年忘れにっぽんの歌』を放送しているテレビ東京は紅白の開始時間である19時20分前後に(紅白には落選した)松平健の「マツケンサンバI〜III」のメドレーを放送した。

視聴率競争のさらなる激化が予想された中で、司会のみのもんたは「視聴率65%、最低でも50%」と意欲を見せていたが、結果は1部が35.4%(前年30.8%)、2部が42.9%(前年39.3%)で、前年を4.6%、3.6%上回った(以下、データは関東地区、総合テレビのみでBS2・BSハイビジョンは含まない。ビデオリサーチ社調べ。以下同じ)。最後の紅白得点結果発表で、瞬間最高視聴率50.1%を記録した。例年史上最低を更新する状況にこそ歯止めがかかったものの、目標とした65%にははるかに及ばず、みのは「自分の非力を嘆いています」とのコメントを発表した。

また、視聴率は、フジテレビ『PRIDE 男祭り 2005』が17.0%(20時〜23時、番組全体では16.2%(前年14.0%))、TBS『K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!』(21時〜23時40分)が14.8%(前年20.1%)などとなった。

過去2年間翌年2月に総合テレビで行われていた再放送は、2006年トリノオリンピック中心で編成が組まれていたため行われなかった。

脚注[編集]

  1. ^ 日刊スポーツ』2005年11月17日付
  2. ^ スケジュールの都合が合わなかったため(『夕刊フジ』より)。
  3. ^ 公式ファンクラブのカウントダウンライブに出演するため(『スポーツ報知』より)。
  4. ^ スケジュールの都合が合わなかったため(『スポーツ報知』より)。
  5. ^ 東奥日報・2005年12月1日付
  6. ^ 『夕刊フジ』より
  7. ^ http://gforum.jp/news/detail/3908
  8. ^ 東京中日スポーツ』2005年12月14日付
  9. ^ 後藤真希→後藤真希&松浦亜弥→DEF.DIVA。
  10. ^ 翌年の第57回にはGAMとして出場。そしてこれ以降出場はしていない。
  11. ^ スポーツ報知』2010年12月25日付には「第57回 - 第60回は中居が(組)司会だったためSMAPの白組トリ(大トリ)がなかった」と書かれている。並びに中居が組司会兼任の回ではSMAPが白組トリを務めることができないとも取れる内容の見解も示されている。
  12. ^ 紅白における親子の同一曲同時歌唱は史上初。
  13. ^ 2006年-2008年は「前川清&クール・ファイブ」として、出場している。
  14. ^ また細川はこの年の大河ドラマ『義経』にも平重衡役で出演していた。
  15. ^ サンケイスポーツ』2006年1月の報道
  16. ^ 合田道人『紅白歌合戦の舞台裏』
  17. ^ 『スポーツ報知』2006年1月1日付
  18. ^ 第56回NHK紅白歌合戦のリハーサル現場からレポート(2005年12月30日)PHILEWEB、2018年11月15日閲覧。
  19. ^ 前回はお茶の間デジタル審査員の票は42,108対26,929で白組が圧倒的であったが、特別審査員の多くが紅組に投票したため、紅組が8対5で優勝という事例が発生。視聴者票を覆した結果に視聴者・マスコミから批判の声が挙がっていた。ちなみに、第67回(2016年)でも同様の理由で批判が起きている。(紅組が9対6で優勝)
  20. ^ みのの本紅白以前のNHKでの司会は1999年7月25日放送のBS2『いまさら聞けないあなたのためのNHK流行講座』のみ(『サンケイスポーツ』2005年11月18日付)。司会を除くNHK出演は1985年8月20日・12月6日放送の『ひるのプレゼント』にゲストとしての出演、1997年3月21日放送のBS2『ウイークエンド・スペシャル』、2002年10月放送の『わたしはあきらめない』のみである。
  21. ^ スポーツ報知』2005年11月18日付
  22. ^ 同じく『スポーツ報知』2005年11月18日付
  23. ^ 『サンケイスポーツ』2005年12月30日付
  24. ^ 日刊スポーツ・2006年1月1日
  25. ^ テレ朝芸能特報 2006年1月1日
  26. ^ 詳細は「第57回NHK紅白歌合戦」の項を参照。
  27. ^ 船越英一郎を『紅白歌合戦』司会に抜擢のワケ
  28. ^ キューティーハニー」「Butterfly」のメドレー
  29. ^ 狂った果実」「遠くで汽笛を聞きながら」のメドレー
  30. ^ 「何度でも」「やさしいキスをして」のメドレー
  31. ^ 『ZAKZAK』(2005年10月27日付)
  32. ^ 『スポーツニッポン』2005年12月12日付

関連項目[編集]

外部リンク[編集]