竹生沙由里

竹生 沙由里(ちくぶ さゆり、2月12日 - )とは元宝塚歌劇団花組主演娘役の人物である。滋賀県大津市出身。滋賀大学附属中学校出身。宝塚歌劇団時代の公称身長は160cm。宝塚歌劇団時代の愛称はこのみちゃん。

来歴・人物[編集]

1962年宝塚音楽学校に入学。

1964年50期生として宝塚歌劇団に入団。雪組公演『花のふるさと物語[1]』で初舞台を踏む。宝塚入団時の成績は58人中3位[1]。同期には、女優鳳蘭(元星組主演男役)、同じく女優の汀夏子(元雪組主演男役)、朝みち子1986年 - 1990年月組組長)、元政治家タレント但馬久美1983年 - 1986年に花組組長)、タレントの大原ますみ(元雪組・星組主演娘役)らがいる。

1965年3月20日月組[1]に配属され、1969年花組[1]異動となる。

異動後間もなく花組主演娘役として活動した。

1972年11月27日[1]で宝塚歌劇団を退団。最終出演公演の演目は花組公演『炎の天草灘/ポップ・ニュース[1]。(東京公演では『浜千鳥/ポップ・ニュース』)

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

  • ウエストサイド物語』(月・雪組)(1968年8月1日 - 9月1日、宝塚大劇場
  • 『テ・キエロ』(花組)(1969年4月26日 - 5月29日、宝塚大劇場)
  • 『永遠のカトレア』(花組)(1970年2月6日 - 3月12日、宝塚大劇場)
  • 『炎』『ドリーム・ア・ドリーム-夢に歌うピエール-』(花組)(1970年7月3日 - 7月30日、宝塚大劇場)
  • 『アポローン』(花組)(1970年10月29日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『ジョイ!』(花組)(1971年3月26日 - 4月27日、宝塚大劇場)
  • 『浜千鳥』(花組)(1971年7月31日 - 8月25日、宝塚大劇場)
  • 『シシリーの夕陽』(花組)(1971年10月30日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 『哀愁のナイル』『ラ・ロンド-恋人たちの円舞曲-』(花組)(1972年1月29日 - 2月24日、宝塚大劇場)
  • 『浜千鳥』『ザ・フラワー -ガールズ500-』(花組)(1972年4月27日 - 5月30日、宝塚大劇場)
  • 『炎の天草灘』『ポップ・ニュース』(花組)(1972年9月2日 - 10月1日、宝塚大劇場)
  • 『浜千鳥』『ポップ・ニュース』(花組)(1972年11月3日 - 11月27日、東京宝塚劇場)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ2014年4月1日、68-69頁。ISBN 9784484146010