竹田篤司

竹田 篤司(たけだ あつし、1934年10月5日[1] - 2005年6月3日)は、日本哲学者。元明治大学教授。

愛知県生まれ。東京教育大学文学部哲学科、同大学院仏文学専攻博士課程中退。明治大学教養部教授を務め、2005年定年退任後、膵臓癌のため死去した。

デカルトパスカルなどフランスモラリスト哲学者を研究し、『怪傑デカルト』の型破りな翻訳も話題になった。

西田幾多郎の弟子下村寅太郎に師事し、京都学派についても研究を進め、野上弥生子と晩年の田辺元との「往復書簡集」を編み、恋愛関係などを明らかにした。

著書[編集]

共編著[編集]

古田光廣川洋一中野幸次竹田篤司上妻精飯島宗享城塚登、岩永達郎、新田義弘市倉宏祐による共編著

翻訳[編集]

児童向け[編集]

  • みつごのおてんばむすめ メルセ・コンパニュ 辻昶共訳 DEMPAペンタン
    • すてきないろのまち 1986
    • ちびっこオーケストラ 1986.11
    • もうすぐクリスマス 1986.11
    • おかねもうけはたいへん 1987.11
    • スポーツだいすき 1987.11
    • たのしいキャンプ 1987.11
    • いたずらだいすき 1989.9
    • いよいよようちえん 1989.9
    • こんにちはみなさん 1989.9
  • どこにいるのダビドくんシリーズ ドローレス・マヨルガ 辻昶共訳 ペンタン
    • ダビドくんといろいろなおはなし 1991.9
    • ダビドくんまちへいく 1991.9
    • ダビドくんのなつやすみ 1992.12
    • ダビドくんたびにでる 1992.12

脚注[編集]

  1. ^ 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.360